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2020.06.07
ドライフラワーでリース作り〜花ある生活を始めよう vol.2〜
もうすぐ始まるじめじめシーズンの梅雨を快適に迎えるため、おうちをすてきに彩るドライフラワー特集をお届け。第2回は、リースの作り方をご紹介します。 教えていただくのは、北海道・富良野にある雑貨&ドライフラワーショップ「花七曜」のオーナー、松本さん。ナチュラルで柔らかい空気感を作り出すスタイリングは、そこだけやさしい風が吹いているよう。リースの作り方から、飾り方まで松本さんのエッセンスが詰まったドライフラワーの新しい楽しみ方を発見してください。
初心者も簡単にできるリースの作り方
英語で輪を意味し、輪には終わりがないことから〝飾ると幸せになる〟と言われているリース。長い期間楽しむことのできるドライフラワーで、ハッピーアイテムのリースを簡単に作れる方法を教わりました。 「すてきに仕上げるコツは主に使う花&植物を3つに絞ること。なかでもキーフラワーをひとつ決めて、最初はそのお花からリースベースにグルーガンでつけていきます」。 今回は、お部屋を爽やかな印象に変えてくれるイエローのお花、ヤローをキーフラワーにセレクト!ふわふわの穂がかわいいダグラスを隣に、アジサイ(アナベル)のグリーンカラーでお花同士の間を埋め、ヤローのイエローカラーを引き立てます!
用意するもの
・好きな花3種類 ※今回はヤロー、ラグラス、アジサイ(アナベル) ・リースベース ・グルーガン ・花ばさみ ・麻ひも(約30cm) ※花の量はお好みで調整してください。
1:リースを吊るす紐をベースにつける
「まず初めに、フラワーベースの中心を決めます。上になるとしっくりとくる位置を決め、そこに麻ひもを通して、位置がずれないように結んで固定します。その後、吊り下げるための輪っかを作るため、2本を束ねて止め結びをして、余った部分の紐をハサミで切ります」。
2:ポイントとなる花(ヤロー)をグルーガンでつける
「1の紐が上になるように置き、ポイントとなる花(ヤロー)をつけます。この時いきなりグルーガンでつけるのではなく、まずお花を置いてみてバランス調整を。茎が長い時は少し茎を切って調整してから、つけましょう。お花の向きを少しずつ変えたり、あまりお花を寝かしすぎないように配置すると立体感が出ます」。
3:黄色のお花、ヤローを引き立てる2つの花をつける
「次はふわふわの毛が柔らかい印象をプラスしてくれるラグラス。最初はヤローの隣に、次は間にとグルーガンで時計回りにつけていきましょう。茎が長いものは切り、リースの内側に外側にと向きを変えて取り付けるとバランスがよくなります」。
5:壁にかけて、ボリュームやバランスをチェック
「できあがったら壁にかけて、少し遠くから全体的なバランスを確認しましょう。ボリュームが少ないところや隙間が目立つ箇所があれば、再度お花をつけて完成です!」
初心者でもトライしやすいリース作りはいかがでしたか? 今回教えていただいた松本さんが手がける雑貨&ドライフラワーショップ「花七曜」では、リースベースやリース作りに最適なドライフラワーがたくさん揃います。
今回、作ったリースは「花七曜」で販売中の手作りキット「イエローグリーンの野原のリース(3850円)」を使っています。お花選びから始めるのは大変という方は、キットを使えば1時間ほどで出来上がりますよ。
リースのすてきな飾り方
完成したリースをどうやって飾ろうかとあれこれ考える時間も楽しいですね。花瓶にいけた花と色味を合わせて飾ったり、小物入れのそばに平置きしたりと、単品で白壁に飾るだけでなく、ぜひ他のお花や雑貨とのコーディネートをあれこれトライしてみてくださいね。
花瓶にいけたドライフラワーと一部カラーをリンクすると統一感が生まれる
アクササリーや小物入れの近くにリースを平置きすれば、そこが非日常空間に
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神島由布子 写真/小林 利穂、花七曜
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