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2016.03.14
丘一面ブルーのネモフィラ、圧巻のパノラマ水槽、ここにしかない海景色…。茨城で巡る3つの絶景
茨城の春の風物詩といえば、国営ひたち海浜公園の「ネモフィラ」。 広大な丘一面を青く染め上げるその花の美しさは、今や国内外に知れ渡っています。 でも、このエリアには、ネモフィラの他にも感動的な絶景スポットがあるのをご存じですか? 関東最大規模の水族館で見る2万匹の大遊泳、朝日に照らされ神々しく輝く鳥居。 首都圏から程近い海辺の街に、感動の絶景を訪ねました。

「死ぬまでに行きたい!世界の絶景」に選ばれた、450万本ものネモフィラ

ネモフィラの見ごろは例年4月下旬~5月中旬頃
ひたちなか市の国営ひたち海浜公園は、「花のテーマパーク」。約200haの敷地内に大規模な花畑が点在していて、春から秋にかけて色とりどりの花々を楽しむことができます。 なかでも圧巻なのは、「みはらしの丘」に咲くネモフィラ。春になると450万本もの花が丘一面を覆いつくし、青空と溶け合うように目の前の世界をブルーに染め上げます。その美しい光景は、『死ぬまでに行きたい!世界の絶景』の中でも取り上げられています。

4月中旬~下旬に見ごろを迎えるチューリップ
また、ネモフィラ以外にも、春はナノハナやチューリップ、初夏のポピー、夏のひまわりにラベンダー、秋のコスモス、コキアなどなど、その時々の楽しみが待っています。サイクリングコースも整備されていますので、花畑を愛でながら園内を周遊してみるのもおすすめです。 ○国営ひたち海浜公園 [所]茨城県ひたちなか市馬渡字大沼605-4 [TEL]029-265-9001 [時間] 9:30~17:00 ※季節により変動あり [休園日]月曜(祝日の場合、翌日休)、年末年始(12/31~1/1)、2月の第1火曜日からその週の金曜日まで ※季節により無休期間あり

2万匹の大遊泳が目の前に。思わず吸い込まれそうな巨大水槽

「出会いの海の大水槽」は水量1,300t
続いて紹介するのは、海の総合ミュージアム「アクアワールド茨城県大洗水族館」。国内トップクラスの規模を誇る大型水族館です。 サメの飼育60種類、専用水槽サイズ日本一のマンボウコーナーなど見どころいっぱい。なかでも「出会いの海の大水槽」は、最大水深10メートル、幅16メートルの大水槽で約80種2万匹の魚が泳ぐ、アクアワールドのメイン水槽です。 迫力あるイワシの群れ、羽ばたくように漂うエイ、雄大に泳ぐウミガメ…。まるで海中にいるかのように、様々な角度から生き物たちを観察することができます。

温泉でほっこりくつろぐカピバラ。気持ちよさそうな表情が愛らしい
また、屋外ではカピバラの兄弟「タロー」と「リュウマ」が大人気。冬は温泉でほっこり、夏は水浴びで涼をとる姿は愛らしく、癒やし度満点です。周囲に人が群がってもまるで動じないマイペースな佇まい、とぼけたルックスがたまりません。 ○アクアワールド茨城県大洗水族館 [所]茨城県東茨城郡大洗町磯浜町8252-3 [TEL]029-267-5151 [時間] 9:00〜17:00 (最終入館16:00) ※季節により変動あり [休館日]2016年6月27日(月)〜6月28日(火), 12月5日(月)〜12月9日(金)

さつまいもそのものの味。「ほしいもジェラート」の「大丸屋」へ

さつまいもの味をそのまま濃縮した「ほしいもジェラート」
水族館から車で約15分、茨城名物、ほしいもの専門店「大丸屋」へ。保存料・着色料・香料などを一切使用していない安全なほしいもが味わえます。ここでオススメなのは、ほしいもを使った「ほしいもジェラート」(シングル300円)。濃厚でしっとりした舌ざわりはクセになるおいしさ。定番から新商品まで、さつまいもの種類も豊富なので、ぜひ食べ比べてみましょう。

ほしいもの種類も充実。大きさや甘さ、食感が異なる珍しいほしいもはお土産にぴったり
○大丸屋 [所]茨城県ひたちなか市釈迦町18-38 [TEL]029-263-7777 [時間] 10:00~17:00(日曜、祝日は9:00~17:00) [定休日]無休

海と太陽、鳥居が織りなす神々しい絶景「神磯の鳥居」

夜明け前の静寂に包まれる
今日はこのまま大洗に一泊。その際は、海岸近くの宿をおすすめします。 というのも、大洗の海岸沿いにはその絶景を求めて全国から人々が集まる、最高の日の出スポットがあるからです。

水平線から朝日が昇り、太平洋をオレンジに染める
それが、大洗海岸に立つ「神磯の鳥居(かみいそのとりい)」。白波が打ち寄せる岩場に立つ鳥居です。水平線から朝日が昇る頃には、鳥居越しに海面と空をオレンジ色に染め上げる神秘的な風景を拝むことができます。 神磯の鳥居はかつて大己貴命(おおなむちのみこと)が御降臨した場所とされ、岩礁に立つ鳥居は神に対する畏敬の念を示すもの。毎年元旦には、大洗磯前神社の宮司がここで太平洋に昇る初日の出を奉拝するそうです。
海と朝日、鳥居が重なって見える時間は、わずか数分程度。それでも薄暗い早朝から、数多くの見物客が訪れます。鳥居の向こうに太陽が昇る最高の角度で絶景を楽しむためにも、早めに場所を確保しましょう。また、海岸沿いは春先でも相当冷え込むため、防寒対策は忘れずに。 ○大洗磯前神社「神磯の鳥居」 [所]茨城県東茨城郡大洗町磯浜町6890(大洗磯前神社) [時間] 鳥居は見学自由
茨城が誇る絶景。写真だけでは、とてもその魅力は伝えきれません。現地では、より広く、より色濃く、より鮮やかに感じられるはずです。ぜひ、茨城で体感してみてください。
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