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2021.10.09
テラスに座ってモーニングタイム。鎌倉・由比ガ浜にオープンした一軒家カフェ「ブリーズバード カフェ&ベーカリー」
朝のモーニングタイムにはテラスのソファに座って焼きたてのパンとコーヒーがいただける「ブリーズバード カフェ&ベーカリー」が鎌倉の住宅街にオープンしました。カフェとは言いながらも横須賀の港で水揚げされた新鮮な魚や地元産のフレッシュな野菜をふんだんに使ったランチは、一つひとつの食材の味をしっかりと活かした本格的なレストランの美味しさ。早くも近隣に住む人々からの注目を集めています。
フレンドリーなシェフとスタッフが出迎える一軒家カフェ
江ノ電・和田塚駅の藤沢方面改札口からわずか3歩
江ノ電の和田塚駅を藤沢方面に降りるとすぐ目の前に門のある「ブリーズバード カフェ&ベーカリー」。都内のレストランで修業を積んでいだ若きシェフ片岡聖斗さんがそのお店のシェフの古くからの知り合いに腕を見込まれ、内装からコンセプトまですべて任されて一からつくりあげたカフェレストランです。お店の横を江ノ電が通りのんびりとした鎌倉らしさも漂います。
リゾート気分でゆったりできるテラス
お庭に面した南側には、ふかふかのソファを置いたテラスが設けられています。鎌倉の日本家屋らしい松の木やアジサイに交じってローズマリーなどのハーブも植えられ、料理に使うときはここから調達するのだそう。
お店に広がるナチュラルなやさしい木の風合い
ガラス戸から光が入って明るい店内
一軒家を改築したお店は、片岡さんも建築家の方と一緒に北海道まで出向いて選んだというやさしい風合いの木材がたっぷりと使われ、ナチュラル感がいっぱいです。 とくにカウンターは目線の先の角を落としたなだらかなカーブになっていて、座ると見た目以上に広く感じますよ。
(左上)席からは庭の緑がよく見える(右上)緑を眺めてくつろぐテラス(左下)庭にはつくばいも(右下)木の温もりが伝わるカウンター
モーニングとしても立ち寄りたいベーカリーを併設
「カフェラテ」(400円)焼きたてのパン(300円~)
オープンとともに入口すぐにあるカウンターには焼きたてのパンが並びます。サンドイッチにしてもよさそうな大きなカンパーニュや香りのいいシナモンロールなど10種類以上。好きなパンにドリンクや「スープ」(400円)、「サラダ」(500円)をつけて小鳥のさえずりを聞きながら気持ちのいい朝を過ごしてはいかがでしょうか。
焼きたてのパンの香りが漂うカウンター
パンはドリンクと一緒にテイクアウトもOK。お店から歩いて10分ほどで行ける由比ガ浜で、海を眺めながらのんびりといただくのもおすすめです。
モチモチとした食感が人気のカヌレ
経験豊富なシェフが素材に合わせた調理法で美味しく仕上げるランチ
取材の日は口直しのフルーツに梨まで添えられていたカラフルな前菜
評判のランチは前菜・メイン・デザートの3皿がセットです。前菜は横須賀のナガシマ農園から直送される野菜と、鎌倉駅前の直売所レンバイで購入する新鮮な鎌倉野菜を焼く、蒸すなど素材に合わせた調理でそれぞれの美味しさを引き出しています。さらにキッシュや魚も添えられ前菜と思えないほどのボリューム。この一皿だけで満足するほどです。
ランチの3皿はその日の仕入れや季節によって内容が変わる「魚のランチ」(2500円)
メインの料理はパスタ、魚、肉の3種類から選べます。なかでも人気の魚ランチは相模湾で獲れた新鮮な魚を横須賀の漁港から直接仕入れ、身の丈ほどもある大きな魚や時には釣り好きな片岡さんが釣ったヒラメなどを扱うこともあるのだそう。分厚くカットした魚の皮面はパリッと身の部分はふんわりとした食感で、取材で伺った日はクルミのソースがかかりさらにバターナッツカボチャのソースも添えられていました。
ランチのしめは見た目も華やかな本格的デセール
この日のデザートはガトーショコラのプルーンコンポート添え
ランチ3皿目のデザートは、庭で摘んだ花をトッピングした華やかな一皿。 このデザートは午後のティータイムにスイーツとしてもいただけます。庭の緑を眺めながらのんびりと過ごしてくださいね。
ブリーズバード カフェ&ベーカリー
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高橋茉弓
Writer
高橋茉弓
おやつの時間を何よりも大切にするライター&カメラマン。波の音とカフェがあればそれで幸せ。
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