神戸の旅
丹波篠山 小田垣商店
ご飯を食べ終えてデザートを待っていると、
お店の方が話しかけてくださいました。
「どこからいらしたんですか?」
「東京です。」
「(びっくりして)!!、東京からは時々このお庭をみたいといらっしゃる方がいます。」
聞くとこちらの本店とお庭のリニューアルは杉本博司氏と榊田倫之氏が主宰する新素材研究所が手がけたとのこと。
私たちが座った無垢の杉材のカウンター越しに見える石庭「豆道」の中心にある石は、縄文時代中期の石棒で環状列石に組まれてまるで遺跡のようです。
十和田湖から八幡平に抜ける道の途中で見た大湯環状列石のストーンサークルを思い出しました。
小田垣商店の享保十九年(1734年)創業からの歴史を大切に残しつつ、耐震にも気を配って現代風にアレンジした美しいお庭や、お店の内部は建築を目指す人にとっても興味深い場所なのだということがわかりました。
そしてお店の方が、「丹波篠山、黒豆、小田垣商店」という本を
「デザートまでの間、ぜひ読んでくださいね。」とお持ちくださいました。
素敵な写真がたくさんの美しい本で、小田垣商店の歴史が綴られていて、私も黒豆購入やお店を訪ねたりでその歴史のほんの一部に関わらせていただいたことに感謝しました。
そして、いつまでも変わらずこのお店を守り続けてほしいと願っている自分がいました。
丹波篠山は、この小田垣商店以外にも篠山城大書院、河原町妻入商家群などの見どころや、丹波焼の窯元を訪ねたりと魅力はいっぱい。
また、季節を変えて今度はゆっくり丹波篠山に宿泊する旅を楽しめたらと思っています。
ことりっぷもリニューアルしましたので、ぜひ皆さんも丹波篠山に行かれてみてくださいね。
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2025.03.05

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神戸
丹波篠山 小田垣商店
1月に行った神戸の旅の3日目が、なかなか投稿できずにいましたが・・・。ようやく投稿です。
旅の3日目は元町から電車を乗り継ぎ、丹波篠山へと向かいました。
(この電車旅も先頭車両で興奮しきりでした。楽しかった!)
丹波篠山旅の第一の目的は小田垣商店さんを訪ねる事でした。
もう、25年前くらいでしょうか。
息子の幼稚園友達のお母さんが、
「黒豆を煮るなら、小田垣商店さんのお豆が一番美味しいわよ。」
と教えてくださり、
それ以来、12月になると小田垣商店さんのお豆を取り寄せて、黒豆を煮るのが年の瀬の私の決まりごとになりました。
そして、いつかはお店を訪ねてみたいと思っていたのです。
丹波篠山に着くと、迷わず憧れの小田垣商店さんへ向かいました。
お店の商品を見るのは後にして、まずは小田垣豆堂さんへ入店です。
まだ、オープンして間もなかったので、
お庭を眺める席に座ることができました。
日差しも差し込んできて、いい感じです。
まずは、お食事から注文です。
「小田垣豆堂 黒豆ドリア」を注文しました。
お野菜の優しい味がいっぱいのきのこスープのあとは、いよいよドリアの登場です。
ほんのり味噌味のご飯の中には、蒸し黒豆はもちろん、ソテーされた燻製鳥とレンコンなど食感を楽しめる素材もたくさん入っていて、その上にはお出汁の効いたベシャメルソースがたっぷりかかり、こんがりといい焼き加減です。
あとでお聞きしたら、味噌は「黒豆味噌、黒醸」を使用しているとのこと。
お家で味を再現できるかしらと、もちろんお味噌を食後に購入しました。
食べている間は、「美味しい〜」「幸せ〜」と何回口にしたでしょう。
大変、美味しかったです。
そして、デザートは悩みに悩みましたが、
「ODAGAKIモンブラン」とアイス黒豆茶にしました。
丹波栗を使用したモンブランは、極上の美味しさ。
またまた「美味しい〜、幸せ〜」を繰り返していたのでした。
あ〜、季節ごとにこちらに寄ることができたら、どんなに幸せなことでしょう。
「移住しますか?」なんて思わず口にしてしまったのでした。
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2025.03.04

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