【プレゼントも♪】お城、教会、そしてお菓子。伝統とレトロが息づく港町、長崎・平戸をめぐる旅
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【プレゼントも♪】お城、教会、そしてお菓子。伝統とレトロが息づく港町、長崎・平戸をめぐる旅

城下町の趣を残す街並みに、厳かな空気をまとった教会の姿。 藩主ゆかりの茶道「鎮信流」の茶席に、海の向こうから伝わった南蛮菓子を供する。 和と洋がともに息づく風景も文化も、この町ではごく自然なもの。ところが、そこに暮らす人々には当たり前でも、旅人の目にはどこか新鮮で、少しだけ不思議に映ります。 日常から一歩離れ、異なる文化がやわらかく溶け合う場所で、自分だけの“ご褒美”を見つける。そんなひとときを求めて、長崎・平戸へ1泊2日の旅にでかけませんか。

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【1日目】海を望む丘に立つ「平戸城」で、360度のパノラマに息をのむ

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1559(慶長4)年、平戸藩藩主・松浦鎮信によって築城された平戸城 写真提供:株式会社狼煙

最初の目的地は、平戸のシンボルであり、日本100名城の一つに数えられる「平戸城」へ。 天守が立つ丘陵地は、三方を海に囲まれた天然の要塞です。陸側から天守を目指すと、目の前に現れるのは木立に包まれた急勾配の石畳。城を攻め落とそうにも、一気に駆けのぼることは難しく、そう簡単には近づけない堅固な構えです。

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急な坂道、石段を登って天守閣をめざす

そのぶん、登る者にだけ許される特別なごほうびも待っています。 石段を一段ずつ、少し息を弾ませながら登った先、天守閣最上階には疲れも吹き飛ぶような絶景が広がります。

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天守閣から眺める平戸港の風景。対岸右手側に平戸オランダ商館が見える 写真提供:(一社)長崎県観光連盟

目の前には、きらきらと輝く平戸瀬戸の海。真っ赤な平戸大橋や、異国情緒あふれる街並みが織りなす360度のパノラマが続きます。 きっと、かつての城主たちも、この美しい景色に心を奪われたに違いありません。

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左上)館内は大型スクリーンを用いたパノラマ映像や遊びながら歴史が学べるデジタル機器を展示した歴史体験アミュージアム 右上)1718年再建時の「鯱瓦」と松浦家家紋「梶の葉」紋額 左下)大人も楽しめる石垣のパズル 右下)モダンなしつらえの天守閣最上階

館内は、歴史ファンならずとも楽しめる仕掛けがいっぱいです。 平戸藩ゆかりの刀剣や甲冑、古文書など、街の歩みを物語る品々のほか、刀で斬って答える「平戸クイズ」や「石垣パズル」など、遊び心のある展示が充実しています。 最近では、懐柔櫓に城泊できる「平戸城CASTLE STAY 懐柔櫓」も話題です。

平戸城

ヒラドジョウ

clock-icon8:30~18:00(10~3月は~17:00)
pin-icon無休(12月30~31日休館)
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歴史ある櫓が洗練されたラウンジに。「INUI(イヌイ)」でひと休み

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シュワッと弾ける爽快感と、夏香の優しい甘さが体に染みわたる「平戸夏香ソーダ」612円、「ミルクセーキ」663円。テイクアウトもOK

平戸城内の散策の途中に、ぜひ訪れたいのが、亀岡神社のすぐ近くにある「乾櫓(いぬいやぐら)」です。館内は、歴史的な外観からは想像もつかないほどシックで洗練された空間。

