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2026.01.05
東京駅近くの名建築へ♪重要文化財・明治生命館がカフェを併設してリニューアルオープン「明治安田CAFE 丸の内」
東京・丸の内にある昭和の建造物として初めて国の重要文化財に指定された「明治生命館」が11月22日(土)にリニューアルオープン。昭和初期の貴重な未公開資料を新たに展示するほか、1階にカフェを新設。重要文化財の空間でゆっくりとくつろぎながら、食事やスイーツを楽しめます。観光やショッピングの合間に、丸の内エリアの文化発信拠点として生まれ変わった「明治生命館」に寄ってみてくださいね。
歴史ある明治生命館がリニューアル

皇居に面して建っておりコリント式列柱が並ぶ壮麗な外観で知られている
JR東京駅・丸の内南口より徒歩5分。明治生命館は1934年に竣工された丸の内を代表する歴史的建築物。国の重要文化財に指定されており、これまで竣工当時の姿のまま保存や修復を行い、現在もオフィスビルとして活用されています。そんな明治生命館が1階・2階の展示エリアを拡充。11月22日(土)にリニューアルオープンしました。

優雅で華麗な装飾のコリント形式の列柱
ゆっくりつくろげるカフェを併設

明治安田CAFE 丸の内の内観
館内は天井が高く、中央のガラス窓からやわらかな光が差し込み明るくて開放的な空間が広がっています。吹抜内の柱は全部で26本あり、イタリア産の大理石が使用されています。リニューアル前までは、明治安田生命保険の店頭営業室として使用されていた1階は、「明治安田CAFE 丸の内」を併設。重要文化財の趣ある空間でゆっくりと食事やスイーツを楽しむことができます。

全60席座り心地の良いソファが設置されている

「アトランティックサーモンサンドイッチ」(1500円)
歴史的建造物の重厚で品格がある空間の中で、素材にこだわった軽食メニューや季節のスイーツ、アフタヌーンティーを楽しめます。食事はこだわりの具材が詰まったサンドイッチや和牛のハヤシライスなどお腹を満たすメニューがそろいます。 「アトランティックサーモンサンドイッチ」は、食パンにノルウェー産のアトランティックサーモンとじゃがいものサラダをサンド。パンの上にもサーモンがトッピングされており、しっとりした食感と旨みが存分に味わえます。好みでレモンを絞って召し上がれ。

「モンブラン」(1200円)
パティシエ手作りのスイーツも豊富にそろっており、ケーキは、モンブラン、ショートケーキ、チョコレートケーキ、チーズケーキ、季節のケーキから選べます。ケーキの中で迷ったらぷっくりと見た目もかわいい「モンブラン」がおすすめ。 やさしい甘さのモンブランクリームの中には、濃厚なモンブランクリームとカスタードクリームが層になっています。ケーキには、口の中の甘さをリセットする塩昆布が添えられているので、合間に食べて口直しをしても。

「ショートケーキ」(1200円)

「苺づくしのパフェ」(2500円)※季節・数量限定
パフェは、季節限定と通年販売の2種類があり、季節のパフェは現在は苺。一番おいしい時期の苺をパフェの上から下までふんだんに使用しており、バニラアイスクリームと自家製ストロベリーアイスクリームとの相性は抜群。春頃まで販売を予定しています。 「キャラメルチョコのパフェ」は、自家製のキャラメルアイスクリームにキャラメルクリーム、クランチチョコ、濃厚な黒ごま入りのチョコレートソースがアクセントに。グラスの中にはベルガモットとアールグレイの紅茶で作ったジュレが入っており、紅茶の華やかな香りとキャラメルのコク深い甘さが調和して、贅沢な味わいです。

「キャラメルチョコのパフェ」(2200円)※通年販売

「ブルーマウンテンブレンドコーヒー(HOT)」(1000円)
ケーキやパフェにはぜひコーヒーを合わせてみて。「ブルーマウンテンブレンドコーヒー」は、ブルーマウンテンのほかにブラジルとペルーの豆をブレンドしているコーヒーです。ブラジルのコクと苦み、ペルーの甘みが調和して飲んだ後のキレが良く、初めてコーヒーを飲む方でも飲みやすい味わいになっています。 スイーツには(+800円)で好きなドリンクを付けることができるので、ぜひブルーマウンテンブレンドコーヒーを選んでみてはいかが。

