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2017.08.12
金沢の新名物!フルーツが丸ごとゴロンと入った「菓舗カズ・ナカシマ」のもっちり大福
観光客で賑わう金沢屈指の観光スポット・ひがし茶屋街にある「菓舗KazuNakashima」は、老舗和菓子店「中島」の和菓子が楽しめる甘味処です。季節限定の大福やお酒に合う上生菓子など新感覚の和スイーツはいかがですか?
大粒でジューシーなみかんを丸ごと包んだ「みかん大福」
明治14(1881)年創業の「中島」の4代目・中島一さんが手がける和菓子が話題となっています。愛知県産の蒲郡温室みかんを贅沢に丸ごと使った「みかん大福」(1080円)は、直径10㎝ほどの大きさで食べ応え十分。ひと口食べると甘酸っぱい果汁があふれ出し、白餡の上品な甘さをより一層引き立ててくれます。 白餡は北海道産の良質な大手亡(おおてぼう)豆を使い、季節や包むフルーツによって炊き上げる硬さや餡の甘さを変えるこだわりぶり。大福の生地は、石川県産・神楽餅と富山県産・新大正餅をブレンドして、時間をかけながら丁寧に練ることで、コシや粘りが強いしっかりとした食感に仕上がっています。
「キウイ大福」(1296円)と「いちご大福」(540円)、抹茶(756円)
フルーツ大福は、期間限定でゴールドキウイやイチゴ、マンゴー、イチジク、ウメなど珍しいフルーツともコラボしているので、訪れるたびに楽しめます。今の時季はみかんとゴールデンキウイがおすすめだそうです。 大福の可愛らしさに負けないくらい器もおしゃれなんですよ。富山県高岡市の伝統工芸品・高岡銅器の技術を用いたすず製のお皿「すずがみ」を使用。さらに抹茶の碗は金沢の地元作家による九谷焼や大樋焼を使用しており、抹茶の緑とのコントラストがとても美しく目を喜ばせてくれます。
土蔵をリノベーションした隠れ家のような店内
漆喰塗りの扉が印象的
江戸時代の土蔵の雰囲気を残し、壁やカウンターには杉材をあしらい純和風の空間に改装されています。店に入ると木の香りがほのかに漂い、とてもリラックスできます。
蔵の席は、アンティーク調のイスや優しい光の間接照明を配置。中でもソファ席はゆったりできると評判になっています。2階には団体で利用できる茶室もあるんですよ。
新感覚の和菓子♪地酒に合う竹炭と山椒の上生菓子
冷酒(1合)と和菓子が大人な時間を演出
お酒に合うように山椒をアクセントにした新感覚の和菓子「黒」。キレのある地元の小堀酒造の「大辛口純米酒」と合わせてどうぞ。(「上生菓子と地酒のセット1296円」) 地酒と和菓子とのマリアージュを提案しているのも4代目のこだわり。「和菓子を楽しみ、驚きを感じてほしい」という思いが詰まった「菓舗KazuNakashima」で、新感覚の和菓子を味わってみませんか?
菓舗KazuNakashima
カホ カズナカシマ
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