316
2019.12.13
冬の茨城、あったかご利益めぐりにでかけませんか?
2019年も残すところあとわずか。1年間頑張った自分へのご褒美旅行に出かけませんか? 茨城はご利益のあるパワースポットや、おいしいご飯が食べられるお店が点在しています。少し足を伸ばしてでもお参りしたい神社と、合わせて行きたいショップ&レストランをご紹介します。 魅力がいっぱいの冬の茨城で、身も心もリフレッシュして1年を締めくくりましょう。 記事の最後で、茨城が誇るブランド牛「常陸牛」が当たるキャンペーンも実施中!ぜひ応募してみてくださいね。
地元のお客さんをとりこにする素朴なスイーツにほっこり
象やキリンなど4種類の形が楽しめる「どうぶつクッキー」(300円)と2枚のクッキーにジャムが挟まれた「ジャムサンドクッキー」(350円)
気さくで明るいご夫婦が営む「BAKESHOP LOTERIE」は、かわいいフォルムの焼き菓子と素材の味を生かしたケーキが人気のアットホームなカフェ。12年間にわたり水戸市内で愛され、2019年5月に水戸市元吉田町でリニューアルオープンしました。 店内の扉を開けると奥さんが作る焼き菓子の甘い香りが出迎えてくれます。並ぶお菓子は「どうぶつクッキー」や「ジャムサンドクッキー」など、どれも素朴でやさしい甘さが口いっぱいに広がります。キュートな見た目でプレゼントにもぴったりです。
左:「生クリームとバナナタルト」、右:「かぼちゃタルト」(各450円)。茨城県笠間市を拠点に活動する陶芸家・阿部慎太朗さんのお皿にも注目
ご主人が作るケーキは通年で4種類。なかでも評判の「かぼちゃタルト」は、1ホールにかぼちゃ半分を使った、かぼちゃ尽くしの一品です。カスタードクリームにもかぼちゃが練り込まれ、素材の味をしっかり楽しめます。栗やイチゴなど、旬の食材を使ったシーズナブルケーキも絶品ぞろい。テイクアウトもできますよ♪
木製の家具で統一された、温かみのある店内
スイーツのほか、自家製のフォカッチャや季節のキッシュなどが味わえるワンプレートランチも提供しています。オーナー夫妻の温かい人柄が反映された、やさしい味わいのスイーツや料理がそろっているので、ぜひ足を運んでみてくださいね。
BAKESHOP LOTERIE
ベイクショップロトリー
水戸の恵みが詰まったボリューム満点のぜいたくランチ
ボリューム満点の「本日のデリボックス」(1400円)。自慢のコーヒーやミントティーなど、選べるドリンク付
お次は、真っ白な外観が印象的な一軒家カフェ「CAKE+COFFEEつくる。」でランチ。木のぬくもりを感じる北欧テイストの店内には、ゆったりと配置されたテーブル席や小上がりのマット席があり、のんびりとくつろげます。 おすすめは、4種類から選べるメインに、自家製のローストビーフなど10種のデリが入った「本日のデリボックス」。メインはハンバーグや鳥もも肉のソテーなどから選ぶことができ、内容も日替わりです。料理を彩る野菜は、地元の契約農家から直接仕入れた、新鮮なもののみを使用。調理方法もその日によって違うので、何が出てくるかは行ってからのお楽しみです。
シフォンサンドにのる純生クリームもあっさりとした甘さで後味すっきり。メッセージ付のプレートにもできるので、誕生日や記念日のサプライズにもおすすめ
「本日のデリボックス」は、プラス300円でシフォンサンドとアイスクリームがのったデザートプレートも付けられます。単品メニューとしても人気のシフォンサンドはふわっと軽い口当たりなので、お腹いっぱいでもペロリと食べられちゃいますよ。
マグカップのディスプレイなど、さりげないインテリアがおしゃれ
店内には、雑貨やコーヒー豆を販売するコーナーもあります。自慢のコーヒーは、上質なスペシャリティーコーヒーも定番からオリジナルブレンドまでそろい、種類豊富。金・土曜にはお酒を楽しめるディナー営業も行われているので、こちらも見逃せません。
CAKE+COFFEEつくる。
ケーキ+コーヒーつくる
全国初となる令和元年に創建のユニークな神社で“ほしいもの”をお願い
