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2016.11.08
加賀野菜や能登牛も♪地元食材を気軽に楽しめる、金沢のおにぎり専門店「みつや」
金沢の人気スポット「金沢21世紀美術館」からすぐの本多町にある「釜炊きおにぎり みつや」は、テイクアウトもできるおにぎり専門店。梅干しやこんぶ佃煮などの定番はもちろん、加賀野菜など地元の食材を使ったものから、うにやハンバーグなどのユニークな具材までおよそ40種類のおにぎりが揃っていて、メニュー選びも楽しいお店です。

金沢21世紀美術館や鈴木大拙館からすぐの本多町界隈

本多町の「釜炊きおにぎり みつや」
本多の森公園の自然も美しい本多町界隈は「石川県立美術館」や「鈴木大拙美術館」をはじめ大小美術館がひしめくエリア。そんな本多町の大通り沿いにあるのが、カウンター席中心のコンパクトなお店ながら、周辺の会社員や高校生、そして観光客で賑わう「釜炊きおにぎり みつや」です。

店内のテーブル席。夕方には周辺の高校生たちの憩いの場にもなっている
店内はカウンター席7席とテーブル席が1席。カウンターは、お客様との会話がしやすいようにとお寿司屋さんのカウンター風になっています。

加賀野菜や能登牛など地元食材が自慢のおにぎり

「青じそしらす」(190円)、「梅」(170円)
お米は石川県産のコシヒカリを使用し、釜で炊きあげます。ふわっとやや軽く握られているのが特徴で、注文を受けてから握る、出来立てのおにぎりです。

左から時計回りで、「能登しいたけ」、「能登牛」、「加賀レンコンのキンピラ」
数あるメニューの中でも人気なのは、地元の食材を使ったおにぎり。シャキシャキとした「加賀レンコンのキンピラ」(210円)、石川のブランド牛「能登牛」(250円)のしぐれ煮、香りがいい「能登しいたけ」(210円)、郷土の珍味「ふぐぬか」(400円)など、どれも一度は食べてみたい食材ばかりです。

店主自家製の梅干し
具材の美味しさとごはんがマッチするよう、具材の味付けはしっかり、おにぎりの塩は控え目になっています。無添加なので、小さなお子さんが集まるイベントなどからケータリングの注文が入ることも多いそうです。 定番の梅干しももちろん自家製。27年ものから今年の新ものまであって、リクエストがあれば、年代物の梅干しを店の奥の樽から出してきて握ってくれるんですよ。

2種のおにぎりが味わえる「日替わりセット」

「日替わりセット」(670円)
お得な「日替わりセット」には、本日のおにぎり2個に、赤だしのお味噌汁、一品料理、小さな一品料理(塩卵、ミニサラダ、ミニ黒みつかんてんから1つ)がついてきます。おにぎりは大きめの1個140グラム。2個でお弁当の大盛りごはんに相当する量に、おかずもしっかりついてお腹も大満足。

郷土料理の「治部煮」。すだれ麩やとろみをつけて鶏肉に味がよくしみこんでいる
セットの一品料理は、酢豚、秋鮭の幽庵焼き、車麩のお月見煮など、おにぎりにぴったりのメニューが日替わりでつきますが、週末の一品料理は、観光客の方に喜んでもらいたいと、加賀名物の「治部煮」になっています。心遣いが嬉しいですね。昔の料理屋の味を意識して、こちらもしっかりとした味付けです。

7席ほどのカウンター席は、一人で訪れる仕事合間の女性客もいっぱいで、金沢の日常空間を垣間見ることができます。おにぎり専門店「みつや」で美味しい石川のお米と食材を味わってくださいね。

釜炊きおにぎり みつや
カマダキオニギリ ミツヤ
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