「ファーストフラッシュダージリンティー(HOT)」(1200円)
明治安田カフェ 丸の内
メイジヤスダカフェ マルノウチ
明治生命館 重要文化財 一般公開(1階)

1階エリアに展示されている創設当時の建物模型
今回のリニューアルでは、2階のみだった展示エリアを1・2階に拡充し、未公開史料を公開。1階にはカフェが併設されたほかに、明治生命館の歴史展示や建物模型、映像コンテンツなど明治生命館の歴史的価値や物語に触れることができます。
明治生命館 重要文化財 一般公開(2階)

2階回廊の柱の建築様式はイオニア式
従来一般公開されている2階の展示エリアも見どころ満載。会議室や応接室、食堂など文化的価値の高い諸室を自由に見学できます。2階の回廊からは、1階では小さく見えていた天井や柱のデザインを近くに見ることができます。 天井は漆喰と石膏で作られており、吹き抜けの中央部に設置された天窓の周囲には、八角形と小さな正方形のくぼみがあり、八角形の中には石膏で造られたロゼット(丸い花飾り)が施されています。

2階の回廊から見たカフェ

「南西隅応接室」
ゲストをもてなす「南西隅応接室」は、スパニッシュ様式の華やかなデザインを採用。明治生命館の家具は、インテリアデザイナーの梶田恵さんがデザインしており、各部屋の雰囲気や特徴に合わせてスパニッシュ様式、イギリス様式、ルネサンス様式などさまざまな西洋古典様式を用いています。 「南西隅応接室」に設置されている家具の製作は、梶田さんの工房で手掛けているのだそう。そのほか、1階ロビーの長椅子やカーテン、絨毯などインテリア全般もデザインしたと考えられています。

「南西隅応接室の家具」左:ネストテーブル、右:円形花台

対日理事会の舞台になった「会議室」
一際大きく厳格な雰囲気の「会議室」も見どころのひとつ。明治生命館は終戦後、連合国軍最高司令官総司令部(GHQ)に接収されていました。アメリカ極東空軍司令部が置かれ対日理事会の会場として使用されていたことがあり、ダグラス・マッカーサー元帥も出席し演説を行ったといわれています。

館内の時計は創業当時からダイナモ時計。すべてマスター時計と繋がっており同じ時を刻んでいる

「階段」
1階と2階の回廊をつなぐ美しい階段にも注目してみてください。手すりや壁に至るまで大理石が敷き詰められており、壁にはイタリア産大理石、階段のステップにはフランス産大理石が使用されています。踊り場に見えるアーチ型の窓を縁取る装飾も必見です。まるでレースのように繊細で窓の間から差し込む光は、周りの空間をやさしく包み込んでいます。
お菓子の詰め合わせや食器などのお土産

右下:マロングラッセやゴーブレットなどのお菓子は親しい方への贈り物にも最適
1階には明治生命館のクリアファイルや、カフェでも使用している佐賀県にある有田焼の老舗「香蘭社」のプレート、染ぶどうがデザインされたカップ・ソーサー、お菓子の詰め合わせなどが販売されています。明治生命館に訪れた記念に購入してみてはいかが。
見どころ満載の明治生命館

歴史や建築、装飾的など見どころ満載の「明治生命館」。時代とともに歩んできた足跡について、資料展示や映像を通して知識を深めることができます。東京駅からも徒歩圏内。観光やショッピングの合間、散策の途中に寄ってみてはいかがでしょうか。

明治生命館
メイジセイメイカン
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撮影:南森エレナ
Writer
スイーツコンシェルジュ 南森エレナ

テレビ局や大手旅行会社などの勤務を経て雑誌やwebで執筆するライター。カフェめぐりと旅行が趣味
【連載】東京カフェ・スイーツニュース

日本スイーツ協会認定のスイーツコンシェルジュ南森エレナさんがいま気になる東京のカフェ・スイーツをご紹介。心躍る見た目はもちろん、味もお墨付きのキュートなスイーツをめしあがれ♪
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