【京都】漆黒のキャンバスに萌える錦秋の秋景色「瑠璃光院」

春・夏・秋の限られた時期にだけ公開する「瑠璃光院」。寺名の瑠璃とは極楽浄土を彩る七宝のひとつ。秋になり「瑠璃の庭」が色づくと書院2階の机や床に紅葉が映り込み、さまざまな色彩が折り重なります。緑から赤のグラデーション、一面の深紅の紅葉など時期による表情の違いも魅力のひとつ。写経をしたり、お抹茶を味わったり、のんびり過ごせそう。

色彩の美しさに加え、窓から望むリアルな紅葉と幻想的な影を落とすもうひとつの紅葉のシンメトリーにも注目

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【京都】昔話のような風景が広がる「美山かやぶきの里」

京都府の中北部にある南丹市美山町。のどかな里山にかやぶき屋根の家が並ぶ、日本の原風景のような美しい景色を楽しめるのが「美山（みやま）かやぶきの里」です。 50のうち39棟がかやぶき屋根で、国の「重要伝統的建造物群保存地区」にも登録。ほとんどが民家で、庭や田畑、道端の草などは住民みずから手入れしています。カフェや宿泊施設、民俗資料館もあるので、大切に受け継がれる暮らしも感じながら過ごしましょう。

【滋賀】国宝と紅葉が競演する紫式部ゆかりの古刹「石山寺」

琵琶湖から流れ出る唯一の川、瀬田川のほとりにある「石山寺（いしやまでら）」。紫式部や清少納言、和泉式部などが訪れ、『源氏物語』の始まりとなった場所とも伝わります。 桜や紅葉など四季折々の花木と、国宝の多宝塔や本堂も含む建造物、大岩などの対比が見事なこちら。例年、11月中旬から末にかけて2000本のモミジが鮮やかに色づき、ライトアップイベントも開催されます（2025年は11月14日～30日）。

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【滋賀】今だけのお楽しみも♪「比叡山延暦寺」

比叡山山中の1700haもの広さを持ち、約100の堂宇が点在する天台宗の寺院「比叡山延暦寺（ひえいざんえんりゃくじ）」。例年、平地よりひと足早い10月下旬～11月中旬にモミジやカエデが紅葉の見頃を迎え、京都の街並みや琵琶湖の眺めとともに楽しめます。 2025年11月1日〜24日は横川地域（奥比叡ドライブウェイ横川駐車場）で「比叡のもみじ祭り」を開催。2027年までの国宝・根本中堂の改修見学など、訪れたい催しが目白押しです。

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