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2021.09.29
フランスの最も美しい村から中世の雰囲気が残る絵本のような街まで♪いつか訪れたいヨーロッパの街並み5選
多彩な自然や歴史、文化などで世界中の観光客を魅了するヨーロッパ。今回は街並みにスポットを当て、5つの街をご紹介します。何百年も変わらない世界遺産の都市から、その場所ならではの経緯から生まれた街並みまで、知るほどに魅力が深まるはず。実際に出かけて楽しめるのはまだ少し先になりそうですが、まずは写真で楽しんでくださいね。
【ハンガリー】バラや真珠にもたとえられる「ブダペスト」
19世紀に建てられたホテル。1〜2階は世界一豪華とも称される「ニューヨーク・カフェ」
市の真ん中をドナウ川が流れるハンガリーの首都・ブダペスト。西岸の丘陵地帯・ブダと西岸の商業の街・ペストがひとつになって生まれた都市です。その美しさから“ドナウの真珠”とも称えられ、河岸やブダ城のある地区などが世界遺産に登録されています。
ライトアップされた「くさり橋」。西岸には世界遺産「王宮の丘」がある
ブダペスト
【スウェーデン】14の島からなる水の都「ストックホルム」
スウェーデンの首都で北欧最大の都市、ストックホルム。メーラレン湖とバルト海を結ぶ川の両岸と島や半島で構成され、“北欧のベネチア”ともいわれる美しい眺めが広がります。 中世の面影が残る旧市街「ガムラスタン」(写真)やノーベル賞授賞式が行われる市のコンサートホール、現在も王族が暮らす郊外の「ドロットニングホルム宮殿」、世界初の野外博物館「スカンセン野外博物館」など、さまざまなジャンルの見どころに溢れています。
ストックホルム
【エストニア】まるでおとぎ話♪城壁に囲まれた「タリン」
バルト三国のひとつ、エストニアの首都・タリン。約2.5kmの城壁に囲まれた旧市街は世界遺産にも登録され、中世の雰囲気がそのまま残る絵本の一場面のような眺めです。 ラコエヤ広場(写真)などの名所は徒歩でまわることが可能。広場にある旧市庁舎は内部も見学でき、塔に登れば旧市街を一望できます。工芸品が買える「職人たちの中庭」や、城壁に沿ってニットの露店が並ぶ「セーターの壁」などもあり、お土産探しも楽しみ。
タリン
【フランス】“フランスの最も美しい村”「リクヴィル」
ドイツと国境を接するアルザス地方のぶどう畑に囲まれた村「リクヴィル」。厳しい条件を満たす田舎の村だけが登録できる「フランスの最も美しい村」のひとつでもあります。 村内は、素朴な木組みとカラフルで華やかな色彩を合わせたドイツとフランスのミックスといった佇まい。両国の領土を行き来した歴史を持つこの地方ならではの風景です。村の門を一歩入れば、どこを切り取っても絵になるテーマパークのような世界が広がります。
【イタリア】名産のレースも美しい漁師の島「ブラーノ」
水の都・ベネチアにある177の島のひとつで、ベネチア本島から水上バスでアクセスできる漁師の島・ブラーノ島。霧がよく発生する気候の中、遠くからでも自分の家を見分けやすいように塗り分けたのが始まりというカラフルな家が運河沿いに並びます。 15~16世紀から特産品として続くボビンレース編みも名物で、伝統的な方法で作られたレース刺繍はうっとりする美しさ。数百年前の傑作も見られるレース博物館もあります。
ブラーノ
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