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乾櫓の中とは思えないほどシックでモダンな店内

ここ「INUI」は、かつての武器庫をリノベーションしたカフェ。まるで高級ホテルのラウンジのような落ち着いた雰囲気のなかで、平戸ならではのご当地スイーツやドリンクが楽しめます。 ぜひ味わってほしいのが、平戸特産の柑橘「平戸夏香(なつか)」を使ったメニュー。平戸で唯一の果樹園「善果園」で大切に育てられた夏香は、とろっとした果肉とさっぱりとした甘みが特徴です。 長崎名物のスプーンで食べるスタイルのミルクセーキもおすすめ。卵の濃厚なコクがありつつ、シャリシャリとした氷の粒がアクセントになり、後味は驚くほど軽やかです。 窓の外に広がる歴史ある景色を眺めながら、静かなひとときを。自分を慈しむような、贅沢な時間を過ごせます。

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400年愛される、老舗「平戸蔦屋」で黄金色のカスドース

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左上)カスドースの老舗として有名な「平戸蔦屋」 右上)松浦家35代煕の命により6年の歳月をかけてつくられた「百菓」。それらの製法を記した『百菓之図』原本をもとに再現した「烏羽玉(うばたま)4個1296円 左下」平戸蔦屋に伝わるお菓子の道具類を展示 右下)和洋の技法をもとに、さまざまなお菓子を考案

平戸の旅に欠かせないのが、伝統あるお菓子との出会いです。街歩きの足休めにも、ぜひ立ち寄りたいスポットです。 創業1502(文亀2)年、九州最古の菓子舗「平戸蔦屋(つたや)」は、江戸時代から藩主松浦家の御用菓子司を務めてきた名店。歴史を感じさせる建物に足を踏み入れると、モダンな販売スペースと奥に趣のある座敷があり、和の風格と洋のエッセンスが美しく調和しています。

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「カスドース」2個入540円。ひと口頬張ると、砂糖のシャリッとした歯ざわりと卵の濃厚な風味が重なり、やさしい甘味がふんわりと広がる

この老舗を訪れたら、まず味わいたいのが平戸銘菓「カスドース」です。 ふんわりと焼き上げたカステラを卵黄にくぐらせ、熱い糖蜜でさっと揚げ、仕上げに砂糖をまぶした南蛮菓子。ポルトガルの宣教師から伝わったとされ、かつては平戸藩外不出の献上菓子として、ごく限られた人だけが口にできた特別な甘味だったそう。 製法は、江戸時代の図譜『百菓之図』にも記されていて、当時から銘菓として知られていたことがうかがえます。

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「牛蒡餅」(黒・白・抹茶各2本入)648円。中国から伝来したと伝わる餅菓子

「牛蒡餅」もカスドースと並び、平戸を代表する銘菓です。名は形がゴボウに似ていることに由来。しっとり、もちもちっとした舌ざわりと、上品な甘さが印象的で、お茶請けにぴったりの逸品です。

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「花かすてぃら」1個216円。しっとりとした生地にシナモンが香る

シナモンをきかせた生地の中にこしあんを包んだ和洋折衷の「花かすてぃら」。愛らしい花形はどこかモダンな印象ながら、そのルーツは江戸時代にさかのぼるのだとか。紅茶やコーヒーと相性ぴったりです。

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木造2階建ての建物は「按針の館」としても知られる観光スポット

趣のある建物は、1600年にオランダ艦隊の航海長として日本へ渡ってきたウィリアム・アダムス、日本名・三浦按針の居宅跡といわれるもの。 座敷のイートインスペースでは、ガラス越しに中庭を眺めながら、購入したお菓子を味わうことができます。お茶は無料サービス。コーヒーはおかわり自由で300円。

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歴史の息づかいを感じる「松浦史料博物館」で、かつての藩主の情熱にふれる

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展示品のほとんどがオリジナル。本物ならではの重みと息遣いが感じられる

街を見下ろす高台に立つ「松浦史料博物館」は、1893(明治26)年に建てられた旧平戸藩主・松浦氏の邸宅をそのまま活用した博物館です。 扉を開けると、そこは時をさかのぼったかのような別世界。 松浦家ゆかりの武具や調度品、美しい茶道具から、貿易の拠点だった平戸ならではともいえる海外のめずらしい品々まで、約200点を展示しています。

