月岡温泉近くのカリオンパーク内にある観光施設

公園のシンボル・カリオンタワーの左側にショップと工房がある

美しいエメラルドグリーンの硫黄泉で知られる月岡温泉。国内トップクラスの硫黄含有量を誇る温泉は、身体の芯から温まると評判の名湯です。温泉旅の前後に立ち寄る人が多いのが、今回ご紹介する「手造りガラス工房びいどろ」。 温泉街の中心部から歩いて10分ほどの多目的緑地公園カリオンパーク内にある施設で、旅のおみやげ探しをするのにぴったり。加えて、本格的な吹きガラスやとんぼ玉といったガラス製品作りを体験できる人気スポットです。

職人の手によるオリジナルガラスの数々

花や鳥など、自然をモチーフにしたカラフルなステンドグラス

店内に入ると、グラスや花瓶、動物のミニチュアやアクセサリーなどの幅広いガラスグッズがずらりと並んでいます。おみやげ探しをしながら、自分用にも欲しくなってしまいます。

アンティーク調のガラスシェード

2階には、シックなランプシェードや切子グラスなど、ガラス職人が1つ1つ手作りしたオリジナルのガラスアートが展示販売されています。花をデザインした美しいガラスのランプシェードは1万円台から。まるでヨーロッパのアンティークのような高級感を漂わせています。

ガラス作りを気軽に体験

とんぼ玉作りは所要約20分、料金は1650円

手造りガラス工房びいどろでは「手造りガラスをもっと身近に感じてほしい」と、吹きガラスや研磨体験、キャンドルや万華鏡、とんぼ玉作りなど、さまざまなガラス体験を用意しています。 手軽に体験してみたい人には、とんぼ玉作りがおすすめ。ガラス棒をバーナーで溶かしながら玉を作り、キーホルダーやチョーカーに仕上げます。

吹きガラス体験は所要約20分、料金2200円

もう少し本格的な体験をしてみたい場合は、吹きガラスに挑戦してみては？　ショップに隣接する工房で職人の手ほどきを受けながら、ガラスをまきとる作業から色付け、形の成形まですべての工程を体験し、世界で1つのオリジナルグラスを作ることができます。 高温の炉の中でガラスを溶かした後、長いパイプに息を吹き込んでガラスを膨らませ、火ばさみのような器具を使って飲み口を広げるといった一連の作業を体験すると、ガラス職人になった気分が味わえますよ。

「歩きたくなる温泉街」がコンセプトの月岡温泉は、温泉街での食べ歩きやおみやげ探しが楽しいところです。 「ことりっぷマガジン冬号Vol.31」では、月岡温泉の人気スポットを紹介していますので、ぜひ本誌もチェックしてみてくださいね。

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