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2022.06.30
世田谷美術館で初の展覧会が開催。「こぐまちゃんとしろくまちゃん 絵本作家・わかやまけんの世界」
ロングセラーの絵本シリーズ「こぐまちゃんえほん」を描いた、絵本作家・わかやまけんの創作の全貌を紹介するはじめての展覧会が、7月2日から世田谷美術館で開催されます。 世代を超えて親しまれている、わかやまけんの多彩な創作活動の世界をのぞいてみませんか。

絵本作家、わかやまけん初の大規模展覧会

『こぐまちゃんのみずあそび』(1971年、こぐま社)より リトグラフ/こぐま社蔵
べストセラー『しろくまちゃんのほっとけーき』(1972年、こぐま社)など、世代を超えて愛される作品を手掛けた絵本作家・わかやまけん(若山 憲、1930-2015)。今回、会場では、約30冊の絵本のリトグラフと原画、雑誌の表紙原画や貴重な資料など約230点を展示。

「こぐまちゃんえほん」下絵、1970年 原画/こぐま社蔵
「こぐまちゃんえほん」シリーズは、美しい発色のために6色の特別な「こぐまちゃんインク」を、1色ずつ刷り重ねる方式で作られています。 そのため、1ページの絵のために6枚の原画が存在。展覧会では、『しろくまちゃんのほっとけーき』表紙絵の「描き分け原画」を展示し、その制作行程を紹介しています。 さらにはシリーズが発表となる前に描かれた、貴重な下絵や、絵本印刷の参考用に制作された、すべての色が一枚に刷られたリトグラフも見ることができますよ。

『きつねやまのよめいり』(1978年改訂新版、こぐま社)より リトグラフ/こぐま社蔵
また、やさしく幻想的な絵に現代社会へのメッセージを託した『きつねやまのよめいり』(1968年初版/1978年改訂新版、こぐま社)、泣き虫だけれど一生懸命な「おばけのどろんどろん」を主人公としたシリーズ(1980年-1989年、ポプラ社)、さらには日本の民話をテーマとした絵本や、詩集のための挿絵などから、わかやまけんの多彩な創作活動についても探ります。

オリジナルグッズやミュージアムショップもチェックしてみて

左:《神戸風月堂》ミニゴーフル 1,080円 右:トートバッグ 1,650円
会場特設ショップでは、展覧会オリジナルグッズを多数展開。日常で使えるステーショナリーや布雑貨が並びます。また、世田谷美術館ミュージアムショップでは「こぐまちゃんえほん」シリーズをはじめとする絵本の購入も可能。ぜひ立ち寄ってみてくださいね。

鑑賞チケットを3組6名様にプレゼント♪
世田谷美術館で開催される展覧会「こぐまちゃんとしろくまちゃん 絵本作家・わかやまけんの世界」の鑑賞チケットを3組6名様にプレゼントします。 ○「こぐまちゃんとしろくまちゃん 絵本作家・わかやまけんの世界」 [日程]2022年年7月2日(土)~9月4日(日) [会場]世田谷美術館(東京・世田谷区) ○応募締切:2022年7月8日(金) ※当選者の発表は鑑賞チケットの発送を持って、発表とさせていただきます。
応募はこちらから
こぐまちゃんとしろくまちゃん 絵本作家・わかやまけんの世界
050-5541-8600
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