江戸時代の製茶場をリノベーションした店舗

庭を望める人気の席は予約することもできる

JR宇治駅から5分ほど歩いたところに、江戸時代より続くお茶の老舗「辻利兵衛本店」の茶寮が2015年夏にオープンしました。長く製茶場として使われた建物をリノベーションした店内は、柱や梁を残しつつ間接照明やゆったりしたソファ席を取り入れたモダンな空間。こちらでいただける抹茶を使ったさまざまなスイーツに注目が集まっています。

鮮やかな抹茶色に心奪われる「抹茶栗モンブラン」

「抹茶栗モンブラン」（540円）

ハッとするほど鮮やかな色の抹茶クリームが美しい「抹茶栗モンブラン」は、クッキー生地に季節の素材で作ったクリームを載せ、さらに抹茶クリームで包んだ一品。こちらの写真は秋の商品で、中には渋皮栗とたっぷりのマロンクリームが入っています。老舗自慢の石臼挽き抹茶のまろやかな味わいと濃厚なマロンクリームがぴったりの相性です。

甘さとほろ苦さが絶妙の「宇治抹茶パフェ」

「宇治抹茶パフェ（宇治誉れ）」（1728円）

人気はこちらの「宇治抹茶パフェ（宇治誉れ）」。サクサクの焼菓子・フィアンティーヌや抹茶クーベルチュールでコーティングした和栗、白玉などぎっしりと具材がトッピングされていて、目にも華やかです。何層にも重なっているので、最後の一口までワクワクが続きます。抹茶のほろ苦さと他の食材のほのかな甘さのバランスが絶妙ですよ。 テイクアウト商品の販売店は他にも数店ある中、これらのスイーツがいただけるのは茶寮のみ。地元の人のファンも多いという老舗の味をぜひ体験してはいかがでしょうか。