鳥居は、多くのパッケージデザインを生み出したグラフィックデザイナー・佐藤卓さんがデザイン。大鳥居の沓石(くついし)を八の字形に配置し、末広がりを表すなど、細部にまでこだわる
お腹が満たされたあとは、2019年11月に創建されたばかりの「ほしいも神社」へ。生産量国内トップを誇るひたちなか市の“ほしいも”にかけて、“ほしいものはすべて手に入る”というご利益があるといわれています。 まず目をひくのが、さつまいもの品種「紅はるか」をイメージした黄金色の鳥居。本殿へと導くように26基の鳥居が並んでいる様子は壮観です。大鳥居の沓石(くついし)もほしいも形になっているので、お見逃しなく。
左上:御朱印は同じ敷地内にある堀出神社の社務所で授与 左下:特徴的な社紋 右上:港と水平線を一望できる隠れた絶景スポット 右下:黄金の鳥居を通り抜けただけでもご利益がありそう
「ほしいも神社」では、御朱印も受けられます。中央に黄金の社紋が押されたユニークなデザインで、こちらも佐藤卓さんが手がけたもの。星のなかにシワが描かれ、「星」と「干し」をかけて「ほしいも」を表現しています。 また、夜にはライトアップも行われ、昼間とは違った雰囲気を楽しめます。“ほしいもの”を祈願したあとは、本場のほしいもも味わってみてはいかがでしょう。
ほしいも神社
ほしいもじんじゃ
美しい木々のアーチをくぐり抜けて病気平癒&宝くじ当選祈願
厳かな雰囲気が漂う拝殿。社殿内では、色とりどりの天井画も見られる
斉衡3(856年)創建の「酒列磯前神社(さかつらいそさきじんじゃ)」は、御伽草子『一寸法師』のもとになったと言われる神様、少彦命名(すくなひこなのみこと)を祭る“病気平癒”にご利益のある神社です。近くの宝くじ売り場で高額当選者が続出していることから“宝くじ当選祈願の神社”としても知られています。 敷地の奥にたたずむ拝殿は昭和12(1937)年に改築竣工したもの。屋根の下に施されている「リスとぶどう」の彫刻は、日光東照宮の「眠り猫」を制作した江戸時代の彫刻職人・左甚五郎(ひだりじんごろう)の作品と伝えられている貴重な作品です。
300mにわたり続く参道。12〜3月にかけては椿の花が咲き誇り、美しく参道を彩る
大鳥居から拝殿までを結ぶ参道も見どころのひとつ。樹齢300年を超える椿やタブノキがトンネルを作るように参道を覆っている様子は、まるで映画に出てきそうな神秘的な景色。大鳥居側と拝殿側、見る方向により異なる景色が広がっているので参道の途中で振り返ってみると、より楽しめますよ。
「海の見える鳥居」や「幸運の亀」など、見どころが点在。ご朱印やお守り、おみくじも要チェック
境内には、磯崎海岸を鳥居越しに望む「海の見える鳥居」や水戸藩九代藩主・徳川斉昭公が腰かけたと伝えられる「斉昭公お腰かけ石」などもあり、見ごたえ抜群。オリジナルのご朱印やお守りもはずせません。年明けには、お正月限定の御朱印も登場し、毎年人気を集めています。 健康平癒や宝くじ当選祈願のほかにも、お酒の神様、温泉の神様としても知られる「酒列磯前神社」。緑豊かな境内には神聖な空気が漂い、美しい景観にも癒されます。車で20分ほどのところには兄弟社にあたる、岩礁に立つ鳥居でおなじみの「大洗磯前神社」もあるので、併せての参拝もおすすめです。
酒列磯前神社
さかつらいそさきじんじゃ
慶応元年創業の「月の井酒造店」の日本酒をお持ち帰り
(左から)「純米 彦市」(720ml・1530円)「純米吟醸 月の井」(720ml・1815円)「恋梅」(720ml・1705円)
神社でご利益祈願をした後は大洗の「月の井酒造店」に立ち寄っておみやげ選び。大洗で150年以上酒造りを続けている老舗蔵元で、お米や製法にこだわった銘酒を販売しています。フルーティで力強くふくよかな味わいの「純米吟醸 月の井」や、低糖で酸味の利いた「梅酒」など自慢の逸品が並んでいます。ほかにも、徳利やおちょこなどの酒器も置いてありますよ。 地元の人々をはじめ、多くの人に昔から愛されてきた地酒をおみやげに買って帰りませんか?