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江戸時代初期の幕府御用絵師であった狩野探幽(1602~1674)の筆として、松浦家に伝わった「狂獅子図屏風」

なかでも、「学芸大名」といわれた江戸時代後期の藩主、松浦家第34代松浦静山(せいざん)のコレクションは必見です。 静山は自ら楽歳堂(らくさいどう)という文庫を設け、歴史資料や美術品など多くの文物を守り伝えました。ここに並ぶ展示品の多くがレプリカではなく、オリジナル資料だというのも、そうした静山の尽力があったからこそといえるでしょう。

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右が鎮信の甲冑、左が煕の具足

見どころのひとつは、国の重要文化財に指定されている松浦家第26代鎮信の甲冑と、第35代煕(ひろむ)が用いた具足。 実際に目にすると、その大きさに驚かされます。 二人とも、当時としては珍しい身長180cmほどの大男だったとも伝えられています。

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伊能忠敬が描いた平戸の地図のほか、長崎、九州の地図も展示している

伊能忠敬が測量した平戸の地図も貴重な展示品のひとつ。 当時、測量の費用は各藩の持ち出しだったため、多くの藩が費用の捻出に頭を悩ませていました。とくに平戸藩は海岸線が複雑で、九十九島も含まれていたことから、相当な費用がかかると心配されていたそうです。ところが折よく豊作の年にあたり、無事に経費をまかなうことができたのだとか。 現在、展示されている地図は、静山と伊能の親交により、極秘に譲られたと伝わる大変貴重なものです。

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茅葺造りの「閑雲亭」。抹茶体験が楽しめる

敷地内には、平戸独自の茶道・鎮信流(ちんしんりゅう)を体験できる茶室「閑雲亭(かんうんてい)」や、平戸の食材を味わえる食事処「眺望亭 寅の月」も。歴史にふれたあとは、ゆったりとした時間を楽しむのもおすすめです。 ※2026年3月末までは「閑雲亭」準備室の大規模改修に伴い、茶道体験は休止中。利用の際は事前にご確認ください。

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松浦史料博物館

マツラシリョウハクブツカン

clock-icon8:30~17:30(閑雲亭9:30~17:00)
pin-icon無休(閑雲亭は不定休)
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https://www.matsura.or.jp/
入館料660円・呈茶料大人1100円

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200年前の米蔵に住むように泊まる♪今宵の宿「The 曜 Terrace(ザテラス)」へ

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レセプションは入り口の異なる同じ建物内に。併設のカフェは2026年春にリニューアルオープン予定で、地元食材を使った新たなご当地グルメも登場する

1日目の締めくくりは、「アルベルゴ・ディフーゾ」の一拠点となっている「The 曜 Terrace」。 「アルベルゴ・ディフーゾ」とは、イタリア発祥の分散型宿泊のスタイル。街に点在する複数の施設をネットワークとして結び、街全体をひとつの宿に見立てるという概念です。 平戸市は「アルベルゴ・ディフーゾタウン」に世界ではじめて認証された地域で、「The 曜 Terrace」はその中核を担う施設として位置づけられています。

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ステンドグラスを配した、エキゾチックな雰囲気

江戸時代に建てられた米蔵をリノベーションしたこの「The曜Terrace」は、どこか懐かしく、それでいて新しい空間。客室は2部屋、事前連絡で2部屋をコネクティングルームとして利用することもできます。

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2階の寝室は、どこか屋根裏部屋を思わせるたたずまい。非日常の空気が漂う

内部はメゾネットスタイル。1階はモダンな家具を配した、洗練された雰囲気の空間です。2階の寝室は、天井に渡された樹齢200年の黒松の梁がダイナミックな存在感を放ち、やわらかな漆喰壁と調和したアートなたたずまい。 江戸から昭和、そして現代へ。受け継がれてきた時間の層が静かに重なり合う空間には、包み込まれるような安心感と、非日常へと誘われる不思議な感覚が漂います。

