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2026.08.21
庭を望む甘味処で、老舗の和菓子をどうぞ。一関「松栄堂 総本店」
岩手県一関市で120年以上暖簾を守り続ける老舗和菓子店「松栄堂 総本店」。一関を代表する銘菓「ごま摺り団子」や「田むらの梅」をはじめ、季節を映した和菓子を製造・販売しているお店です。店内には、和スイーツを楽しめる「甘味処 寿梅」を併設。植栽を眺め老舗の味をゆっくりと味わう、穏やかな時間を過ごしてみませんか。
一関を代表する老舗和菓子店

白壁が趣を添える、和モダンな佇まい
JR一ノ関駅から歩いて10分ほど。蔵造りの町並みが残る地主町に店を構える「松栄堂 総本店」は、1903(明治36)年創業の老舗和菓子店です。 店内に足を踏み入れると、季節の生菓子や、贈り物にも選ばれる銘菓がずらりと並びます。代表銘菓の「田むらの梅」や「ごま摺り団子」をはじめ、くるみゆべしやずんだ餅など、一関や岩手の風土を感じる和菓子がそろうのも魅力です。 松栄堂 総本店が大切にしているのは、和菓子を通して、この土地の四季や文化を伝えること。岩手・東北産の素材を厳選しながら、その季節ならではのおいしさを届け続けています。
「甘味処 寿梅」で一関銘菓をいただきます

庭を望むカウンター席のほか、テーブル席も用意
総本店を訪れたら、ぜひ足を運びたいのが併設の「甘味処 寿梅」です。 窓の外には、四季折々の表情を見せる庭の植栽。静かな景色を眺めながら過ごすうちに、心も体もゆっくりとほぐれていきます。

「寿梅セット」(715円)
おすすめは、「寿梅セット」。看板商品の「ごま摺り団子」と「田むらの梅」、季節の和三盆菓子を一度に味わえる、甘味処ならではの人気メニューです。 やわらかな「ごま摺り団子」を頬張ると、中から香ばしい黒ごま蜜がとろり。ぷにゅっとした食感と濃厚なごまの風味が重なり、思わず笑みがこぼれます。 青じその爽やかな香りと梅餡のやさしい酸味が調和した「田むらの梅」も、上品で飽きのこない松栄堂を代表する味わいです。
夏だけ出会える、ごまの香り豊かなかき氷

「ごま摺りかき氷」(1650円)
初夏から9月頃までのお楽しみが、季節限定の「ごま摺りかき氷」です。 ふわふわに削った氷には、かき氷に合わせて甘さを調整した特製のごま蜜をたっぷりとかけ、仕上げに練乳をひとまわし。口に運ぶと、香ばしいごまの風味がやさしく広がります。

ごま摺り団子は、ひんやり冷えてもっちりとした食感に
さらに、看板商品の「ごま摺り団子」を2粒トッピング。もちもちの団子とひんやりとした氷、とろりと濃厚なごま蜜が織りなす、ここでしか出会えない一杯です。ごま好きにはうれしい「追いごま蜜」も用意されているので、好みの濃さで楽しめます。
和菓子づくり体験も楽しめます

体験は60分程度。1人2200円、煎茶付き
店内では、予約制のお菓子づくり体験も行っています。 教えてくれるのは、店頭に並ぶ品々を手がける職人さん。餡を包む力加減や形を整えるコツなど、繊細な技にじかにふれられます。 1名から参加できるので、ひとり旅でも気軽に挑戦できるのがうれしいところ。人気の体験のため、早めの予約がおすすめです。 銘菓を味わい、庭を眺めてひと息つく。そんなゆったりとした時間も、旅の楽しみのひとつです。少し足を延ばして、一関で長く愛される老舗へ寄り道してみませんか。

松栄堂 総本店
ショウエイドウソウホンテン
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文:菅原聡子 写真:猪股千春
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