神戸の旅
丹波篠山 小田垣商店
ご飯を食べ終えてデザートを待っていると、
お店の方が話しかけてくださいました。
「どこからいらしたんですか?」
「東京です。」
「(びっくりして)!!、東京からは時々このお庭をみたいといらっしゃる方がいます。」
聞くとこちらの本店とお庭のリニューアルは杉本博司氏と榊田倫之氏が主宰する新素材研究所が手がけたとのこと。
私たちが座った無垢の杉材のカウンター越しに見える石庭「豆道」の中心にある石は、縄文時代中期の石棒で環状列石に組まれてまるで遺跡のようです。
十和田湖から八幡平に抜ける道の途中で見た大湯環状列石のストーンサークルを思い出しました。
小田垣商店の享保十九年(1734年)創業からの歴史を大切に残しつつ、耐震にも気を配って現代風にアレンジした美しいお庭や、お店の内部は建築を目指す人にとっても興味深い場所なのだということがわかりました。
そしてお店の方が、「丹波篠山、黒豆、小田垣商店」という本を
「デザートまでの間、ぜひ読んでくださいね。」とお持ちくださいました。
素敵な写真がたくさんの美しい本で、小田垣商店の歴史が綴られていて、私も黒豆購入やお店を訪ねたりでその歴史のほんの一部に関わらせていただいたことに感謝しました。
そして、いつまでも変わらずこのお店を守り続けてほしいと願っている自分がいました。
丹波篠山は、この小田垣商店以外にも篠山城大書院、河原町妻入商家群などの見どころや、丹波焼の窯元を訪ねたりと魅力はいっぱい。
また、季節を変えて今度はゆっくり丹波篠山に宿泊する旅を楽しめたらと思っています。
ことりっぷもリニューアルしましたので、ぜひ皆さんも丹波篠山に行かれてみてくださいね。
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