3時間で売り切れる人気店

真っ白い建物にブラウンのドアが目印

JR東逗子駅より田無川を越えてバス通りに沿いに歩くこと6分。真っ白に茶色いドアの建物が見えたら、こごが「fujico muffin(フジコマフィン）」です。オープンから3時間で商品が売り切れるほどの人気のマフィン専門店です。 こちらは沖縄出身の店主・fujico さんがひとりで切り盛りしています。「沖縄と空気感が似ている」と語るfujico さんは、逗子を最初に訪れてから逗子のとりこに。手作りマフィンの卸売りやマルシェへの出店などをしながら、何十回も逗子に足を運び、2021年4月、ついに念願のお店をこの地にオープンしました。

店主・fujico さん

色とりどりのマフィンがずらり

こちらの最大の特徴は食物繊維がいっぱいの「おから」。葉山の農家に代々伝わる在来品種「葉山たのくろ豆」の栽培と豆腐作りをしている創業90周年の逗子の豆腐屋「とちぎや」の生おからをたっぷり使用しています。 fujico さんのおかしを作る基準は「大好きな甥っ子たちに食べさせていいものかどうか」。生地には乳製品や動物系素材・白砂糖を使用せず、子どももビーガンの人も、幅広い層の人々がおいしく食べられるよう、食材選びにはとことんこだわっているそう。

種類いろいろ焼き立てマフィン

おいしそうなマフィンがいっぱい！

焼き立てマフィンは定番もの、季節もの合わせて常時8～12種をラインナップしています。定番商品のひとつ「メープルくるみ」（380円）は、有機メープルにじっくり漬け込んだナッツを使った、ナッツの食感が楽しい一品です。 「バナナマフィン」（380円）は、農薬を使っていない有機バナナを購入後、熟れるタイミングを待って、栄養価が高くなった半熟バナナを使用するなど、さまざまなこだわりが！ 季節商品も週替わりでご用意しています。「焼きレモン」（450円）は、広島のレモン農家から仕入れた有機レモンを使ったもの。卵やバター不使用のビーガンレモンガードをたっぷりと入れたレモンの香りが爽やかな一品です。

土曜日はドーナツも登場

大き目サイズが嬉しいヘルシードーナツ

土曜日限定でドーナツも販売しています。ドーナツの生地の原料の2/3は豆腐とおからで、酸化しにくいフレッシュな油を使って揚げています。オーガニックシュガー、きなこ、シナモン（各280円）など、全5種類をラインナップ。そのうち2種類は週替わりの味が楽しめます。

空気をたっぷり含んだおからで作るため、マフィンもドーナツもふっくらと大きいのも嬉しいですね。逗子の海に遊びに行くついでにぜひ立ち寄ってみてくださいね。