味わい深い生地のざっくり食感にファンが多数「あげ潮」

「あげ潮」50g。ケーキを持った女の子と手をつないだ男の子のイラストがゆるさがあってかわいい

ちょっとだけ食べるつもりが、ついつい指が伸びてしまう…そんなお菓子ってありませんか？今回ご紹介する「あげ潮」は、まさにいくつでも食べられちゃいそうなクッキーです。 表面にコーンフレークがまぶされたクッキーを噛むと、サクッと歯切れのいい口当たり。レーズン、クルミ、オレンジピールが練り込まれた生地は、香ばしくふくよかな味わい。ひと口大のサイズといい、程よい甘さといい、また食べたくなる滋味深い味わいです。 静岡県浜松市で創業から70年を超える「まるたや」は、創業者で珍しいもの好きの兄と、ヨーロッパで修業したシェフの弟の、秋田兄弟が始めた洋菓子店です。創業当時に試行錯誤を経て誕生した「あげ潮」は、現在もお店の看板菓子のひとつとして愛されています。

ほのぼのしたストーリーを感じるお人形柄のパッケージ

地元の浜名湖、遠州灘に打ち寄せる波にちなんで、「満ち潮」と同義の「あげ潮」が名前の由来だそう

「あげ潮」の小袋に使用されているイラストは、「まるたや」で60年以上使われている黄色の包装紙の柄。創業者の秋田さんが交流のあった建築設計士の山内 泉さんにデザインを依頼したものだそう。社内でも親しみを込めて「お人形柄」と呼んでいるそうで、そのレトロな魅力でお客さんからも親しまれています。 気軽につまめる「あげ潮」は、おみやげにもぴったりな50g小袋のほか、ファミリーサイズの180gの大きさでも販売しています。大勢で集まるときのおやつなら、ぜひ大袋をどうぞ。「これどこの？」ときっと話題も弾みますよ。