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2020.07.02
木々の緑に囲まれてのんびりカフェごはん♪鎌倉「cafe kaeru」
静かでゆったりとしたお屋敷も点在するエリアに佇む「cafe kaeru(カフェ カエル)」。サンルームのようなつくりの店内からは生い茂る庭の緑が眩しく映ります。鎌倉の八幡さまでお参りをした後はもう少し足を延ばして、ナチュラルなカフェでまったりとしたティータイムを過ごしませんか?
小鳥のさえずりに誘われて歩く二階堂

鎌倉駅からはバスで「天神前」下車徒歩3分、鶴岡八幡宮から歩くと12分ほどの距離
鎌倉駅から少し離れた二階堂地区は、竹の寺として知られる報国寺や枯山水の庭園を望む茶室をもつ浄妙寺など見どころも多いエリアです。家々の庭には木々が生い茂り、落ち着いた町並みの中にある淡いグレーの壁に囲まれた隠れ家的な一軒家が「cafe kaeru」です。
四季折々の表情を見せる緑のエントランス

緑に埋もれながらもユニークな表情のカエルの置物が出迎えてくれる
門から一歩入ると、緑豊かな庭が広がります。山桜の大木があるかと思えば、足元には可憐な花を咲かせる山野草や紫陽花など、ここでは数えきれないほど様々な植物が枝葉を思いっきり伸ばして太陽の光を浴びています。つくり込み過ぎない雰囲気に自然とリラックスしてきますよ。
ナチュラルガーデンが優しく目に映る隠れ家カフェ

春にはガラスの天井に薄紫のフジ、白のモッコウバラ、アケビが絡まり鮮やかな緑に彩りを添える
オーナー夫婦が40年ほど前から住む自宅の一角をカフェに改装したのは10年前。客間として使っていた部屋とそこから続くウッドデッキをリノベーションして一つの空間にしたのだそう。ウッドデッキだった部分は今はサンルームのような空間に。夏場は緑におおわれる天井から気持ちのいい木漏れ日が届きます。

オーナーが好きで集めたカエルの置物も所々にみられる
3か所ある本棚には絵本やエッセイ、図鑑などジャンル豊富な本がたくさん。お店の奥にあるソファーでゆったりと、思い思いの本を見ながらくつろぐのもおすすめの過ごし方です。
フレッシュな鎌倉野菜をふんだんに使ったカフェごはん

お味噌汁のつく「季節野菜のどんぶり」(1500円)
調理を担当するオーナーの奥様は、カフェを開く前から自宅で一日1組限定のランチでお客様をもてなしていた腕前の持ち主。カフェとはいいながらも本格的な料理の数々には納得です。素材の下処理から仕上げまできちんとした手仕事が随所にほどこされ、鎌倉駅近くのレンバイ(鎌倉市農協連即売所)で購入する新鮮な鎌倉野菜をつかったランチが人気です。渦巻きビーツや黄色ズッキーニ、スティックセニョールなど地元の食材をオリーブオイルでソテーした色とりどりの「季節の野菜どんぶり」は、野菜の下からプルプルの温泉卵も顔をのぞかせ、お好みで豆腐のソテーも選べます。
時間を忘れてくつろぐティータイム

「焼きたてアップルパイバニラアイスのせ」(600円)「オーガニックベリーティー」(500 円)
開放感のあるカフェの空間と気さくなオーナーやスタッフのお人柄に惹かれて訪れる常連さんも多く、ホッとする時間が流れます。ランチだけでなく、カフェタイムにも好きなドリンクと一緒に絶品ぞろいのスイーツをぜひ味わって。
光と風を感じるのんびりとしたひととき
まるで自宅にいるかのように落ち着く緑の中のテーブル
お天気のいい日なら、外のテーブルで緑に囲まれたランチもおすすめです。おしゃべりの弾む楽しい時間を過ごしてくださいね。
cafe kaeru
カフェ カエル
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高橋真里
Writer
高橋茉弓

おやつの時間を何よりも大切にするライター&カメラマン。波の音とカフェがあればそれで幸せ。
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