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2016.11.04
バブーシュからかごバッグまで、心ときめくモロッコ雑貨がいっぱい。南青山「ファティマ モロッコ トーキョー」
色とりどりのインテリアやキュートなファッション雑貨、美容効果が注目されるアルガンオイルなど、女性にとっての魅力いっぱいのモロッコ。かわいくて質のいいモロッコ製品を探すなら、東京・南青山にある「Fatima Morocco Tokyo(ファティマ モロッコ トーキョー)」がおすすめです。
宝物がぎゅっと詰まった小さなお店
地下鉄表参道駅から徒歩5分。ファティマ モロッコ トーキョーは、静かな路地裏にひっそりとたたずむ建物にありました。2階のドアを開けると、そこはもうモロッコワールド。カラフルでエキゾチックな雑貨がぎっしり並ぶ光景に、"お気に入りが見つるかも"という期待が高まります。
オーナーの大原真樹さんは、2000年からモロッコに通いつめ、2006年にはファティマ モロッコのブランドをスタート。2011年にこのお店をオープンしました。現在マラケシュに自社工房をもち、センスのいいオリジナル製品を作っています。 北アフリカにあるモロッコは、かつてフランスの植民地でした。 「モロッコの雑貨やインテリアには、土臭さの中にもフランスのエスプリが効いた明るさがある」と大原さんは言います。 洗練されたデザインの中に感じられるあたたかみ、それが長年大原さんをモロッコに引き付けてきた大きな理由のようです。
かわいさと履き心地のよさで大人気のバブーシュ
男性、女性、キッズ用があるバブーシュ
ファティマ モロッコ トーキョーでとくに人気が高いのは、モロッコの伝統的な履き物の「バブーシュ」(女性用4320円~)。かかとを履きつぶしたようなぺたんとした形がかわいく、室内履きとして季節を問わずに使えます。
おもに羊の皮を使い、専門の職人が手作りするというバブーシュ。キラキラしたビーズや刺繍、タッセルなどで装飾するのは女性の仕事だそう。 デザインは日本人向けに甲を高めにし、底のクッションも厚いものにする工夫がされています。使ううちに足になじみ、そのやわらかな履き心地にファンになる人も多いのだとか。
先端が尖ったタイプは外履きにすることも可能
手作りの素朴な風合いがすてきなかごバッグ
中央が「ワンハンドルラタンバスケット」(9504円)、両サイドは「ステッチラタンバスケット」(9504円)
「ポンポンバケツバスケット」(8424円)
バブーシュと並ぶ、もうひとつの人気が「かごバッグ」。 ナツメヤシの葉や水草などを使って手作りされた、今注目のファッションアイテムです。 ポンポンが付いたものは道行く人が振り返りそうなかわいさ。ファーが付いたものは秋や冬にも活躍してくれそうです。
モロッコの大地の恵みをシンプルなコスメに
左から、レモンバーベナの「バスオイル」(4104円)、「プレシャス オイル スティック」(5184円)、「モイストキープ アクアジェル」(6696円)、「エッセンスオイル」(6048円)
ファティマ モロッコは2013年に、モロッコ産の原料を使った「フルールドファティマ」というコスメラインの提供をスタートしました。 ソープや化粧水、バスオイル、ルームフレグランスなど多彩な製品があり、なかでもモロッコ女性が日常行っているスキンケアを参考に生み出された「シンプルケア」がテーマのオーガニックコスメは、どれも非常によく肌になじみます。 人気の「エッセンスオイル」は、近年女性の熱い視線を集めるアルガンオイルに、保湿効果の高いサボテンシードオイルを配合したもの。ダマスクローズが高貴な香りを放ち、とっても優雅な気分になれます。乾燥が気になるこれからの季節に重宝しそうですね。
乙女心くすぐるモロッコらしいカラフル雑貨
カラフルな色使いが楽しいベルベルシューズ(手前)とアンティークのスパイス入れ(奥)
ファティマ モロッコ トーキョーには、洗練された自社製品のほかにも、現地で買い付けてきた雑貨が並んでいます。 キラキラした「ミントティーグラス」(756~972円)は、いくつか揃えれば食卓がぱっと明るくなりそう。 カラフルなアンティークのスパイス入れや手織りのラグは、部屋の雰囲気を大きく変えたいときにうってつけの存在感です。
これらファティマ モロッコとフルールドファティマの商品は、東京と大阪にある直営店のほか、全国各地のセレクトショップでも取り扱いがあります。 また、ウェブサイトからも気軽に購入できるのがうれしいところ。 自分へのごほうびに、または大切な人へのプレゼントに、モロッコの大地と人々の暮らしを感じさせる雑貨やコスメを選んでみてはいかがですか?
Fatima Morocco Tokyo(ファティマ モロッコ トーキョー)
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菅沼佐和子
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