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2022.11.03
イギリス伝統の喫茶文化「クリームティー」で優雅なティータイムを♪紅茶とスコーン専門店「TEA ROOM KIKI 日比谷」
東京ミッドタウン日比谷にある「TEA ROOM KIKI 日比谷」は、イギリスの喫茶文化が体験できる紅茶とスコーン専門店。自家製の英国伝統菓子・スコーンやアフタヌーンティーセットを約20種類の豊富な紅茶と一緒に楽しむことができます。ゆったりしたカウンター席で、優雅なティータイムを過ごしてみませんか。
「クリームティー」文化を伝える、紅茶とスコーン専門店
嵐山本店と大阪店に続き、3店舗目の日比谷は2022年3月にオープン
JR有楽町駅から徒歩5分。自然豊かな皇居や日比谷公園があり、銀座駅も近いことからショッピングも便利な日比谷エリア。紅茶とスコーン専門店「TEA ROOM KIKI 日比谷」は、複合商業ビル「東京ミッドタウン日比谷」地下1階のレストラン&フードフロアにあります。
季節限定の自家製スコーンは数量限定
入口からすぐの場所には、自宅でも楽しめる紅茶や自家製スコーンなどが販売するショップがあります。ずらりと並んでいる紅茶缶の中身は使いやすいティーバッグ。2種類選ぶと専用のギフトボックスに入れていただけます。 宝石箱のようなかわいいクッキー缶に入っている「KIKI's クッキーコレクション」や、人気のフレーバーが詰め合わせられたティーアソートなども人気です。
カウンター席は80分の時間交代制。webサイトから予約を受け付けている
店内は中央のカウンター9席のみ。料理や紅茶の進み具合を目の前で確認しながら、淹れたての温かい紅茶をすぐに提供できるようにあえてカウンターのみにしているのだそう。席からは、スタッフさんがカウンターの中央で高い位置から急須にお湯を注ぎながら紅茶を作るパフォーマンスを見学することができます。
月替わりのアフタヌーンティーセット
「11月限定KIKI’s アフタヌーンティーセット」(4235円)
おしゃれなティースタンドで提供されるアフタヌーンティーセットは、夕方のお茶会をイメージしたイギリスの喫茶文化のひとつ。1名様から利用できる「KIKI’s アフタヌーンティーセット」は毎月内容がかわり、11月は和栗やさつまいもなど、秋の味覚を味わえるスイーツが揃います。 1段目が月替わりのスイーツ、2段目がクラシックの自家製スコーンと自家製クロテッドクリーム&ジャムのクリームティー、3段目が定番のセイボリーになっており、クリームティーは季節限定のスコーンになることも。
1段目は月替わりのスイーツがワンプレートに。内容は仕入れ状況により変更する場合がある
1段目は月替わりのスイーツがワンプレートに並びます。11月は、洋梨のミルフィーユ、蘭王カスタードのプチシュー、和栗のモンブラン、さつまいものムースケーキ、キャラメルナッツのパンナコッタ、自家製キャラメルソース、ショコラテリーヌ、コマドリのサブレブルトン。フルーツは、洋梨、ラズベリー、ブルーベリーなど仕入れ状況により内容が変わる時があります。
左:「和栗のモンブラン」、右上:「さつまいものムースケーキ」、右下:「キャラメルナッツのパンナコッタ、自家製キャラメルソース」
特にザクザクのタルト生地にマロンクリームがたっぷりのった「和栗のモンブラン」とさつまいもを練りこんだ「さつまいものムースケーキ」は、秋の味覚が味わえるスイーツ。そのほか「キャラメルナッツのパンナコッタ、自家製キャラメルソース」は、キャラメルナッツの茶葉を煮出して作ったパンナコッタとホイップクリームで、プルンとした食感と紅茶の濃厚な甘みを楽しめます。
セイボリー:サラダ、キッシュ、ローストビーフのサンドウィッチ
3段目は、自家製のキッシュにローストビーフのサンドウィッチ、発酵玉ねぎとりんごのドレッシングがかかっているサラダのセイボリーが3種類。ちょっとずつ、甘いスイーツの合間に食べたいですね。
すべてのメニューに「ティーフリー」がセット
紅茶が飲み終わるころ新しい種類のフレーバーを淹れてくれる
