
241
2015.04.23
朝にごほうび時間を―西荻窪のからだにやさしい朝ごはん
※こちらの記事は2015年4月23日に公開されたものです。 西荻窪の「暮らしのいろいろ ていねいに、」は、朝9時から開店しています。お店のおすすめは、体にやさしいおむすびが味わえる朝ごはんのセット。店主はマッサージ師でもあり、はり灸や指圧も受けられます。
西荻窪にリラックスできる場所を

JR西荻窪駅南口から歩いて8分。個性的なお店が並ぶ神明通りに、食事とマッサージ、不動産仲仲介と、地域の人々の健康と暮らしをサポートするお店「暮らしのいろいろ ていねいに、」があります。 お店を営むのは、長野県安曇野の豊かな自然に囲まれた宿泊施設で働いていた福田さんとcayocoさん。福田さんの地元である西荻窪に、おふたりが働いていた宿泊施設と同じようなリラックスできる場所を作りたいと、2013年にお店を始めました。「来てくれた人にていねいに接していきたい」という思いから、この店名を付けたそうです。
居心地のよい、ほっとできる空間

カウンターと畳の座敷が用意された店内は、こぢんまりとしてのんびりした雰囲気。なかでも椅子に合わせて作られたカウンターは、長時間座っていても疲れにくく、思わず長居してしまうほどの心地よさがあります。そこに座ってゆっくりと食事と会話を楽しんでいくお客さんも多いそうです。福田さんは鍼灸あん摩マッサージ指圧師でもあり、併設のセラピールームでは、はり灸や指圧などのセラピーも行なっています。
愛知のモーニングのように朝の時間を大切に

昼から開店する飲食店が多い西荻窪では珍しく、お店は朝9時から始まり、朝ごはんが味わえます。これは、モーニングサービスを行っているお店が多くある愛知県出身のcayocoさんのアイデア。朝の時間を大切にする愛知の人の考え方がとても好きなのだそうです。 料理に使われるのは、埼玉県や西荻窪などで採れた有機野菜がメイン。福井県の農家から仕入れている無農薬玄米は、割れ米や欠けている粒を一つひとつ選り分ける手間をはぶかず、おいしくなるように工夫しています。

もっちり食感の玄米小豆ごはん

からだにやさしい「おむすびセット」。
朝のおすすめは「おむすびセット」(600円)。玄米小豆ごはんのおむすびに、旬の野菜を使った副菜や味噌汁が付いた、からだにやさしいセットです。じっくり寝かせた玄米と小豆をブレンドして作る玄米小豆ごはんは、やわらかくもっちりとしていて、クセになるおいしさ。ほかにも、玄米小豆ごはんがおかわりできる「ごはんセット」(500円)や、天然酵母の食パンが味わえる「トーストセット」(500円)などのメニューも揃います。朝からいっぱい食べたいときは、生卵や焼き鮭といったサイドメニューもあります。 夜はごはんと味噌汁、漬物の「ごはんセット」(450円)に、日替わりのおかず(4~6種類 各100~500円)から好きなものを選ぶスタイルで食事を楽しめます。週末には知り合いと協力して、カフェとしての営業もしています。気になる人はお店のホームページをチェックしてみましょう。 どうしても忙しくなりがちな朝。「食とセラピー ていねいに、」で出勤前にごはんを食べて、ゆっくりと朝を過ごしてみてはいかがでしょうか。

暮らしのいろいろ ていねいに、
クラシノイロイロテイネイニ
※掲載の内容は、記事公開時点のものです。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。
※画像・文章の無断転載、改変などはご遠慮ください。
谷川 梓
の人気記事











































