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2025.02.20
【2025年】雄大に咲き誇る全国の一本桜12選。樹齢千年を超える古木や伝説の名木も
本格的な春を迎えるのも、もうすぐですね。 春といえばお花見。はかなげで美しい桜は、人々の心をひきつけてやまない春の象徴です。 今回は樹齢千年を超える古木や伝説が残る名木など、大きく枝を広げて咲き誇る一本桜を例年の見頃の時期や夜桜情報、イベント情報などと併せてまとめてご紹介します。 今年の桜の開花予想は、3月20日頃に高知、その後は九州から関東まで多くの場所で始まる見込みです。冬の厳しい雪や寒さに耐え、花を咲かせる一本桜の優美な姿は、勇気や前向きな気持ちを与えてくれそうです。 メイン画像撮影地:小岩井農場
【福島県】滝のように枝を垂らす鮮やかなベニシダレザクラ「三春滝桜」
【岡山県】高さ約18m、空に向かって堂々と枝をのばす見事な巨木「醍醐桜」
【岐阜県】樹齢1500余年を誇る孤高の桜「天然記念物 根尾谷淡墨ザクラ」
【奈良県】1本で何万人をも惹きつけるシダレザクラ「本郷の瀧桜(又兵衛桜)」
【岩手県】残雪の残る岩手山を背景に桜並木が続く「小岩井農場」
【福島県】滝のように枝を垂らす鮮やかなベニシダレザクラ「三春滝桜」

福島県三春町にある、樹齢1000年を超えるといわれるベニシダレザクラ「三春滝桜」。枝の広がりは東西25m、南北20mあり、日本三大桜の一つで、国の天然記念物に登録されています。 周辺は遊歩道が整備されているので、美しい桜を見ながら散策が楽しめますよ。
■見頃
2025年4月上旬■夜桜情報
ライトアップは18:00~21:00(実施予定)■料金
観桜料500円・中学生以下無料三春滝桜
ミハルタキザクラ
【岡山県】高さ約18m、空に向かって堂々と枝をのばす見事な巨木「醍醐桜」

後醍醐天皇が隠岐配流の際、立ち寄り賞賛したといわれるアズマヒガン「醍醐桜」。推定樹齢1000年ともいわれる岡山県一の巨木で、のどかな山里の丘の上に1本だけそびえ立っています。 「新・日本名木100選」の一つで、県の天然記念物でもあります。
■見頃
2025年3月下旬~2025年4月上旬■夜桜情報
ライトアップは18:30~21:00(開花期間中)【岐阜県】樹齢1500余年を誇る孤高の桜「天然記念物 根尾谷淡墨ザクラ」

淡墨ザクラの名称は、散りぎわに淡い墨を引いたような色になることから名付けられたといわれています。 樹齢1500年あまりの「天然記念物 根尾谷淡墨ザクラ」は、国の天然記念物にも指定されており、過去数回にわたる枯死の危機を乗り越えてきた巨木です。
■見頃
2025年3月下旬~2025年4月上旬■夜桜情報
ライトアップは18:40~21:00(2025年3月下旬~4月下旬予定)天然記念物 根尾谷淡墨ザクラ
テンネンキネンブツネオダニウスズミザクラ
【奈良県】1本で何万人をも惹きつけるシダレザクラ「本郷の瀧桜(又兵衛桜)」

普段は静かな本郷が桜の咲く頃、多くの人でにぎわいます。幹周3m、高さ13mで大きく枝を広げたシダレザクラは、樹齢300年ともいわれる見事な桜で、地元では武将・後藤又兵衛の伝説にちなみ「又兵衛桜」とも呼ばれています。
■見頃
2025年4月上旬~2025年4月中旬(予定)■料金
無料(維持管理協力金100円)本郷の瀧桜(又兵衛桜)
ホンゴウノタキザクラマタベエザクラ
【岩手県】残雪の残る岩手山を背景に桜並木が続く「小岩井農場」

撮影地:小岩井農場
岩手山のふもとに広がる広大な小岩井農場。観光エリア「まきば園」の西方では「小岩井農場の一本桜」と呼ばれ親しまれているエドヒガンが春を告げるように咲き誇ります。牛舎入口に続く桜並木と牛舎に咲くおよそ90本の桜は、4月下旬頃に見頃を迎えます。
■見頃
2025年4月下旬■料金
まきば園入場料大人800円・小人300円・ペット(犬)500円※一本桜はまきば園の外のため入場料不要小岩井農場
コイワイノウジョウ
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