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2019.05.12
旬の果物&抹茶づくし♪ 京都・北野で話題のカラフルなコンフィチュール専門店
苺や柑橘類をはじめ、旬の国産フルーツを使ったコンフィチュールとシロップの専門店「北野ラボ」が2018年秋、京都・北野天満宮のそばにオープン。カフェでは瑞々しいフルーツや抹茶のパフェ、デザート・プレートが味わえると人気を集めています。
北野天満宮から歩いてすぐ
目を引くかわいらしい外観に心も弾む
お店は、学問の神様・菅原道真公を祀る北野天満宮のご近所さん。御前通を南へ進むとすぐ右手に赤色の小さなお店が現れます。
カウンター席とテーブル席があるカフェスペース
扉を開けると、美しく瓶詰された色とりどりのコンフィチュールやシロップがライトに浮かび上がり、バーのような落ち着いた雰囲気が漂います。 日本には、品種改良の波にのまれて消えつつある原種に近い昔ながらのフルーツがたくさんあります。そんなフルーツを継承していきたいという思いから、オーナーパティシエの吉水直樹さんと檀上尚秀さんが、北は青森から南は沖縄まで全国の農家を訪ね歩いています。そして、現地で出会ったフルーツを農家から直接仕入れ、添加物不使用のコンフィチュールやシロップを作っているのです。
一番人気は、フレッシュな苺パフェ
左から、「苺パフェ」「フルーツパフェ」各1650円
5月末までの期間限定で楽しめるのが「苺パフェ」。たっぷりの苺、ソフトクリーム、ケーキクラム、シュトロイゼル、苺のジュレといった層に、苺と木苺のコンフィチュールが織り込まれているのが、こちらのお店ならでは。苺の魅力が凝縮した主役のコンフィチュールを、よりおいしく味わえるようにと考案された逸品です。 苺の季節が過ぎたあとは、さくらんぼやスイカ、メロン、ぶどうなど季節のパフェに移ろっていくそうですよ。季節のフルーツやたっぷりのコンフィチュール、自家製ソフトクリームを合わせた彩り鮮やかなフルーツパフェも人気です。
風味が際立つ抹茶パフェも
「和束の抹茶パフェ」1800円
「和束の抹茶パフェ」は、宇治茶の生産地、茶原郷「和束」から特別に仕入れる高級抹茶とほうじ茶を贅沢に使った、すべて自家製の和束茶パフェです。温かい抹茶のショコラソースをかけると、抹茶ショコラドームの中から和束の優美な景色をイメージしたほうじ茶ジュレやシュトロイゼル、季節のフルーツとフランボワーズのコンフィチュールなどが広がります。
壁に並ぶコンフィチュールとシロップ
コンフィチュールは常時40種類ほど。食べきれるくらいの手ごろなプチサイズがあるので、ちょっとずつあれこれを試せるのもうれしいところ。 北野天満宮のお参り後のカフェタイムにはもちろん、フルーツの旬に想いを馳せながら季節ごとに訪れたくなる、そんな素敵なお店です。
北野ラボ
キタノラボ
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佐藤理菜子 撮影:小川康貴
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