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2026.06.05
高原リゾートに来たみたい♪世界一のピッツァと採れたて野菜が主役「felice di filippo(フィリッポの幸せな食卓)」
どこか遠くの高原リゾートへ旅に来たみたい。東京・東久留米市の、のどかな畑や住宅街を抜けた先に現れる美しい佇まいに、思わずそんな感嘆の息が漏れてしまいます。2025年夏にオープンした「felice di filippo (フィリッポの幸せな食卓)」は、もともと一面の麦畑だったという広大な敷地を活かしたレストラン&カフェ。ここでは、自社農園や地元・東久留米で育てられた採れたて野菜など、身体が喜ぶサステナブルなイタリア料理をいただくことができます。
「食・住・農」の風景が共存する空間で楽しむ、大地の恵みのイタリアン

広大な敷地は、3年後に森のようになるのをイメージして設計されたそう
「felice di filippo」は、自社農園や地元・東久留米で採れた食材をふんだんに使った、身体に優しいイタリアンレストラン&カフェ。店名の「felice(フェリーチェ)」は、イタリア語で“幸せ”という意味。「地域の人たちが、幸せに食事を楽しめる場所に」という願いの通り、素材そのもののピュアなおいしさを心ゆくまで堪能できます。
併設されているガーデンでは季節の花が楽しめます
カフェ&レストランのすぐ隣には、フラワーショップ「アトリエ華もみじ」と、農園「タネニハファーム」が併設されています。実はこの場所、この地で代々農業を営んできたオーナーさんが、「食・住・農」の風景が共存する場所として、並々ならぬ愛を込めて作り上げた空間なのだそう。 建物のすぐお隣にあるガーデンは、誰もが自由にふらりと立ち寄れる、オープンな場所。季節の草花がのびのびと咲き誇っていて、食前や食後にのんびりお散歩するにも最適です。

広々とした店内。テラス席や中庭の席もあります
扉を開けると広がるのは、植物や木の温もりに包まれた空間です。大きな窓から光が心地よく差し込んで、思わず深呼吸したくなってしまうほど、おだやかな空気が流れています。

