森と一体になれるカウンター席が一番人気

元小料理旅館を改装した隠れ家のようなお店で、店名はフランス語で「小さな扉」を意味するそう。 お店の中にはまさに小さな扉がいくつもあって中庭を眺めながら奥に進むと、そこには日常を忘れさせてくれる心地よい空間が広がっています。 一番人気の席は森と向かい合えるカウンター席。鮮やかな緑を楽しめる雨の日や木々の間から光が差し込む晴れの日などさまざまな森の表情が目の前に広がり、ついつい長居してしまう人も多いそうです。 運がよければ、森の住人リスやタヌキなど小動物にも遭遇できることもあるのだとか。 カウンター席以外にも、足を伸ばしてくつろげる座敷席や木の温もりを感じる味わいのある家具が目を引くテーブル席、四季折々の景色を楽しめる中庭を眺められるソファー席があり、さまざまなシチュエーションに合わせて活用しやすい点もお客さんに喜ばれています。

ナチュラルフードにこだわったスパイシーカレー

素材の一つひとつにこだわりを感じる「カレーランチ」

今回は、オーナーさんイチオシのカレーランチを注文しました。オリジナルブレンドのスパイシーカレー、本日のサラダ、季節のスープ、ドリンクがついて1280円です。 調味料までとことんナチュラルフードにこだわっています。スパイシーカレーもお米は発芽五穀米を使用し、地元の旬の野菜を細かく刻んで一晩かけてじっくり煮込んだルーとの相性が抜群。程よい辛さが冷えた身体を心地よくぽかぽかと温めてくれます。

ワンプレートでハーフサイズのデザート３種を味わえる

３つの味を同時に楽しめると好評な「デザートセット」

人気のデザートセット（350円）は、加賀棒茶プリンやチーズケーキ、アップルケーキなど３種のデザートをハーフサイズで楽しめます。 デザートの内容はその日によって変わるそうです。加賀棒茶プリンは素材の持つやさしい甘みを感じ、チーズケーキは濃厚なのにあっさりしていて口の中で溶けていきます。 かわいらしいポーランド食器にたっぷり入ったコーヒーともよく合いますよ。

手ぶらで気軽に入れる足湯がおすすめ

温泉があるのもこのカフェの魅力の一つ。 ４～５名で入れる貸切OKの小さな浴室（40分500円）と気軽に利用できる足湯（20分100円）があります。 お湯は無色透明、硫黄の香りただよう含芒硝石膏泉（がんもうしょうせきこうせん）。 からだの芯から暖まるので、旅の疲れをとるにも最適です。

ランチの後に足湯で読書をしたり、友人とおしゃべりしたりなど誰でも気軽に思い思いに楽しめます。 日々の喧騒から離れ、リフレッシュするにも最適な森の温泉カフェ。ここだけで味わえる贅沢な癒やしの時間をぜひ楽しんでください。