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2022.09.06
冷やしてor凍らせて新感覚のおいしさに変化する焼き菓子5選
スイーツプロデューサー・磯崎 舞が、日常に寄り添うおやつから贈り物にも選びたくなる焼き菓子を紹介する連載『#焼き菓子部』。第5回目は、冷やしてor凍らせておいしい焼き菓子をご紹介します。 焼きたてや常温がおいしいイメージの焼き菓子ですが、冷やしたり凍らせると生地がしっとりとしたり、ひんやり感により甘さがあとを引かず、意外にもひと味違ったおいしさになります。人気みやげから今年の新作まで、おとりよせできる5品をピックアップ!
ハスカップの酸味がさわやかな北海道の人気みやげ
「ハスカップジュエリー 4個」1100円
北海道内に24店舗を展開する「もりもと」は、1949年に北海道千歳市に創業した和洋菓子・パンの専門店。酸味が強く独特の甘味をもった北海道を代表する果実・ハスカップを使ったハスカップジュエリーは、年間約125万個売れた実績のあるロングセラー商品です。
4つのパーツが見事なハーモニーを奏でる
その人気の理由は、クッキーとケーキの中間のようなプチ贅沢感。初夏に収穫されたハスカップを煮詰めたジャムをアクセントに、コクのあるバタークリームをサクサクした薄焼きクッキーでサンド。そして、最上質のカカオを独自にブレンドしたフランス・ヴァローナ社製クーベルチュールチョコレートを使用したチョコをコーティングしています。冷蔵庫でしっかり冷やすと、チョコレートのパリッと砕ける食感のコントラストが加わり、ハスカップのキリッとした酸味を一層感じられますよ。
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カレイの形がユニーク♪ チーズスイーツ専門店の焼き菓子
「焼き菓子詰め合わせ」12個入り4560円
東京・白金高輪にあるバスクチーズケーキ専門店「GAZTA(ガスタ)」の姉妹店として、2021年6月にオープンした「CASA DE GAZTA(カーサ デ ガスタ)」。代表の戸谷尚弘さんがスペイン・バスク地方に位置する港町ゲタリアのミシュラン星付きレストラン「エルカノ」で出合ったチーズアイスを中心に、さまざまなチーズスイーツをそろえます。
シェアをしたらユニークな見た目に会話も盛り上がること間違いなし
港町ゲタリアにオマージュを込めて作られたカレイ型のマドレーヌ「バスクレーヌ」は歯切れの良い食感で、チーズのコクやほのかに伝わる塩味がリッチな気分になります。フランス産のクリームチーズとチョコレートを使った「バスクレーヌショコラ」は、ほろ苦さも感じられる大人の味わい。常温保存の商品ですが、お好みで冷やすと噛みしめるたびにじんわり広がる風味がやみつきになります。
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CASA DE GAZTA
カーサ デ ガスタ
冷凍しても夢心地♪ 黄金比率のレーズンバターサンド
「パリパリレーズンバターサンドウィッチ」3000円
「Yume no okashi(ゆめのおかし)」は、東京・渋谷を拠点に活動をスタートしたショップ。2021年に三重県伊勢市へ拠点を移し、同年の11月にオープンしたカフェ「ALLEY LUCK(アリーラック)」に隣接した工房で生菓子や焼き菓子を作り販売しています。看板商品のレーズンバターサンドの外側をホワイトチョコでコーティングし、パリッとした食感を加えたのが「パリパリレーズンバターサンドウィッチ」。
岩塩入りのバタークリームのおかげで重さが残らない
噛みしめるとホワイトチョコがパリッと砕け、サクッほろっとしたサブレとなめらかなバタークリームが一体になり、ジューシーなレーズンからはラム酒の上品な香りが漂います。冷凍させると一層パリッとなり、バタークリームがひんやりスーッと溶ける感覚や程よくきいた塩気がクセになるおいしさですよ。
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冷やしてしっとり食べる、SNSで話題の“京ワッフル”
「夏を彩る限定BOX◆冷やして食べる京ワッフル4種」2920円
京都の三条と嵐山に店を構える「kyocafe chacha」は、バーがささったワンハンドスイーツの京ワッフル専門店。今まではレンジやオーブンで温める提案をしていましたが、冷やして食べる京ワッフルを2022年6月に新発売。チョコやアイシングがパリッと砕け、しっとりとした生地が新鮮なおいしさです。
思わず写真を撮りたくなるフォトジェニックな見た目
6月から月替りで販売していたフレーバーに加え、新商品のクッキー&クリームが入ったセットを2022年9月16日まで販売しています。フランス伝統菓子のウィークエンドシトロンから着想を得た「冷やして食べる京ワッフル〜レモン〜」、たっぷりディップしたミント風味のホワイトチョコから爽快感が伝わる「冷やして食べる京ワッフル~チョコミント~」など、それぞれ食べ比べが楽しいですよ。
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kyocafe chacha
キョウカフェ チャチャ
-23℃の冷凍熟成で驚きの食感になったバウムクーヘン
「-23℃ フローズンバウムクーヘン」2ピース 2938円
焼きたてをウリにしているバウムクーヘンもありますが、その常識のことごとく逆をいくのが株式会社アペックスハートの「-23℃ フローズンバウムクーヘン」。オンラインショップで購入すると、-23℃で7日間冷凍熟成したバウムクーヘンが冷蔵便で発送され、届いてから冷蔵庫で約3時間冷やしたら食べごろとなります。
ロゼラ小麦、よつ葉発酵バター、中沢乳業の生クリームなど選び抜いた素材で作り上げる
ドイツの伝統的な製法にならって膨張剤や安定剤には頼らず、メレンゲの作用を利用する別立て製法で丁寧に作られています。アイシングを薄くコーティングした表面はサクッ、年輪のような模様の生地はもっちり。噛み締めるほどに広がる風味や心地良い反発、ひんやりした感覚はバウムクーヘンのイメージを一新します。 季節の移り変わりを感じながらも、まだまだ日中は暑い日が続きます。ひんやり冷たい焼き菓子を食べて、気分をリフレッシュしてみてくださいね。
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株式会社アペックスハート
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スイーツプロデューサー 磯崎 舞
乳業メーカーの広報などの仕事を経て、ライターとして雑誌やwebで記事執筆のほか、百貨店の催事企画、パティシエと生産者を繋げた商品開発など“スイーツプロデューサー”として活躍。スイーツの中でも日常に寄り添って小さな幸せを与える焼き菓子に着目。年間1000個以上食べ、新たな魅力を引き出し広めている。
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