226
2015.09.03
撮った写真をもっと素敵に♪ 自分らしい世界観を作る写真加工アプリ活用法
※こちらの記事は2015年9月3日に公開されたものです。 最近、カメラビギナーでも使いやすい写真加工・編集アプリが数多く出ているため、それらを活用すればスマホで撮った写真でも、簡単におしゃれな写真にできるようになってきました。でも、どんなアプリを使って、どう加工すればいいのかわからないという人も多いと思います。そこで、インスタグラムで旅や料理の写真が人気のかおしさんに、写真加工・編集アプリの活用法と、SNSで写真をアップする際のコツなどを伺いました。
デジカメでもスマホでも、撮った写真は必ず加工
左が加工前、右が加工後の写真 ©かおし
旅に出たり外出する時には、必ずデジカメとスマホ、両方を持っていくというかおしさん。そして、インスタグラムにアップする前には、かならず写真加工アプリで加工するそうです。 「私のデジカメは、少し暗めに写るんですよね。そのため、必ず明るさを調整します。特に料理の場合、明るくて食材の色がはっきりと写ったほうが美味しそうに見えますからね。私がいつも行っている基本的な加工としては、明るくする、色味の温かみを消す、色を鮮やかにする、という3つです。また、スマホの場合、私はiPhoneを使っていますが、デジカメよりも温かい色味に写るため、温かみを消してシャープにすることは忘れずに行っています」。 もとの写真が屋外で撮った明るい写真なら、影の部分を薄くして、コントラストを弱めることもあるそうです。この基本的な加工を行った上で、シーンに合ったフィルタをかけることもあるそうですが、フィルタは特に決まったものは無く、その写真の雰囲気に合ったものを使うとか。 また、写真を加工する際に、かおしさんが必ず気をつけているのは、元の写真とあまりにもかけ離れたものにならないようにすること。 「お店で撮ったお料理の写真の場合、元のお料理とあまりにもかけ離れた写真にならないように注意しています。あれこれ操作しているうちに、自分でもどこに着地すべきかわからなくなってしまうことがあるので、そういう時には、元の画像と見比べるようにしていますよ」(同)。
よく使っている3つのアプリを紹介
では、どんな加工アプリを使っているのでしょうか? かおしさんがよく使っている3つのアプリを教えてもらいました。 ●Snapseed 明るくする、温かみを消す、色を鮮やかにするという基本の3つの加工を行う時に使っているそう。部分的に明るさを調整することもできて便利。
●VSCO cam フィルターをかける時に使うのがこちらのアプリ。10種類以上の中から、好きなテイストを見つけてフィルターをかけたり、明るさやコントラストを調整したり、トリミングすることもできるそうです。 ●EyeEm こちらもフィルターをかける時に使っているそう。写真共有用のアプリですが、無料で使える24種類のフィルターがついています。コントラスト、露出、彩度など、細かい調整も可能。 これらのアプリはスマホ専用。写真に特に詳しくなくても使いこなすことができるので安心です。ただし、デジカメで撮影した場合には、スマホに転送する必要があります。
写真の統一感や並びは気にせず、ピンと来たら撮影して投稿
かおしさんのインスタグラムのフィード
SNSの中でも特にインスタグラムは、投稿した写真を一覧で見られるので、かおしさんのページを見てみても、投稿された写真全体で世界観が表現されているように感じます。SNSの写真で、自分なりの世界観を表現するコツはあるのでしょうか? 「以前は写真の色味や雰囲気を統一しようとしていましたが、今は撮る写真もバラバラ、写真の雰囲気も違います。バラバラな写真が集まって私の日常を形作っているので、それも面白いかなと。ただし、いつでもどこにでもカメラは持って行って、面白いと思ったものは何でも撮影してくるようにしていますね」(同)。 美味しいものが大好きというかおしさんの場合、旅行や外出の目的が「美味しいものを食べるため」ということが多いとか。そして、わざわざ遠くまで行ってみると、その道すがら、またはお店の周りで面白い風景やかわいいものに出会えることが多いため、常にアンテナを張り巡らせているそうです。 「美味しいものの周りには、必ず写真に撮りたくなる風景や物があるので、それらを見逃さないようにしています。例えば、わざわざソフトクリームを食べに遠くの高原まで行ってみたら、その周りには草原が広がっていて、牛がいたり、朝市でパンを買おうと思ってでかけたら、行列に並びながら思いがけないワンシーンが撮れたこともあります」(同)。 食べ物に限らず、自分の好きなことをテーマにして撮影しているうちに、どんどん撮影の対象も広がって、自分の世界観を表現できるようになるのかもしれません。
写真に簡単なエピソードを添えると親近感が増す
かおしさんのインスタグラムは、写真に添えられているキャプションを楽しみにしているファンも多いのだとか。 「旅先で行ったレストランやカフェ、お店の店内の写真などを投稿する時には、どんなお店だったか、どんな味だったかを簡潔に書くようにしていますが、それ以外に、その時に遭遇した変な出来事やちょっと笑えるエピソードを書くこともあります。これが、フォロワーの方との交流のきっかけになることもあり、写真よりもむしろキャプションを楽しみにしてくれている方もいるようです」(同)。 フォロワーを増やすことを目的としていなくても、ちょっとしたエピソードを書けば、友達への近況報告になることもありますよね。また、自分自身にとってもメモや日記代わりにもなりそう。写真やキャプションをちょっと工夫するだけで、今まで以上にSNSを楽しむことができそうです。
※掲載の内容は、記事公開時点のものです。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。
※画像・文章の無断転載、改変などはご遠慮ください。
相馬由子
かおしさん
岡山県在住の会社員。3年ほど前から始めたインスタグラムのフォロワーは現在6万人以上。おしゃれにスタイリングされた自宅での料理の写真を中心に、旅先で行ったお店やレストラン、ペットの犬の写真などを日々投稿している。
ライフスタイル
の人気記事
の人気記事