莵との深いゆかりを感じる神社

莵橋神社は、加賀国の中心地として1200年以上の歴史を刻む由緒ある神社です。その名前に「莵（うさぎ）」の文字を含むだけでなく、かつての能美郡莵橋郷という地名や、加賀藩三代藩主・前田利常公が隠居の際に神社を移した「兎御門内」といった歴史的背景から、古くからうさぎとの深い縁が伝えられてきました。

昇龍の松で運気アップ

境内にそびえるご神木「昇龍の松」は、まるで天に昇る龍のような姿が特徴です。この松の根元に願いを込めた石を奉納し、松に触れて神威をいただくのが、参拝者の間で人気の習わし。訪れる人々の願いを受け止め、運気を引き上げてくれると評判です。

うさぎをモチーフにした授与品

色や表情が異なるうさぎおみくじ。ひとつひとつ違う愛らしさが魅力です。淡いパステルカラーや優しい顔立ちのうさぎたちが勢揃いし、どれを選ぶか迷ってしまいそう。引いた後も持ち帰りたくなるほどのかわいらしさです。

令和７年新作である切り絵御朱印「むすびうさぎ」は、繊細な切り絵が施された特別な一枚。うさぎモチーフのデザインに、水引の模様が添えられ、縁結びの願いが込められています。上品でかわいらしいそのデザインは、手に取るたびに心がほっこり温かくなる魅力がたっぷり。

11月20日から「水引まもり」の頒布がスタート。神と人、人と人を結ぶ象徴である水引を使い、うさぎの形に仕上げた「うさぎむすびまもり」や「うさぎご朱印帳バンドまもり」は、上品でかわいらしいデザインが魅力です。

2025年の干支・巳(へび)みくじが登場

巳(へび)みくじ500円

2025年の干支「巳（へび）」をモチーフにしたおみくじが新登場。丸みを帯びたフォルムと愛らしい表情が印象的で、ひとつひとつ顔や色が異なり、選ぶ楽しさもたっぷりです。 鮮やかな赤や柔らかいパステルカラー、シックな黒まで、バラエティ豊かなラインナップ。引いた後もお守り代わりとして持ち帰りたくなるような、かわいさが詰まっています。

「うさる詣」でご縁を深める旅へ

玉菟をかたどった九谷焼の置物

菟橋神社から車で5分の場所にある本折日吉神社と共に巡る「うさる詣」も人気の参拝コースです。 莵橋神社の境内には、小松の伝統工芸・九谷焼で作られた愛らしい「玉菟（たまうさぎ）」の置物が点在。それぞれ九谷五彩の鮮やかで美しい色合いで彩られ、紫は良縁成就、緑は無病息災といったように、色ごとに異なるご利益があるとされています。叶えたい願いにぴったりの色を選びながら境内を巡るひとときは、参拝のひとときをより特別で心に残るものにしてくれるはず。

2枚の御朱印を並べることで絵柄が完成する御朱印

菟橋神社と本折日吉神社、それぞれでいただける御朱印を並べると「縁」の文字が完成する特別なデザインに。赤く彩られた「縁」の文字には神さまの力が宿り、良縁成就をそっと後押ししてくれるそうです。良縁を願いながら、2つの神社をつなぐ特別な「縁の旅路」に出てみませんか。