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バス、トイレ、アメニティ付き。キッチンは付いていないので、周辺のご当地グルメを楽しみたい

夕食は、街なかの提携店を利用することも、自由に店を選ぶこともできます。朝食は事前予約で用意してもらうことが可能。もちろん、気になる朝食のお店へ足を運ぶのもいいでしょう。 宿のすぐ目の前には無料で利用できる「平戸温泉うで湯あし湯」があり、気軽に平戸温泉の湯を楽しむことができます。 食事やカフェ、温泉などを街歩きとともに満喫できるのも、分散型ホテルならではの魅力ですね。

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The 曜 Terrace

ザテラス

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【2日目】海を越えた交易の舞台「平戸オランダ商館」

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白い壁面が目を引く「平戸オランダ商館」の外観 写真提供:(一社)長崎県観光連盟 

平戸桟橋から海沿いを歩いていくと、ひときわ目を引く真っ白な建物があらわれます。 ここは、長崎・出島へと拠点が移る以前、海外との交易でにぎわった国際交流の舞台、「平戸オランダ商館」です。

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新しく建築した倉庫の破風に西暦の年号が刻まれていたことが幕府の目に留まり、禁教令の下、すべての建物の破壊が命じられることに。その後、オランダ商館は長崎・出島に移ることになった

現在の建物は、1639(寛永16)年に建てられた石造り倉庫を、当時の文献をもとに忠実に再現したもの。館内に入ったら、ぜひ天井を見上げてみてください。 2階建ての内部には木材が組み合わされ、柱には樹齢約700年の太い一本木を使用。圧倒されるような迫力を放っています。

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左上)更紗に綴られた「こしょろジャガタラ文」 右上)平戸での外交貿易が盛んだったころ、ヨーロッパへ輸出された「南蛮漆器」 左下)東インド会社のマークが記されたコイン類 右下)貿易時代にはピューター(錫)製品が使用されていた ※展示品は19世紀のもの

展示室には、南蛮漆器やギヤマンなどの輸出入品をはじめ、銃や皮革製品など、海を越えてもたらされた品々が並びます。 なかでも有名なのが「こしょろジャガタラ文」。キリスト教禁制のなか、ジャカルタへ追放されたこしょろという女性が、故郷を思い、更紗の布にしたためて送った手紙です。時代に翻弄されながらも、ふるさとを慕う切ない心情が伝わってきます。

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日本で最初にビールをつくった地、平戸。17世紀に残された記録をもとに再現した「REVIVAL HIRADO」は、生小麦をベースに黒糖を加えて醸造した「1636」と、古代小麦を使い、オークチップで香りづけした「1638」をラインナップしている。各990円

見学のあとは、ミュージアムショップにも立ち寄ってみてくださいね。 「外国人之図」や「ファルク地球儀」のレプリカのほか、三川内焼の器やオランダ産チョコレート、さらには400年前の味を再現したビールなど、ここならではの品がそろいます。旅の記念にもぴったりです。

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平戸オランダ商館

ヒラドオランダショウカン

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城下町の風情に溶け込む、和洋折衷の「菓子工房えしろ」

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白壁風の古民家をリノベーションし、利活用している「菓子工房えしろ」

平戸の中心部には、歴史ある木造の町家を利活用している建物が多く、歩くだけでどこか懐かしい気持ちに包まれます。そんな街角にたたずむのが、築100年を超えるもと倉庫を再生したこのお店。 和菓子職人のご主人とパティシエの奥様が営み、店内には和と洋、それぞれの魅力がほどよく調和したお菓子が並びます。米粉と深煎りの黒須きな粉を練り込んだ生地で、自家製の餡と生クリームを包んだ「きなこロール」(1カット345円、1本1620円)は、その代表格。素朴さとコクが重なり合う、やさしい味わいです。

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「平戸ケイジャーダ」1個357円。常温で4、5日間保存が可能なため、おみやげに持ち帰るのにもグッド

