【京都紅葉フィナーレの旅*その15天龍寺・篩月】
お次は嵐山方面へ移動。
京都五山第一位に数えられる名刹・天龍寺直営の「篩月(しげつ)」にて精進料理を食べました。
毎日贅沢ランチもここに極まれり。
美味しい料理だとつい早食いになりがちな私ですが、1つ1つを感謝と共に噛みしめます。
写真左上の皿、手前にある茶色は堀川ごぼう。
約400年前、豊臣秀吉が贅を尽くした聚楽第が取り壊され、周りの堀で育ったゴボウが越冬し、巨大に成長していたとか。
そのゴボウは香りも高く、味も柔らかく美味しかったことから、付近の農家が栽培を始めたのが始まりだそうです。
栄養価も食物繊維も豊富で、滋味深い味でした。
動物性の素材を一切使用せず野菜・山菜・野草・海草類を主にした素材で作られたお料理は、心も身体も健やかになりますね。
選んだコースは雪(一汁五菜3,300円、別途庭園拝観料500円必要)でしたが、食べ応え十分でした。
天龍寺の曽源池あたり、一番のピーク時期はさぞやと思うほど、後ろに控える山が借景になっています。(3枚め)
可愛い椿も見つけました。
「日月椿」(4枚め)
そして「角の光椿」(5枚め)
名付けた人のセンスを感じる、主張しない色なのに凛とした気高さが心に留まりました。
#Myことりっぷ #天龍寺
#篩月 #精進料理