定番人気のずんだ餡のあんみつ「甘味処 彦いち」

「あんみつ」（460円）。添えで提供される蜜は白蜜か黒蜜を選べる

地下鉄の勾当台公園駅から徒歩5分ほど。創業から39年目の「甘味処 彦いち」は、平日でも開店後30分ほどで席がうまり、休日ともなると行列のできる人気店です。甘味や軽食の豊富なメニューがそろいます。 餡を、つぶ餡、こし餡、ずんだ餡から選ぶことができる「あんみつ」は定番人気のひと品。ずんだ餡は、鮮やかな緑色のずんだと、たっぷりのフルーツがきらめき、見た目も華やか。 ずんだ餅に使用する餡に白餡をあわせ、あんみつ用になめらかな舌ざわりに仕上げられています。

「甘味処 彦いち」の記事はこちら

伊達家御用達！「村上屋餅店」の“づんだ餅”

「づんだ餅」（659円）。“づ”んだという表記にも歴史を感じる

地下鉄東西線の五橋駅から徒歩10分。メイン通りから一本奥へと入った通りに位置する「村上屋餅店」は、もともと伊達家御用達の御菓子司だそう。伝統のある「づんだ餅」を求めて、たくさんの人が訪れます。 餅は、もち米の王様といわれる宮城県産みやこがね100％。毎朝つきたてを使っています。その餅が見えないほどたっぷり“づんだ”をかけるのが村上流。枝豆の自然な色合いそのものの黄緑色の餡を口に運べば、ふくよかな枝豆の風味と甘さが広がります。

「村上屋餅店」の記事はこちら

ずんだ尽くしの和洋スイーツを。「杜の菓匠 玉澤総本店」

「ずんだみつ豆」（900円）。飾られた木の葉型の羊羹は、季節ごとに色や形を変えている

ケヤキ並木が美しい定禅寺通の程近くにある「杜の菓匠 玉澤総本店 一番町店」は、贈答やおみやげにぴったりのお菓子がそろ和菓子店。併設されているカフェには、ずんだ餡を取り入れたスイーツメニューをとりそろえています。 一年中味わえる手作りの「ずんだみつ豆」は、みずみずしい寒天、もちもちの白玉など、すべてお店で手作り。お好みで上品な甘さの白蜜をかけていただきましょう。

「杜の菓匠 玉澤総本店 一番町店」

コッペパンに色鮮やかなずんだをサンド「モナコッペ」

手前が「ずんだ」（172円）。米粉パンの芳醇な香りとも相性ぴったり

モナコッペ」は、宮城県産ひとめぼれの米粉で作るコッペパン専門店。スイーツ系から総菜系まで、約50種類がそろいます。もっちりとした食感のパンはすべて毎朝焼き上げる米粉パン。宮城県産ひとめぼれの米粉を使っており、噛むほどに広がるほのかな甘みが特徴です。 仙台ならではのフレーバー「ずんだ」のこだわりはなんといっても餡。枝豆そのものの風味が濃い餡をセレクトし、ずんだ餡以外のトッピングはせず、ずんだ餡のふくよかな甘みを楽しめるよう仕上げています。粗めに挽いた枝豆のつぶつぶ食感がアクセントです。

「モナコッペ」の記事はこちら

仙台の茶舗が作るずんだソフトクリーム「喜久水庵」

「喜久水庵」は、仙台発祥の茶舗「お茶の井ヶ田」が手がけるお店。お茶やお菓子の販売のほか、カフェや食事処を併設している店舗もあります。 茶舗ならではの茶そばや抹茶スイーツはもちろん、メニューにはずんだ餡を使った甘味も！人気のソフトクリーム「ずんだソフト」は、枝豆のつぶつぶ食感と香りが楽しめます。おみやげにぴったりのずんだ餅や大福なども見つかるので、合わせてチェックしてみて。

自家製お餅と選べる餡のセット。明治から続く「源吾茶屋」

仙台駅から地下鉄東西線で2駅。広瀬川沿いに広がる「西公園」は、春の花見や秋の紅葉でもにぎわう、仙台一の歴史を持つ公園です。その園内にある「源吾茶屋」も、100年を超える歴史のある休憩処。外観も時代劇に出てくるお茶屋さんのような雰囲気です。 ラーメンや丼ものなど、小腹を満たす食事も充実していますが、お店の名物は自家製のお餅。しっとりやわらかなお餅に、ずんだ餡やごま餡が絡み、食べごたえもじゅうぶんありますよ。

＊＊＊＊＊ いかがでしたか？ 今回は過去に紹介した記事から、仙台のずんだスイーツをまとめてご紹介しました。 営業時間、定休日などの情報は、各施設に確認してからおでかけしてくださいね。