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2015.04.08
谷中の散策途中に立ち寄りたい♪ 古民家を改装したカフェと暮らしの道具屋「ココン」
「kokonn(ココン)」は、旅が大好きな店主の佐藤ちひろさんが、ヨーロッパを中心に海外で買い付けたアンティークやヴィンテージアイテムと、日本の窯元を直接訪ねて仕入れた器を販売するお店です。奥には和風のカフェも併設され、ほっとひと息できる空間が広がっています。
作り手の思いが伝わるアイテムが集まっています
東京メトロ千代田線千駄木駅から徒歩6分。雑貨店や飲食店が軒を連ねる、さんさき坂を上りきった先に「ココン」はあります。築60年の古民家を自分たちの手で改装したという店内には、国内外から集められた器や雑貨などを中心とした素敵なアイテムが並んでいます。 こちらで扱っているのはどれも、店主の佐藤さんが実際に見て、いいなと感じたものばかり。器なら現地の窯元へと足を運んだり、皮製品なら遠くポーランドの山奥にある皮工房へまで買い付けに行ったりと、実際に作り手に会って商品を選び、ときには特別にお願いして作ってもらっているそう。 佐藤さんから作り手の思いを聞くとより素敵に感じられ、あれこれほしくなってしまいます。
春らしい桜色の器はいかがですか?
滋賀県篠山市の丹波焼きの窯元「大雅工房」で作られた「平皿」(1404円)。桜色や淡い黄色が春を感じさせる新作の器です。手作りのため、よく見ると1枚ずつ色合いや形が違い、それが味わいを増しています。
2階にはチェコやハンガリー、ポーランドなどを中心にヨーロッパ各地のヴィンテージの洋食器や雑貨がずらり。隣の部屋はギャラリーになっていて、不定期で建築家やアーティストなどの作品展などが行なわれています。
和の空間のカフェスペースも
1階の奥にはカフェスペースもあります。靴を脱いで中へ入ると、畳敷きにちゃぶ台が置かれ、まるでおばあちゃんの家へ遊びに来たかのようなほっこりとした気持ちになります。
カフェでぜひ味わいたいのが、佐藤さんがフレンチレストランで出会って気に入ったという、フランス直送の14種類のアイスクリーム。写真は、色鮮やかなパッションフルーツ、フランボワーズ、マスカルポーネです。どれもフランス産の食材を使った濃厚な味わいが魅力です。世田谷のコーヒー店「イッタコーヒー」に、谷中の街の雰囲気を伝えてブレンドしてもらった「kokonnブレンド」(450円)も合わせてどうぞ。 カフェで使っている器はそれぞれ栃木県益子町の「わかさま陶芸」の益子焼き(1814円)、兵庫県丹波焼「大稚工房」のカップ(1512円)で、気に入ったら店内で購入できます。 かつて喫茶店を営んでいたという佐藤さんのお母さまが腕をふるう「炙り野菜のチキンカリー」(1080円)などもあるので、お腹が空いたときは料理を味わいながらゆっくりするのもおすすめですよ。
kokonn
ココン
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上浦未来
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