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2024.02.17
【2024年】雄大に咲き誇る全国の一本桜13選。樹齢千年を超える古木や伝説の名木も
本格的な春を迎えるのも、もうすぐですね。 春といえばお花見。はかなげで美しい桜は、人々の心をひきつけてやまない春の象徴です。 今回は樹齢千年を超える古木や伝説が残る名木など、大きく枝を広げて咲き誇る一本桜を例年の見頃の時期と併せてまとめてご紹介します。 今年の桜の開花予想は、3月19日頃に高知、その後は九州から関東まで多くの場所で始まる見込みです。冬の厳しい雪や寒さに耐え、花を咲かせる一本桜の優美な姿は、勇気や前向きな気持ちを与えてくれそうです。 メイン画像撮影地:小岩井農場
【福島県】滝のように枝を垂らす鮮やかなベニシダレザクラ「三春滝桜」
【岡山県】高さ約18m、空に向かって堂々と枝をのばす見事な巨木「醍醐桜」
【岐阜県】樹齢1500余年を誇る孤高の桜「天然記念物 根尾谷淡墨ザクラ」
【奈良県】1本で何万人をも惹きつけるシダレザクラ「本郷の瀧桜(又兵衛桜)」
【岩手県】残雪の残る岩手山を背景に桜並木が続く「小岩井農場」
【熊本県】樹齢400年余りといわれる大桜「一心行の大桜」
樹齢400年余り、幹周り約7.35m、樹高約14m、東西に21.3m、南北に約26mの大桜「一心行の大桜」。毎年見事な花を咲かせ、訪れる人を魅了しています。 2004年の台風で大枝が2本折れてしまったため、今では枝を守るための手入れや、例年満開時に行われているライトアップの明るさを控えめにするなどの対策がとられています。
【桜データ】
●一心行の大桜
見頃:2024年3月下旬~2024年4月上旬(予定)
一心行の大桜
イッシンギョウノオオザクラ
【静岡県】四方に見事に垂れ広がる枝に咲き誇る「報本寺のしだれ桜」
報本寺前庭に植えられ、樹齢は200年といわれる下田市の天然記念物「報本寺のしだれ桜」。 木の高さ約15m、枝張り約20mのシダレザクラが、白や薄紅の花をたくさんつけて咲き誇る姿は圧巻です。
【桜データ】
●報本寺のしだれ桜
見頃:2024年3月下旬~2024年4月上旬(予定)
報本寺のしだれ桜
ホウホンジノシダレザクラ
【奈良県】県内で最古・最大といわれる風格ある桜「佛隆寺千年桜」
奈良県の佛隆寺は室生寺の南門として、空海の高弟・堅恵が創建したとされる古刹。 門前には、樹齢950年以上といわれている根周り約8mもあるモチヅキザクラの古木があり、春には石段を覆うように咲き誇ります。
【桜データ】
●佛隆寺千年桜
見頃:2024年4月中旬(予定)
料金:運営協力金志納
佛隆寺千年桜
ブツリュウジセンネンザクラ
【岩手県】岩の割れ目に自生する、名物エドヒガンザクラ「石割桜」
写真提供:(公財)盛岡観光コンベンション協会
盛岡地方裁判所の前庭にある、樹齢約360年といわれるエドヒガンザクラの巨木。 周囲21mの巨大な花崗岩の狭い割れ目から生育しており、1923(大正12)年に国の天然記念物に指定されています。
【桜データ】
●石割桜
見頃:2024年4月中旬~2024年4月下旬(予定)
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