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2025.02.24
金沢から少し足をのばして。発酵のまち・大野へ
金沢駅からバスで35分の、港町の金石(かないわ)・大野エリアは歴史ある「醤油のまち」です。発酵食を使ったグルメが味わえるお店もたくさんです。 こちらの記事では、新しくなった「ことりっぷ金沢」改訂版から、金沢を訪れたらひと足のばして立ち寄りたい、発酵のまち・大野の注目スポットをまとめてご紹介します。金沢をめぐる際は参考にしてみてくださいね。

老舗蔵元がプロデュース「ヤマト・糀パーク」

大野は醤油の五大名産地のひとつとされる
1911(明治44)年創業の「ヤマト醤油味噌」が運営する糀のテーマパーク。敷地内には醤油や味噌を製造する工場に併設して糀蔵や食堂、調味料などを販売するショップがあり、施設内を見学するツアーも行っています。 ヤマト醤油味噌の直売店はひがし茶屋街にもあります。販売のほか飲食メニューも充実。街なか観光の際にはチェックしてみて。

「一汁一菜に一糀」を提案する「発酵食美人食堂の月替わりランチ」1800円

食堂は糀室だった蔵を改装したもの

糀パークツアー時に見学できる糀蔵では、醤油や味噌の製造工程を説明してもらえる
ヤマト・糀パーク
ヤマトコウジパーク

テイスティングもできる醤油カフェ「Soysauce&Cafe 直江屋源兵衛」

自家製の醤油プリン、醤油クッキーにドリンクが付く醤油デザートセット605円。甘味と塩気のバランスが◎
100年以上前の蔵を改装した「直源醤油」直営のギャラリー&カフェ。店舗では醤油をはじめ、醤油を使用した調味料やドレッシング、お惣菜なども販売。カフェスペースでは醤油のデザートが味わえます。

醤油やドレッシングはどれもテイスティング可能。好みの味を探そう

左:もろみの雫シーズニングソイソルト(20g)594円、右:もろみの雫(120ml)454円~
Soysauce&Cafe 直江屋源兵衛
ソイソースアンドカフェナオエヤゲンベエ

大野の名産品が並ぶギャラリー&カフェ「もろみ蔵」

イスやテーブルは醤油樽を再利用。コンサートを行うことも
実際に使われていた醤油蔵をギャラリー&カフェとして改装。醤油のほか地元の特産品を販売し、醤油ラーメンやぶっかけうどんなどが味わえます。

入り口には大野の蔵元が作るさまざまな醤油の一升瓶がずらり

左:紺市の醤油 432円、右:濃厚でまろやかな味わいの醤油ソフト300円
もろみ蔵
モロミグラ

こだわりの味噌汁とおむすびを「お味噌汁食堂 そらみそ」

そらみそ定食900円。味噌汁はさつまいもたっぷりの郷土の味「めった汁(豚汁)」など
農家から仕入れたコシヒカリのおむすびと地元蔵の味噌で作る味噌汁におばんざいが付いたセットが人気。おむすびは8種類、味噌汁は3種類から選ぶことができます。

金石港すぐ近くの建物の中にある
お味噌汁食堂 そらみそ
オミソシルショクドウソラミソ
発酵のまち、大野はいかがでしたか?ほんのり醤油の香りが漂う港町をのんびりおさんぽしてみてくださいね。

新しくなった「ことりっぷ金沢」では、こちらの記事のほかにも魅力溢れる金沢の今を紹介しています。ことりっぷオンラインストアのほか、ことりっぷアプリの電子書籍をぜひチェックしてみてくださいね。
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