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2021.03.01
梅や早咲きの桜を愛でに♪関東近郊で見つけた、早春を彩る名所5選
まだまだ寒さを感じる今日この頃。ようやく咲き始めた早咲きの桜や凜とした美しさの紅梅、白梅が、“もう春はすぐそこ!”と教えてくれているよう。そこで今回は関東近郊の早春を彩るお花見スポットをご紹介します。冬でコチコチになったカラダや心をゆっくりと溶かすように、ひと足早い春を感じてみてくださいね。
【神奈川県足柄上郡】富士山と一緒に「西平畑公園」
松田山の中腹にあり、富士山や相模湖など雄大な景観が広がる「西平畑公園」。晴れた日は、小田原城や大島、丹沢の山々を見渡すことができ、目の前に広がる大パノラマに息をのむほどの美しさ。早咲きの桜の名所としても知られていて、2月から3月中旬には約360本の河津桜が咲き誇ります。春の香りを大きく吸い込んで美しい自然を眺めれば、心もカラダもリフレッシュできそう♪
西平畑公園
ニシヒラバタケコウエン
【千葉県佐倉市】1000本以上の桜が楽しめる「佐倉城址公園」
千葉県で唯一、日本100名城に選定された「佐倉城」。天守閣跡や空堀などにお城の面影が残る「佐倉城址公園」は、美しい桜が咲く名所として親しまれています。今の時期は、梅や早咲きの桜が見頃。春本番になれば、江戸時代からの名桜をはじめ50品種ほど1000本以上の桜が咲き誇り、出丸跡の水面に映るソメイヨシノなどフォトジェニックな情景も楽しめますよ。
佐倉城址公園
サクラジョウシコウエン
【神奈川県三浦市】三浦海岸駅からの桜並木も絶景「小松ケ池公園」
三浦海岸から近く、河津桜が美しいスポットの「小松ケ池公園」。最寄りの三浦海岸駅から小松ケ池公園までの道のりに、約1000本もの河津桜が咲き誇ります。菜の花とのコントラストも見事で、春の訪れを感じながらうきうきとお散歩を楽しめそう。小松ケ池公園から、京浜急行久里浜線の車窓からといろんな角度から河津桜を堪能して。
【埼玉県入間郡】関東屈指の梅の名所「越生梅林」
水戸偕楽園、熱海梅園とともに「関東三大梅林」のひとつに数えられる「越生梅林」。2ヘクタールほどの広大な園内には約1000本もの梅の木が植えられていて、さまざまな梅の花が風情ある情景を作り出します。梅林では、白加賀や紅梅、越生野梅をはじめ、樹齢約650年を超える「魁雪」などバラエティ豊か。白やピンク、優しい色彩のかわいい梅の花が、春の気配を感じさせてくれますよ。
越生梅林
オゴセバイリン
【静岡県静岡市】徳川家康公が育てた梅も「久能山東照宮」
徳川家康公を祀る「久能山東照宮」は、全国の東照宮に先駆けて建てられた神社。本殿、石の間、拝殿は江戸初期の代表的建造物として、国宝建造物に指定されています。唐門下の美しい白梅は「実割梅」といわれ、家康公が駿府城で育てた梅の木を移植したんだそう。河津桜も見頃を迎えているので、歴史に想いを馳せながら眺めるのも贅沢ですね。また、山下石鳥居からの参道を登ると久能梅林もあり、こちらで約130本の早生や晩生の梅を愛でるのもおすすめです。
久能山東照宮
クノウザントウショウグウ
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土屋加奈恵
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