なかでも注目は、「平戸ケイジャーダ」。 13世紀のポルトガルの修道院で生まれたチーズ菓子をアレンジしたもので、さっくりとしたクッキー生地と濃厚なクリームチーズのしっとり感が美しく重なります。 甘さは控えめで、どこか大人びた余韻。旅の思い出をゆっくり振り返るティータイムにぴったりです。

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愛嬌たっぷりの表情がかわいらしい、「平戸ひらめサブレ」1枚195円

学校や職場へのばらまきみやげなら、「平戸ひらめサブレ」をおすすめします。 平戸の塩がほんのり効いたサクサクの香ばしさは、きっと誰かと分け合いたくなるおいしさです。

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菓子工房えしろ

カシコウボウエシロ

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寺院と教会が重なる風景を探しに、「平戸ザビエル記念教会」へ

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神聖な雰囲気に包まれた「平戸ザビエル記念教会」 ※写真掲載についてはカトリック長崎大司教区の許可をいただいています。

平戸オランダ商館から「平戸ザビエル記念教会」へは、平戸城を眺めながら散策できる海岸通り、商家が並ぶノスタルジックな石畳を経て、およそ15分。 空に映えるパステルグリーンの外観が目印です。 ここは、1931(昭和6)年に建てられたゴシック様式の教会で、十字架をいただく鋭い尖塔が印象的。木造の家並みが続く街なかにあって、そこだけ凛とした空気をまとい、静かな存在感を放っています。

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寺院と教会が一枚の写真に納まる、平戸を代表する風景 写真提供:(一社)長崎県観光連盟

そして、この場所でぜひ目にしたいのが「寺院と教会の見える風景」。 教会へ続く坂道の途中でふと振り返ると、手前には光明寺や瑞雲寺の瓦屋根、その先に教会の尖塔が重なって見えます。 和と洋、異なる祈りのかたちがひとつの景色に溶け合う光景は、多様な文化を受け入れてきた平戸の歩みを象徴しているかのようですね。

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平戸ザビエル記念教会

ヒラドザビエルキネンキョウカイ

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0950-23-8600
平戸観光協会

clock-icon8:00~16:00(日曜は10:00~、要確認。ミサおよび冠婚葬祭時は見学不可)
pin-icon無休
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レンガの意匠とイタリア製ステンドグラスが彩る「田平天主堂」

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ロマネスク様式の荘厳な姿が、訪れた者を圧倒する ※写真掲載についてはカトリック長崎大司教区の許可をいただいています。

旅の後半は、平戸大橋を渡って本土側の田平エリアへ向かいます。 標高約100mの台地の先端、平戸瀬戸を望む場所に立つのが「田平天主堂」。教会建築の名匠として知られる鉄川與助の設計によって建てられたことは有名で、国の重要文化財に指定されています。

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レンガの継ぎ目に使われているのは、石灰と赤土を混ぜた「アマカワ」。石灰は、信者たちが各家庭で食べた貝殻を持ち寄り、砕いてつくられたもの

多彩なレンガ積みの手法を駆使した外観には、複雑な意匠が凝らされていて、思わず見上げてしまうほどの存在感。 端正で重厚なたたずまいは、遠くからでもひときわ目を引きます。

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ステンドグラス越しに差し込む光に照らされた堂内は幻想的。内部は撮影禁止 写真提供:長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産インフォメーションセンター

堂内に足を踏み入れると、淡いミントグリーンのやわらかな空間が迎えてくれます。 新約聖書を題材にした色鮮やかなステンドグラスは、イタリア・ミラノのアレッサンドロ・グラッシ社によるもの。差し込む光が静かに揺れ、祈りの場をやさしく包み込みます。

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ステンドグラスの写真をカードにしたポストカードセットは600円

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田平天主堂

タビラテンシュドウ

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095-823-7650
(長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産インフォメーションセンター)

clock-icon9:30~17:30(事前に要確認)
pin-icon無休
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平戸の海の恵みをたっぷり味わえる「平戸瀬戸市場」

