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2015.10.07
プラネタリウムカフェでロマンチックな夜を♪ お酒も楽しめる「星カフェスピカ」
※こちらの記事は2015年10月7日に公開されたものです。 暗闇の中に星座が浮かび上がり、プラネタリウムのような空間が広がるカフェがあります。もちろんオープンは夜になってから。天気がよければビルの屋上に天体望遠鏡を並べ、都会の夜空を観察することもできますよ。
都会のビルの谷間で見つけたプラネタリウム

リノベーションされたビルの階段を登ってお店へ
大阪市営地下鉄「松屋町駅」から徒歩5分の場所にある「星カフェSPICA(スピカ)」は、星空をテーマにしたカフェ&バー。星のソムリエの資格を持つ店長のkeiskeさんが、都会でも星空を楽しんで欲しいとはじめたお店です。カフェやサロンなど個性的なショップが入居する古い雑居ビルの最上階にお店はありました。店内に一歩入ると、そこはまさにプラネタリウム。壁や床など一面に星空が広がっています。

星空が映し出された店内
「星空案内人」がいるカフェ

自動車メーカーであるSUBARU製望遠鏡はレアアイテム
星のソムリエとは「星空案内人」とも呼ばれる認定資格。天文学や望遠鏡の扱い方など幅広い知識が問われるこの資格の勉強をしたことで、keiskeさんは大阪の街中でも星がたくさん見られること気付いたと言います。そのことを多くの人に知って欲しいと、あえて街中にお店を開くことにしたそうです。お酒や食事を楽しみながら大人になっても星空の魅力を体験できる場所となっています。 天気がよければビルの屋上スペースに望遠鏡を持ち出し、keiskeさんのレクチャーで天体観望会がスタートします。都会では街の明かりが多いので、肉眼で探すのにはコツが入りますが、慣れるとすぐに見つけられるようになるそう。店には望遠鏡が数台あり、時期や季節によっては月面や土星のリングなどを観察することも。さらにスマートフォンで望遠鏡から見える月の写真を撮ることもできるそうです。

ビルの間から見えた月と金星、土星(2013年9月撮影)
惑星をイメージしたカクテルや星型のデザートも!

オリジナルカクテル「アンドロメダ」(850円)
星座が映し出されたテーブルやカウンター席で楽しめるのが、keiskeさんが考案した惑星や星をモチーフにしたフードやドリンク。アンドロメダやジュピター、アンタレスなど、星の名前を付けたカクテルは、その星の色をイメージしています。「おいしさビッグバン!」とタイトルが付けられた「タコライス銀河」(990円)は、たくさんの星が集まるように野菜やスパイシーなひき肉がたっぷり。星形のクッキーが添えられたガトーショコラも人気のデザートです。12星座の名前が付いたワインや銀河高原ビールなど、星空にちなんでセレクトしたドリンクもあるので、星空や宇宙の話で盛り上がりそうですね。

「星の欠片のガトーショコラ」(700円)
街中でいつでも星空さんぽが楽しめます

店内にはその日の星空が映し出され、屋上での天体観望会の前にはkeiskeさんが今日の星空解説をしてくれます。席に限りがあり時間も決まっているので、予約をするのがおすすめです。曇や雨で外での天体観望ができない時も今日の星空を楽しむことができますよ。 お酒やスイーツを味わいながら、ロマンチックな星座の伝説や宇宙の話に耳を傾け過ごす夜。宙ガールはもちろん、星座や星のことが詳しくなくても、ここではkeiskeさんの案内できっと楽しい時間が過ごせます。帰り道の夜空がまた違った景色に見えてくるはずですよ。

星カフェSPICA
ホシカフェスピカ
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田口真由美
Writer
田口真由美

好物は古いものと発酵したもの。名古屋を拠点に町や人、美味しいものを訪ねる日々を過ごしています。
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