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2019.11.18
紅葉が美しい季節!ロープウェイで登る天空のカフェ/兵庫県「みはらしテラス」
関西の奥座敷と呼ばれ、兵庫県を代表する温泉のひとつ「城崎温泉」。温泉街の西側にある大師山頂に「城崎珈琲みはらしテラスカフェ」があります。 城崎温泉ロープウェイに乗り遊覧を楽しむだけでなく、温泉街や円山川、その向こうに広がる日本海など絶景に開放的になれるカフェで、自家焙煎したオリジナルブレンドのコーヒーを味わいながら、ゆったりと過ごしませんか。
山頂へはロープウェイでのんびりと空中散歩
(左上)城崎ゆかりの「太田垣士郎翁資料館」、(左下)ご本尊特別御開帳中の「温泉寺」、(右)ロープウェイは往復大人(910円)
ロープウェイ乗り場は、温泉街の西側にある薬師橋を渡ってすぐにあります。 源泉の湧き出る自然石や足湯、ジェラートカフェを抜けて階段を上ったら、日本の電力事業に尽力した太田垣士郎氏の資料館があり、その先にロープウェイの出発点となる山麓駅があります。 また、ロープウェイの中間地点、二駅目となる温泉寺駅で途中下車すれば、四季折々の自然が美しい古刹、温泉寺も散策できますよ。 円山川や日本海など雄大な自然の景色を眺め約7分間。あっという間に山頂駅に到着します。
山頂駅にある開放感あふれる天空のカフェ
まるで山小屋のようなカフェ
山頂駅を降りてすぐ「みはらしテラスカフェ」はあります。 城崎の自然や温泉の街並みを見渡せる開放感あふれる店内は、木のぬくもりを感じる空間。「ずっとスペシャルティコーヒーを提供するお店を作りたかった」と話す、店長兼珈琲職人が、ハンドドリップで淹れてくれるコーヒーが人気です。ほど良い酸味とやさしい甘味などバランスを考えて、ブラジル、コロンビア、グァテマラなど、こだわりの生豆を自家焙煎した本格派。 山頂でいただくと、また別格の美味しさ。天気がよければテラスで、暑さ寒さのある時期は店内で、心地よいリラックスタイムを満喫しましょう。
地元素材を使うパフェやホットドッグも
「わらびもちパフェ」(580円)、「八鹿豚ホットドッグ・シングル」(630円)※いずれも税込
上質のコーヒーとともに味わいたいのが、但馬牛と八鹿豚のオリジナル・ロングソーセージと、もっちりとした自家製パンが好相性のホットドッグ。地元たにぐち農場で栽培された無農薬の「玄米粉」を使用した玄米ソフトクリームを使うパフェもおすすめです。そのほか、わらび餅やみたらしならぬ「みはらし団子」など、和スイーツも充実していますよ。
山頂でくつろいだら、かわらけ投げにも挑戦
(左)温泉寺奥の院にお参り後にからけ投げを、(右)ガーデンエリア
山頂には、カフェだけでなく、角度によってはハート型に見えるという芝が広がるガーデンもあります。ゆったりとくつろいだ後は、素焼きのお皿に願いを込めて投げ、的に当たると一願成就するという「かわらけ投げ」に挑戦してみるのもおすすめです。素焼きのお皿は、カフェにて250円(3枚セット)で購入することができます。 「城崎温泉ロープウェイ」に乗ると、また違った城崎温泉を楽しめます。清々しい空気のなか、時間を忘れるような贅沢なひと時を過ごしてみてくださいね。
城崎珈琲「みはらしテラスカフェ」
キノサキコーヒー「ミハラシテラスカフェ」
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土井淑子
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