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左上)「あご煮つけ」と「あご南蛮」の缶詰各680円 右上)数えきれないほどの「川内かまぼこ」がズラリと並ぶ 左下)その日水揚げされた魚が手ごろな値段 右下)工芸品、雑貨なども品揃え。平戸産の椿油1本990円

旅の締めくくりは、田平港に隣接する「平戸瀬戸市場」へ。 店内は、地元で水揚げされた海の幸を筆頭に、肉、農産物、加工品、銘菓、地酒など、平戸の“おいしい”が一堂に会する、にぎやかな食の拠点です。

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天井が高く、広々とした店内。窓越しに平戸瀬戸が眺められる

レストランは2階。海を正面に望むカウンターとテーブル席は全106席。さらに屋外の展望デッキもあり、潮風を感じながらゆったりと味わえます。

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「特選海鮮丼セット」3980円。ふわっふわの身がとろけるあら汁、香の物、ソフトドリンク付き

ねらいめは、やはり地元でとれた海の幸。九州屈指の好漁場をもつ平戸の実力を堪能するなら、内容は日々異なりますが、マグロの大トロやアワビなどを含む7~9種盛りの「特選海鮮丼セット」がおすすめです。 リーズナブルに試すなら、刺身4種盛りにみそ汁、香の物が付く「平戸海鮮丼セット」(1600円)はいかがですか。

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「あごのひつまぶしセット」は冷奴、小鉢、香の物付きで1500円。上品なあごだしを注ぐと、あごの旨味が溶け出す

平戸ならではの料理を楽しむなら、「あごのひつまぶしセット」も人気です。 表面は香ばしく、中はふっくらと焼き上げた甘辛いトビウオに、わさびや海苔、大葉を添えて味わいます。最後はあごだしをかけて、あごの旨味を一滴残さず堪能。 このほか、幻の牛肉と称される平戸牛や、滋味深いあごだしうどんなど、ご当地の美味が豊富にそろいます。複数人で訪れたら、あれこれ注文してシェアするのも楽しそう。

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平戸瀬戸市場

ヒラドセトイチバ

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0950-21-1977
(レストラン0950-57-1057)

clock-icon8:00~18:00(閉店)、レストランは11:00~15:00(閉店17:00)
pin-icon第2水曜(8月を除く)
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お城に教会、そして海を渡ってきた甘いお菓子。 和と洋が溶け合う歴史と文化に触れ、おいしいものに心まで満たされる。そんな「自分へのご褒美」のような1泊2日の平戸旅、いかがでしたか。 ここで過ごした穏やかな時間が、明日からの日々を少しだけ豊かにしてくれますように。

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【アンケート&プレゼント】抽選で12名様に長崎旅行に行きたくなるオリジナルグッズセットをプレゼント♪

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※写真はイメージとなります。

伝統とレトロが息づく港町・平戸。 和と洋がともに息づく風景や文化を体感してみませんか? 長崎の魅力をもっと感じていただけるよう、長崎オリジナルグッズセットをプレゼント。教会のモチーフが入ったトートバッグとおしゃれなステンドグラスパネルのセットを抽選で12名様にお届けします。

プレゼント概要


賞品:長崎オリジナルグッズセット 全12名様
(1名あたりのセット内容)
1.ステンドグラスパネル
2.オリジナルトートバッグ
応募期間:~2026年3月31日(火)まで
賞品の発送:2026年4月中旬
※当選者の発表は、賞品の発送をもって代えさせていただきます。

アンケート&プレゼント応募はこちら

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一般社団法人長崎県観光連盟

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長崎県観光連盟は、長崎の魅力を磨き、世界へ届ける「観光のプロデューサー」。 公式観光ポータルサイト「ながさき旅ネット」を運営し、旬のイベントや宿泊情報など、旅に役立つ情報を網羅してお届けしています。

https://www.nagasaki-tabinet.com/

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