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2017.02.21
スイーツから雑貨まで。倉敷らしい、センスのいいおみやげが見つかるお店5選
白壁の土蔵群が立ち並ぶ倉敷美観地区には、町家や古民家をリノベートしたセンスのよいショップがたくさんあります。倉敷発祥の「マスキングテープ」から倉敷メイドの手仕事の逸品まで、乙女ゴコロをくすぐる倉敷のおみやげをご紹介。
550種類以上そろうマスキングテープの聖地「如竹堂」
mt×ミナ・ペルホネンのマスキングテープ
JR倉敷駅から徒歩20分ほどの場所にある「如竹堂」。大正時代から続く表具工房ながら、売り場の大半を占めるのはマスキングテープ。「mt」や「倉敷意匠」など、地元メーカーの4ブランドを扱っています。ファッションブランド「ミナ」とコラボしたものから倉敷限定のものまで、その数はなんと約550種類。店内の一角では、用意された豊富なマスキングテープを使い、うちわや紙袋を無料でデコレーションできる体験も。本場ならではの楽しみも聖地と呼ばれるゆえんのひとつです。
「如竹堂」の記事はこちら
如竹堂
ニョチクドウ
使うほどに味わい増す倉敷帆布「バイストン美観地区店」
帆布とは文字通り、船の帆に使われていた厚布のことで、倉敷は全国生産量の約7割を占める一大産地です。職人の丁寧な手仕事で織り上げた帆布で作る倉敷帆布は、天然綿が醸す風合いと、使うほどに味わいが増すエイジングが魅力。耐久性、通気性ともに抜群で、ハードユースにも耐えられるすぐれものです。
町家の店内にカラフルな帆布製品が並ぶ
大正時代から生地を織る機屋の直営店の「バイストン美観地区店」では、長く使えるシンプルなデザイン、多彩なカラーバリエーションの倉敷帆布を販売。バッグをはじめ、キッチンツールや雑貨、小物など種類豊富に展開しています。
バイストン美観地区店
旧式焙煎機で作る倉敷ほうじ茶の老舗「つねき茶舗 倉敷美観地区店」
若店主みずからが店内をリノベート
「つねき茶舗倉敷美観地区店」は、倉敷で古くから続く老舗茶舗。大正時代の長屋をリノベートした空間に一歩入ると、香ばしいお茶の香りに満ちています。名物の「倉敷ほうじ茶」は、日本茶品評会「日本茶AWARD」の香りの部門で、2015年に審査員奨励賞を受賞した自慢の逸品です。
旧式焙煎機を使ってほうじ茶を作る
昔ながらの焙煎機を使い、茶葉の青さを残し、浅めに焙煎することで、香り豊かなほうじ茶にしているのだそう。日曜、祝日には、店先で焙煎の実演を開催し、ますます香り豊かに。倉敷の新たなおみやげとして注目を集めています。
つねき茶舗 倉敷美観地区店
乙女をとりこにする倉敷メイドの雑貨たち「倉敷意匠アチブランチ」
昭和初期のレトロな空間にセンスのよい雑貨をレイアウト
昭和初期に建てられた製薬会社の建物を、衣食住のデザインマーケットとしてリノベートした「林源十郎商店」。この1階に店を構える「倉敷意匠アチブランチ」は、倉敷生まれの生活雑貨メーカー「倉敷意匠計画室」の直営店です。
型染めユニット「katakata」による印判手の豆皿
オリジナルはもちろん、作家とコラボしたアイテムまで約2000点がそろい、どれも乙女ごころをくすぐるものばかり。紙、布、器、ガラスなど、多種多様な雑貨がセンスよくディスプレイされています。店内一角で行なわれる月替わりの企画展もお見逃しなく。
倉敷意匠アチブランチ
クラシキイショウアチブランチ
フルーツ王国ならではのフルーツスイーツ「GOHOBI 倉敷美観地区店」
スティックゼリーのほか、ドライフルーツやコーディアルなども販売
築230年の町家で、岡山産のフルーツを主役にしたスイーツなどを販売する「GOHOBI 倉敷美観地区店」で、定番人気なのがこちら。「フルーツ王国」として知られる岡山をギュっと閉じ込めたフルーツゼリーです。契約農家の完熟フルーツピューレを使った贅沢な味わいで、一年中フルーツが楽しめると評判の一品です。食べやすいスティックタイプで、コラーゲン入りというのも魅力的。マスカットオブアレキサンドリア、清水白桃、ニューピオーネなど岡山らしい味がそろいます。値段も650円からと手ごろです。
GOHOBI 倉敷美観地区店
ゴホウビクラシキビカンチクテン
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井手口陽子 写真・森昌史
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