緑と光がいっぱいの開放的な空間になっています
店内は、ちょっぴり特別な時間を過ごせる「レストランエリア」と、カジュアルに寛げる「カフェエリア」に分かれています。ゆったりと味わいたいなら、予約制でコース料理が楽しめるレストランへ。ふらりと訪れるなら、名物の焼きたてピッツァをはじめ、地野菜や厳選されたお肉・お魚が気軽に味わえるカフェがおすすめです。
あれもこれも、ときめく美味しさ。地域の恵みをギュッと集めた「王様のご馳走プレート」
「王様のご馳走プレートランチセット/ミニスープ付き」(2,500円)
「王様のご馳走プレートランチセット/ミニスープ付き」は、その名の通り、まるで王様になったかのような気分を味わえる、ご馳走感たっぷりの贅沢なワンプレート。お皿の上には、季節を映し出したみずみずしい地元野菜のサラダや根菜、自家製ハム、数種類のデリ、そして優しい味わいのミニスープなどが美しく盛り付けられていて、どこから手をつけようか迷ってしまうほどです。
彩り豊かで目にも楽しいランチプレート
なかでも感動したのが、ココットに入った蒸し鶏。「三五八(さごはち)」という伝統的な麹に一晩じっくり漬け込み、玉ねぎなどの野菜を敷き詰めた蒸し器でふっくらと仕上げられているのだそう。お肉が驚くほどしっとり柔らかいのはもちろん、鶏肉から溢れ出た旨味のエキスを下の野菜たちがギューッと吸い込んでいて、ひとくち噛むたびに、極上のスープがじゅわっと溢れ出します。
世界ナポリピッツア選手権 第一位!贅沢なこだわりが詰まった至福の「マルゲリータ」
「世界ナポリピッツア選手権 第一位受賞 マルゲリータS.T.G」(3,000円)
「世界ナポリピッツァ選手権 第一位受賞 マルゲリータS.T.G」は、石神井公園の名店「フィリッポ」のオーナーシェフが、世界大会で頂点に輝いたという、まさに折り紙つきの逸品です。 名前に付いている「S.T.G」とは、伝統的な特産品であることを保証するEUの制度のこと。つまり、“本場イタリアが認めた厳選食材しか使っていない”という、なんとも特別なピッツァなのだそう。
世界一の技術と、この土地ならではの恵みが出会って生まれた特別な一枚
驚くのは、ベースにトマトソースではなく「生のトマト」が贅沢にあしらわれていること。その上には、厳選された水牛のモッツァレラチーズと、みずみずしいバジル。削ぎ落とされたシンプルさだからこそ、素材そのもののピュアな美味しさがダイレクトに口いっぱいに広がります。 生地には、すぐお隣の「タネニハファーム」で大切に育てられた小麦「農林61号」が使われています。薪窯で一気に焼き上げられた生地は、表面がカリッと香ばしく、中は驚くほどもっちもち。噛みしめるほどに広がる小麦の甘みに、とろ〜りとろける濃厚なチーズ、そしてフレッシュなトマトのジューシーな酸味が重なり合って、ひとくちごとに幸せのため息がこぼれてしまいます。
さらに楽しいのが自家製パニーニ。この生地にも、もちろんお隣の農園で採れた小麦がブレンドされていて、噛むほどに香ばしいんです。ここにサラダや蒸し鶏、自家製ハムをお好みでサンドして、自分だけのオリジナルパニーニを作ってガブッと頬張りましょう。 シーズンごとにスープやデリの内容が変わるそうなので、訪れるたびに新しい季節の美味しさに出会えるのも嬉しいですね。
窓辺の特等席でひと休み。畑の恵みを五感で味わう、サクほろ食感の「スコーン」
プレーンスコーン(400円)/アメリカーノ(650円)
カフェタイムのイチオシは、「プレーンスコーン」(400円)と、すっきりとした味わいの「アメリカーノ」(650円)の組み合わせです。こちらも、お隣の「タネニハファーム」で大切に育てられた小麦「農林61号」を贅沢に使った、お店オリジナルのひと品。 テーブルに運ばれてきた瞬間から、香ばしく豊かな小麦の香りがふわっと鼻をくすぐります。この「農林61号」という小麦は一般的なお菓子作りに使われる薄力粉とは少し違って、力強い風味と独特の質感が特徴。焼き上がったスコーンを口に運ぶと「ザクッ、ほろほろ」と崩れていく絶妙な食感が、なんとも楽しくてクセになってしまいます。シンプルだからこそ、噛みしめるたびに小麦本来の素朴な甘みがじんわりと広がっていくのを感じられます。

隣接する、タネニハファームの麦畑
大きな窓の向こうに広がる、のどかな小麦畑をぼんやりと眺めながら、「いま、まさにここで育った大地の恵みをいただいているんだなぁ」と、豊かな地産地消のストーリーに身を委ねる時間は、この上なく贅沢。香ばしいスコーンをひとくち齧り、温かいコーヒーをゆっくりと含む。そんな静寂に包まれるひとときに、日々の忙しさで強張っていた心が、すーっと解けていくのが分かります。
気になるスイーツやお土産がずらり
お店の入り口にあるショップスペースには、こちらの「スコーン」をはじめ、どこか懐かしい自家製クッキーや、とろけるような口どけのプリンなど、丁寧に作られたスイーツたちがずらりと並んでいます。おうちに帰ってからも今日の幸せの余韻に浸れるような、とっておきのお土産が見つかりそうです。 東京にいながら、まるで遠くの街へ旅に来たような特別な時間をくれる「felice di filippo」。次の休日は、大切な人を誘って、東久留米まで「美味しい旅」に出かけてみませんか?

felice di filippo フィリッポの幸せな食卓
フェリーチェ ディ フィリッポ フィリッポノシアワセナショクタク
042-452-7048
問い合わせ時間:11:00〜18:00
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宇都宮薫 撮影:土方証子
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