
ノスタルジックな時間が流れるカフェ「円山茶寮」
2013.10.31

札幌の西、古くからの住宅街にあるカフェ。築50年を超える民家に流れる静かな時間が魅力です。和テイストの甘味をいただきながらのんびりくつろぎましょう。
住宅街の古い民家が・・・

地下鉄西28丁目駅から徒歩3分。古くからの住宅地であり文教地区の円山エリア北側にあります。幹線から一本入った静かな通りに、オレンジ色の外壁の、見るからに古い民家が建っています。大きなイチョウの木の下にある入り口を見逃すと、通り過ぎてしまうような、景色に溶け込んだ建物です。
懐かしい昭和が香る店内が心地いい

昭和27年に建てられた古民家で、店内は懐かしさいっぱいの「昭和」テイスト。使い込まれた家具と、いい色に落ち着いたフローリング。インテリアも、今風のおしゃれレトロではなく、ずーっと以前から「この場所で時を重ねてきました」という自然な存在感のあるものばかり。おばあちゃんの家に帰って来たようなくつろぎ空間です。天気が良い日はウッドデッキのオープンスペースもおすすめです。
バラエティ豊かなぜんざいが人気です
人気のメニューは十勝産の小豆を使用した9種類のぜんざい。いちばん人気はイチゴのジャムがたっぷりかかったいちごぜんざい(900円)です。イチゴのアイスと甘さをおさえた餡、イチゴの食感を生かしたジャムが層になってボリュームたっぷり。お茶とお漬物がセットになっています。男性には白玉が入った抹茶ぜんざい(950円)がほど良い甘さと好評です。札幌の自家焙煎珈琲豆販売で有名な斉藤珈琲の豆を使ったオリジナルブレンド珈琲(500円)も香り豊かで、大きな器にたっぷりそそがれます。
看板娘は長いシッポをした美猫のココちゃん

ココちゃんは店内を自由に歩きまわり、好きな場所でくつろぎます。とてもお行儀がいいので、アゴの下をなでても気持ち良さそうにじっとしています。看板猫会いたさに足しげく通うお客さんも多いとか。
この界隈では珍しく夜12時までやっているので、店内に流れるジャズに耳を傾けながら夜のカフェタイムを楽しむのもよさそうです。
この界隈では珍しく夜12時までやっているので、店内に流れるジャズに耳を傾けながら夜のカフェタイムを楽しむのもよさそうです。
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文:浅井美穂