
276
2017.06.20
こぼれそうな程海の幸がいっぱい!宮城「地元市場ハマテラス」の海鮮料理を食べ比べ!
サンマやうに、まぐろなど豊富な海の幸に恵まれた港町、宮城県女川町。 女川駅前の商店街「地元市場 ハマテラス」には、新鮮な魚介をふんだんに使ったメニューを出すお店がいっぱい!ネタがたっぷりのった海鮮丼や釜飯などおすすめのメニューを紹介します。

SNS映えする華やかな海鮮丼「お魚いちば おかせい」

「女川丼」(1300円)

グルメ店を中心に8店舗が入っている
JR女川駅を出て目の前に広がる商店街が、2016年にオープンした「地元市場 ハマテラス」です。海鮮グルメを味わえる店が並ぶ商店街には、平日でも多くの観光客でにぎわいを見せています。
女川の旬の魚介をまるごと味わいたい人におすすめなのが「お魚いちば おかせい」の「女川丼」です。

「お魚いちば おかせい」は、もともと鮮魚や水産加工品の卸しと小売りの専門店。震災後、海鮮グルメが食べられる店の多くが津波の被害に遭った女川で、「新鮮な魚料理が食べたい! 」という地元の人の声に応えるために、飲食店をスタート。そこで、誕生したのが「女川丼」です。
まず、見た目の豪華さにびっくり! 酢飯が見えないくらいに盛りつけられたネタは10種類以上。毎日魚を見ている水産業のプロだからこそ分かる旬を見極め、その日にトッピングされるネタが決まるそう。 つやつやで大きな赤えびは口のなかでとろけ、三陸名産のギンザケは、脂のりが良く、甘みが感じられます。 ネタの多さと華やかさから“女川の竜宮城”と常連客から呼ばれる海鮮丼を味わいに、ぜひ立ち寄ってみませんか?

お魚いちば おかせい
オサカナイチバオカセイ

テイクアウトOKの釜飯。「マルキチ女川浜めし屋」

「女川海鮮釜めし」(1300円)
さんまのみりん干しやホヤの塩辛など、さまざまな水産加工品を販売している「マルキチ女川浜めし屋」では、海の幸が釜にたっぷり入った「女川海鮮浜めし」が食べられます。 宮城県産のひとめぼれと魚介を出汁で一緒に炊き上げ、その後30分保温。蒸すことで米がふっくらとし、魚介の旨みがなじみます。 運ばれてきた釜のふたを開けると、潮の香りがふわ〜っと漂ってきます。ほたて、カキ、めかじきまぐろ、うに、かになど豪華なネタがご飯の上にぜいたくに並べられています。 ひと口ほおばると、魚介の風味が口いっぱいに広がり、思わず頬がゆるみます。釜の下にあるおこげの香ばしさもたまりません。

バンダナにはさんまの柄と店のロゴがデザインされている
「女川海鮮浜めし」はテイクアウトも可能。小ぶりの釜をオリジナルのバンダナで包んでくれます。お天気の良い日には、外で海を眺めながら味わうのもおすすめです。

マルキチ女川浜めし屋
マルキチオナガワハマメシヤ

キムチ味噌ソースと海鮮が絡み合うピザ「アンベアーレ」

「特製旨辛海鮮ピザ」(1000円)。旬の魚介を使うので、時季によってトッピングが変わる
ファストフード店「Anbeare(アンベアーレ)」の「特選旨辛海鮮ピザ」も人気メニューです。 ピザソースは、なんとキムチ味。韓国産唐辛子を使ったピリッと辛いキムチダレに味噌をまぜたソースと、モッツァレラ、ゴーダチーズがミックスされたチーズのまろやかさが相性ぴったり。そこに新鮮ないかやたこ、サーモンなど女川産のシーフードが絡まります。 ほど良く辛いキムチソースにふわっと香る味噌の風味、ミルキーなチーズがマッチし、深みのある味わいです。

Anbeare
アンベアーレ
一年を通し、さまざまな魚介が豊富に獲れる女川。これから夏にかけては、“海のパイナップル”と呼ばれるほやを使ったメニューが登場する店もあります。港町ならではの獲れたて新鮮魚介を味わいに「地元市場 ハマテラス」を訪れてみませんか?
ことりっぷ編集部おすすめ
このエリアのホテル
※掲載の内容は、記事公開時点のものです。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。
※画像・文章の無断転載、改変などはご遠慮ください。
石山せりこ 写真:板元義和
ごはん
の人気記事
の人気記事