「月の井 ハンドくりーむ」(1100円)、ポーチ(100円)
「日本酒造りの際にできる酒粕を最後まで有効活用したい」という思いから生まれたハンドクリームも販売しています。有機純米大吟醸「和の月」の酒粕エキスを配合する「月の井 ハンドくりーむ」は、無香料・無着色のもの。肌に優しく、べたつきも少ないのでどんな人でも使いやすいです。 酒粕はアミノ酸とアルブチンが豊富で、保湿力がヒアルロン酸の約2倍も含まれているので肌のケアに最適。かわいいポーチに入れれば持ち運びの際も気分が上がりますよ。
少量でも伸びが良くさらさらとした付け心地。こまめに使うとより効果的
原料は小麦、酒粕、菜種油、塩のみの「酒粕クラッカー」(324円)
お酒と一緒におすすめしたいのが「酒粕クラッカー」。チーズを原料にしていないにもかかわらず、チーズの風味が口の中に広がる不思議なクラッカーです。日本酒との相性もいいので、おつまみとして買って帰りたい商品です。
月の井酒造店
つきのいしゅぞうてん
絵のような風景を見ながらほっとひと息
絵のように見えるが窓からの景色。ここをバックに写真を撮ると出世をすると言われる
おみやげを買ったら「大洗美術館」の「風景窓画」を眺めながらひと休み。館内の大きな窓には額縁が施され、目の前に見える「大洗磯前神社」の「神磯の鳥居」がまるで絵の中にあるような不思議な窓画を鑑賞できます。岩礁に打ち寄せる白波と静かにたたずむ鳥居は、なんとも神々しさを感じます。神が降り立った場所といわれ、見逃せません。 中には椅子とテーブルがあるので、サービスで提供されるコーヒーを飲みながらゆっくりと景色を堪能できますよ。
故澁澤秀雄氏の水彩画を常設展示している。東京から大洗までの常磐線沿線をスケッチした貴重な作品
大洗美術館
おおあらいびじゅつかん
名物のあんこう鍋で体の内側から温まる
「鮟鱇鍋定食」(3280円)。醤油ベースの出汁は、あんこう本来のうまみを感じる
茨城に来たら外せないのが名物のあんこう鍋。「えんやどっと丸」では大洗港の新鮮な食材を使ったあんこう鍋や地魚料理を堪能できます。人気メニューの「鮟鱇(あんこう)鍋定食」は、あんこう鍋にごはんや刺身などが付くぜいたくなセット。大洗や近郊で獲れた魚介類を使い、鮮度の良いものを提供します。 単品の「鮟鱇鍋」は1人前から注文できるので、他のメニューと一緒にシェアして食べるのもおすすめですよ。
臨場感のあるカウンター。包丁さばきに釘付けになること間違いなし
せっかく来たなら、調理する様子を間近で見ることができるカウンター席がおすすめ。料理人の華麗な手さばきに思わず見とれてしまいます。
人気のデザートメニューの「BOSTON パンケーキ」(1480円)
「甘いものも食べたい」という人は、たくさんのフルーツがのった「BOSTONパンケーキ」。生地の上にアイスクリーム、生クリーム、フルーツがのり、見た目が華やかです。具材と生地の相性もよく、あっという間に食べられてしまう一品です。ハーフサイズもあるので、お好みでどうぞ。
えんやどっと丸
えんやどっとまる
空気が澄みわたる冬。「来年も良い1年になるように」としっかりお参りして、あったか鍋をたっぷりと堪能。茨城でほっこりしませんか。
【キャンペーン】アンケートに答えて「常陸牛」を当てよう♪
茨城県では、アンケートに答えると抽選で5名様に茨城が誇るブランド牛「常陸牛(A5すき焼き霜降り肩ロース500g)」が当たるキャンペーンも実施中♪ぜひ、ご応募くださいね。
応募はこちらから
※掲載の内容は、記事公開時点のものです。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。
※画像・文章の無断転載、改変などはご遠慮ください。
茨城県公式観光サイト「観光いばらき」
茨城県の観光情報がいっぱい詰まった公式WEBサイトです。ぜひ、おでかけや旅行の際にご活用ください。
の人気記事