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2013.11.14
風情漂う温泉街・黒川温泉で過ごす、週末ごほうび旅へ
熊本県・阿蘇外輪山には十数か所の温泉郷を持つ湯けむりの里があります。 その中でも全国的に名高い黒川温泉で、週末のごほうび旅をしてみませんか? 黒川温泉では浴衣の貸し出しも行っているので、浴衣に着替えて温泉街を巡ることもできます。

朝出発すれば、午後には野趣あふれる露天風呂にゆったり入れます

いつもより少し早起きして東京・羽田空港から2時間弱で熊本空港へ。黒川温泉は山奥にある自然豊かな温泉郷ですが、空港からバスに乗ってお昼過ぎには到着することができます。 小さな温泉郷にひしめき合う、個性あるお宿やおみやげ屋さん。これからの季節は木々が緑から紅葉へ、冬には雪が降り、いつ来てもどこを歩いても絵になる風景が広がります。 最初に入ったのは「旅館 にしむら」の露天風呂です。野趣あふれる広い露天風呂は四季折々の風景を楽しむことができ、小鳥のさえずりが聞こえてきそう。 澄んだ空気を吸いながら、透明でサラサラの温泉に浸かれば、毎日の疲れも癒えてしまいます。 こちらの露天風呂は男女毎日交代で、一泊すればもう一つの木造りの露天風呂に入ることもできるそうですよ。

温泉はしごには入湯手形がおすすめ

くまモンの温泉手形は期間限定のもので、現在はデザインが変更になっています。
黒川温泉には7種類の泉質があり、お宿によって個性もいろいろ。全国的にも珍しい、洞窟の中にある温泉もあるんです。一軒宿でゆっくり湯あみをしてもいいし、個性のある温泉をはしごして楽しむこともできます。 でも、せっかく来たのならいろんな温泉に入りたいですよね。温泉をはしごするのなら入湯手形がおすすめです。入湯手形を購入すれば、1,200円で3件の露天風呂に入浴することができます。入浴以外にも、飲食店や雑貨屋さんでサービスを受けることもできるそうです。 木でできた手作りの入湯手形は自分へのおみやげにもなりますね。

おさんぽも楽しい小路が続きます


温泉街のちょうど真ん中、いご坂を下ると川端通りに差し掛かります。雰囲気のある小路には、温泉の蒸気を利用した顔湯があります。天然の温泉の湯気がもくもくと上がるフェイスミストはだれでも利用が可能。顔がポカポカ、しっとりするので入浴後でもおすすめです。 ほかにも、共同の足湯や雑貨屋さん、カフェが並んでいて、お散歩するのが楽しいエリアです。 湯上りにおすすめなのが、バニラビーンズがたっぷり入った「地蔵ぷりん」。別添のカラメルソースがほろ苦いちょっぴり大人の味です。顔湯の前にある「パティスリー麓」で購入することができます。 「趣味の器 陶藤(とうふじ)」にはカラフルな花柄の陶器がたくさん。九州各地にある窯元から取り寄せたかわいらしい茶碗や急須が並びます。

おすすめの露天風呂めぐりは夕方と早朝

休日はたくさんの観光客が訪れる黒川温泉。効率よく、ゆっくり温泉に入るならお宿の夕食時間帯が人が少なくて快適です。 朝晩で混浴と女湯を入れ替えるお宿もあり、女性も気にせず名物の露天風呂に入ることができます。 一泊した時は、翌朝に澄んだ空気を味わいながらの朝風呂もおすすめですよ。

黒川温泉観光旅館協同組合 インフォメーションセンター
クロカワオンセンカンコウリョカンキョウドウクミアイインフォメーションセンター
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