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2024.12.05
冬のごちそう♪ 全国各地のおでん8選~あわび出汁がしみこんだ伊勢おでんや、静岡(しぞ〜か)おでんも♪~
心まで温まる冬の定番料理、おでん。古くから日本中で愛されるおでんには、大根や卵などの定番以外にその土地ならではの具材があったり、ユニークな味つけや食べ方をしたりと、地域色あふれる魅力でいっぱいです。今回は、全国各地のおでんとお店をご紹介。地域のソウルフードからお店のオリジナルまで、冬の旅の食事にもぜひどうぞ。
【石川県】定番も変わり種も♪ 金沢おでんの「あまつぼ」
【石川県】金沢駅直結「季節料理 おでん 黒百合」
【静岡県】ソウルフードを気軽に楽しめる「静岡おでん おがわ」
【静岡県】上品なだしが染みわたる静岡おでんを気軽に「おでん処 ききょう」
【三重県】あわび出汁がしみわたる伊勢おでん「やとや」
【石川県】定番も変わり種も♪ 金沢おでんの「あまつぼ」

お店があるのは「金沢21世紀美術館」近くの城下町・柿の木畠。金沢おでん以外の郷土料理も豊富
観光客にも大人気の「金沢おでん」。海山の幸に恵まれた金沢ならではの地場食材をたっぷり使い、ほのかに甘くてやさしい味わいの出汁で味わうのが特徴です。市内には専門店があるほか、寒い時期は多くの居酒屋でもメニューに登場。レシピはお店によって異なり、香箱ガニを使った11月上旬~12月下旬限定の「カニ面」など、季節の食材も楽しみです。

「赤巻」や「百万石椎茸」、車麩、梅貝など通年だけでも20種類以上
「あまつぼ」の詳細はこちら
あまつぼ 柿木畠本店
アマツボカキノキバタケホンテン
【石川県】金沢駅直結「季節料理 おでん 黒百合」

金沢百番街内の中でも、北陸新幹線の乗り場近くにある「あんと」内にある「季節料理 おでん 黒百合」は、旅の途中にふらりと立ち寄りやすい、老舗のおでん処。店が誕生したのは1953年。北陸新幹線の開業に合わせた改装を経て、約70年もの間ずっと金沢駅で愛され続けています。

「季節料理 おでん 黒百合」の記事はこちら
季節料理 おでん 黒百合
キセツリョウリオデンクロユリ
【静岡県】ソウルフードを気軽に楽しめる「静岡おでん おがわ」

おでんと一緒にかき氷、おにぎり、焼きそば、お惣菜が揃う軽食屋さんのような存在
静岡市で有名なご当地グルメ「静岡(しぞ〜か)おでん」。牛すじの旨みが溶け込んだ黒くてコクのある出汁と、すべて串に刺す具が特徴です。静岡おでんが味わえるお店は市内に70店ほど。おもに昼間に営業する「駄菓子屋系」と夜に営業する「横丁系」に分かれ、子どものおやつや夕食のおかず、酒の肴など誰にとっても身近なソウルフードです。

自家製シロップのかき氷も一年中提供。おでんと交互に食べるのが静岡流なんだそう
「静岡おでん おがわ」の詳細はこちら
静岡おでん おがわ
シズオカオデンオガワ
【静岡県】上品なだしが染みわたる静岡おでんを気軽に「おでん処 ききょう」

静岡おでんの魅力を、やさしく味わいたい夜に訪れたいのが「おでん処 ききょう」。青葉横丁の一角にありながら、初めてでもふらりと扉を開けやすい、あたたかな雰囲気のお店です。迎えてくれるのは、元バスガイドという経歴を持つ気さくで朗らかな女将さん。ひとりで訪れても自然と会話が生まれ、肩の力を抜いて過ごせるのが魅力です。店内はカウンターのみですが、その分、おでん鍋を囲む一体感と、静岡の夜の空気を間近に感じられます。
おでん処 ききょう
おでんどころききょう
【三重県】あわび出汁がしみわたる伊勢おでん「やとや」

1年を通して飾る習慣があるという伊勢地方のしめ縄もすてき。店内にはおみやげにぴったりの品も並ぶ
日本書記や万葉集にも「美(うま)し国」と詠まれ、海・山・川の恵み豊かな伊勢地方。日本人の心のふるさとともいわれる伊勢神宮の外宮は食物と諸産業の守護神である豊受大神を祭神とし、参道には美食や名品が揃う「伊勢のくに 匠の一座 本店」があります。

具材は定番の大根やこんにゃくなどに加え、伊勢の練物やつみれなども豊富
「やとや」の詳細はこちら
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高柳涼子
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