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2014.02.03
女子会列車で行く、縁結びの神様・出雲大社へことりっぷ
※こちらの記事は2014年2月3日のものです。 縁結びの神様・オオクニヌシノオオカミを祀る出雲大社では、60年に一度の「平成の大遷宮」が行われています。2013年5月に行われた「本殿遷座祭」により新しくなった御本殿は、神様の力もリフレッシュされ、よりいっそうよいご縁を授かることができるといわれています。 今回は、神話の世界から続く歴史のある出雲大社にことりっぷしてきました。

わくわくが詰まった女子会列車「サンライズ出雲」

出雲までの道のりは東京から直通の寝台特急「サンライズ出雲」がとても便利です。 東京駅発・出雲市駅行の特急寝台列車で、特急料金に寝台列車料金を支払えば乗車することができます。 東京駅発車が22:00、終点の出雲市駅着が翌朝9:58なので、週末の仕事終わりにそのまま駅に向かい、翌朝には出雲大社でお参り、ということもできるのです。 車内にはいろいろなタイプの寝台があり、シングルやツイン、さらには仕切りで区切られただけの「ノビノビ座席」もあります。ノビノビ座席は寝台料金が不要(特別指定席料金510円が別途必要)なので、格安で乗車したい人にはとてもうれしいですね。個室タイプの部屋にはナンバーロック式の鍵がついていて、プライバシー配慮や安全性の高さが魅力です。 また、車内は清潔でシャワールームもあり、女性でも安心して過ごせるような気遣いが感じられます。 もし仲のいい友達と一緒に過ごすならノビノビ座席がおすすめ。寝るときに頭の部分だけ仕切りがある広い空間は、みんなで集まって話したりするこもとできるので、ついついこれからの旅行の話で盛り上がってしまいそう。 サンライズ出雲は縁結びの聖地へ向かうこともあり女性客も多く、別名「女子会列車」ともいわれています。 飛行機や新幹線では味わえない、移動するだけでわくわくするような時間を過ごせるのは寝台特急ならではですね。

(左)ノビノビ座席 (右上)ソロ (右下)サンライズツイン

ゆったり参道を歩いて、いよいよ出雲大社へ

出雲市駅に到着したら、出雲大社駅まで一畑電車大社線で30分弱です。出雲大社駅から神門通りに出てすぐ左には宇迦橋の大鳥居が見えてきます。出雲大社は拝殿までに、この鳥居を含めて全部で4つの大鳥居があり、本殿まで順番にコンクリート、木製、鉄製、銅製と、全部違う素材で作られているそうです。 駅から出雲大社本殿までは徒歩20分ほど。木でできた大鳥居と樹齢400年を超える松の参道を抜けると、いよいよ拝殿が見えてきました。

神聖な拝殿で神様にお願いごとをしましょう

最後の銅の鳥居の手前にある手水舎で身を清めて鳥居をくぐれば、いよいよ拝殿に到着です。 出雲大社での参拝の作法は通常の2礼2拍手1礼ではなく、2礼4拍手1礼です。その昔、高貴な人の前に出るときは手を打って敬意を表したため、古くからの彩色の残る神社では今でも拍手の数が多く、出雲大社では4回手を叩くのだそうです。 お賽銭を静かに入れて深い礼を2回したら手を4回叩き、心を込めてお願い事をして、最後に深く一礼しましょう。 出雲大社は恋愛の縁結びだけではなく、仕事や普段の生活においての様々な”縁”を結んでくれるそうですよ。

たくさんの「ハート」が隠れています

出雲大社を歩いているといろんなところでハートを発見しました♪ちょっとした模様が偶然ハートの形になっていて、境内のいろんなところで見つけることができます。散策がてら探してみてくださいね。 また、神門通りをはじめとする出雲大社周辺のお店では、縁結びスイーツをいただけるお店があります。 ハートの形をしたおだんごが入った縁結びぜんざいや、もなかなどお店によって工夫を凝らしているのだそう。参拝の後に縁結びスイーツを食べてほっと一息。思わず心がほっこりしてしまいます。 出雲にはほかにも神々ゆかりの古社やパワースポットがたくさん。 ご縁を結んでくれるスポットを訪ねて幸せ運を高めましょう。

出雲大社
いずもおおやしろ
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