すべてのメニューに「ティーフリー」が付いており、紅茶の産地スリランカで採れるセイロンティーを中心に、ダージリンなどのブラックティーやフレーバーティー、ハーブティーなど、20種以上の茶葉からスタッフさんが選んだ温かい紅茶を楽しむことができます。 時間のあいだは何杯でも飲むことができるため、中には10杯以上飲む方もいるのだとか。その場でサーブされる淹れたての紅茶の味を堪能して、自分だけの好きなフレーバーを見つけてみてはいかが。
イギリススタイルの「クリームティー」
「KIKI’ s クリームティー」(2057円)
イギリス伝統の喫茶習慣である「クリームティー」の文化を伝えたい想いから、 TEA ROOM KIKIでは自家製のスコーンと一緒にティーフリーで紅茶を楽しむことができます。看板メニューの「KIKI’ s クリームティー」は、スコーン2個にクロテッドクリーム、ラズベリージャムが添えられます。 濃厚なクロテッドクリームは岡山県産ジャージークリームで作っており、口の中でホロホロとこぼれる甘いスコーンは国産小麦粉を使用。スコーンは、2つのうち1つを「アールグレイ・スコーン」または「季節限定のスコーン」(+72円)に変えることができるので、その日の気分で選んでみて。
ヴィクトリア女王が愛した ヴィクトリアケーキ
「KIKI’s ヴィクトリア・サンドウィッチケーキ」(1936円)
英国のティータイムでおもてなしのスイーツとして馴染み深いヴィクトリアケーキは、バターがふわりと香るスポンジケーキに、ラズベリージャムを挟んだシンプルなケーキ。TEA ROOM KIKIでは、自家製ラズベリージャムとマスカルポーネクリームをたっぷりと挟んで、ティアラのようにかわいらしくラズベリーをのせておめかししています。 ひとくち頬張ると笑顔がほころぶ特別なケーキを、紅茶と一緒に召し上がれ。
1日15食限定のランチメニュー
「クリームティー+スモークサーモンのサンドウィッチ」(2420円)
3種類のサンドウィッチから選べるランチメニューは1日15食限定。鶏むね肉とキャロットラペのサンドウィッチ、ローストビーフのサンドウィッチがある中、おすすめは「クリームティー+スモークサーモンのサンドウィッチ」。3種類ともにクリームティーとティーフリーが付いてきます。
鮮やかな色でプリッとした歯ごたえのサーモンにジューシーなオレンジの酸味がアクセントになりさっぱりと食べられる
サンドウィッチは、スモークサーモンときゅうり、オレンジをパンで挟んでおり、塩気のあるサーモンとフルーティーなオレンジの相性は抜群。ほうれん草ぎっしりで卵のコクがたまらない自家製キッシュと自家製ドレッシングのサラダがついて栄養もたっぷり。もちろん自慢のスコーンもご一緒に。ティーフリーの紅茶とともに、ちょっぴり贅沢なランチタイムを過ごしてみてはいかがでしょう。
アフタヌーンティーセットのセイボリーでも提供している自家製キッシュとサラダ
イギリスの老舗陶器ブランド「バーレイ」
優美な絵柄を愛でながら豊富な紅茶を楽しめる
クラシカルで温かみがあるプレートやカップソーサー、ティーポットなどは、170年の歴史を持つイギリスの陶器ブランド「バーレイ」を使用。掠れやムラも風合いとして楽しめるのがバーレイの魅力です。 日比谷店は銀座にありながら、一歩店内に入るとシックで落ち着いた雰囲気。ゆるやかに流れるBGMに耳を傾けながら都会の喧騒を離れて、優雅なティータイムを過ごしてみてくださいね。
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TEA ROOM KIKI 紅茶&スコーン専門店 日比谷
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南森エレナ
Writer
スイーツコンシェルジュ 南森エレナ
テレビ局や大手旅行会社などの勤務を経て雑誌やwebで執筆するライター。カフェめぐりと旅行が趣味
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