主役はフルーツ。もりだくさんの果物スイーツにうっとり

カフェはセルフサービス形式

デパートや商業ビルが軒を連ねる四条通と、オフィスビルが建ち並ぶ烏丸通の交差点の角にあるファッションランドマークビル「LAQUE（ラクエ）四条烏丸」の地下１階に、果物専門店「アローツリーカラスマ」があります。おだやかな灯りに満ちたお店にはカフェが併設され、こぢんまりとした落ち着ける空間で果物を贅沢に使ったスイーツがいただけます。 ほのかに漂う果実の香りに誘われてお店に入ると、ショーケースにはイチゴやブルーベリーなどのフルーツをふんだんに使ったケーキがずらりと並んでいます。テイクアウトもできるほか、ケーキはもちろん飲み物やパフェをお店の奥にあるテーブル席で楽しめます。

こぼれそうなほどにイチゴが盛られたパフェ

あふれんばかりのイチゴ「あまおうパフェ」

「アローツリー」の前身は、兵庫県西宮市で創業した老舗の青果問屋。”果物をもっとたくさん食べてほしい”との願いからカフェを始めると、季節によっていろいろな果物を味わえるため、すぐさま人気店となりました。 何種類もあるメニューの中でも、「あまおうパフェ」（1200円）がおすすめ。福岡産のあまおうが、こぼれ落ちそうなほどふんだんに入っています。アイスクリームとふわふわのスポンジケーキは甘さがごく控えめで、イチゴの甘酸っぱい風味を際立たせています。ボリュームも満点です。

果物の存在感とケーキを引き立てる飲み物

お水にもスライスした果物が入っている

カフェにはスイーツと相性のよい飲み物がそろっています。コーヒーは、果物のケーキに合うよう専門店に豆をセレクトしてもらっているので、主張しすぎないすっきりとした味わい。フルーツの味を邪魔しません。「季節ごとに変わるケーキの種類に合わせて豆も変えるんですよ」と、店長の藤野さん。コーヒーの苦手な方には香りが選べるムレスナティー（各600円）もおすすめです。 「イチゴのタルト・チーズ台」（990円）には、しっとりしたタルト生地にまろやかなベイクドチーズが敷かれ、イチゴの酸味とみごとに調和。「イチゴのタルト」の台には、ほかに甘すぎないやわらかなチョコレートを使った「チョコ台」、アーモンドを用いた「ダマンド台」もあり、3種類から選べます。

新鮮な果物がたっぷり使われているのは果物専門店だからこそ。思わず笑みがこぼれるフルーツ盛りだくさんのスイーツをいただきに、訪れてみませんか。