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2018.06.15
ブルックリンの隠れ家パブを巨大倉庫に再現!滋賀「The Hideaway Factory」
滋賀県の草津駅から車で5分ほどのところにある「The Hideaway Factory」(ザ ハイドアウェイ ファクトリー)」。禁酒法時代のブルックリンの隠れ酒場をイメージしたアンティークな店内は、ゆったりとランチや夜カフェなどを楽しむことができます。

お店を探すのも楽しみのひとつ

「The Hideaway Factory」は日本語で隠れ家倉庫という意味
JR草津駅から野洲川方面へ。車なら約5分、歩くと約20分のところに「The Hideaway Factory」はあります。倉庫や住宅、畑などを抜けていくと突如現れる白い壁にガラス張りの大きな扉の建物です。

DIYで作った手作りの空間

大きな照明もオーナー自らデザイン、制作したもの
店舗は、オーナーやスタッフが、時には専門知識を持つ知人や親類の知識や技術を借りながら内壁を整えることからはじまり、塗装、床張りやトイレまで全て手作りで合計3か月半をかけて完成しました。イメージしたのは1930年ごろ、禁酒法が施行され飲酒が禁止された時代にアメリカ各地に誕生した隠れ酒場。照明を落とした店内にはビンテージソファーが配置され、落ち着いた大人の雰囲気です。

今でも乗ることができる当時のビンテージバイク
店内でまず目を引くのが、樹齢300年を越えるもみの木の風合いを活かしたカウンター。材料をオーナー自ら探し、デザインから施工まで試行錯誤しながら仕上げたそうです。 また、テーブルはかつて奈良の寺院で使われていた建材でDIY。年を経た色あいが店内の雰囲気によく馴染んでいます。

フォトジェニックなメニューが楽しい!

「チョコレートとマシュマロの鉄板スモア」(737円)、「ハーフ&ハーフ コーヒー」(842円)
オーナーはカフェを開きたいという思いのもと、東京のイタリア料理店で8年間修業を積み、また憧れの地、ブルックリンに残る禁酒法時代の店をはじめ海外のカフェを巡り研究を重ねたのち「The Hideaway Factory」をオープンしました。 人気メニューのひとつは「スモア」。マシュマロの下にはトロトロのチョコレートソースがたっぷり、グラハムクラッカーですくい食べます。二人でシェアしても満足なボリュームあるふわとろスイーツです。 ハーフ&ハーフコーヒーは日本では初登場、真ん中でふたつに分かれたカップにはナッツキャラメルフレーバーミルクとアメリカンコーヒ。それぞれ飲んだり一緒に飲んだりと好みで楽しむことができます。 ランチタイムにはパスタやピザ、サンドイッチなどにドリンクバーやサラダ、スープが付くお得なメニューもありますよ。 休日は大切な人と、気の合う仲間と、秘密の隠れ家を探しに出かけてみませんか?

The Hideaway Factory
ザ ハイドアウェイ ファクトリー
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中尾若菜 写真:津久井 珠美
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