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2023.02.28
伝統工芸が今も息づく盛岡で、ていねいな手仕事から生まれた“一生モノ”を探して
南部藩の頃から伝わる伝統工芸が今も息づく盛岡。民藝運動の提唱者・柳宗悦が訪れた際 「岩手県は民芸品の宝庫だ」と言ったそう。 南部鉄器、漆器、型染め、羊毛の織物など、城下町に伝わる伝統の技をモダンにアレンジした、ていねいな手仕事の数々。盛岡には、心動かす品々との出会いがあります。
手織りが生み出すぬくもり「中村工房」

羊毛そのものの色を生かしたムカデマフラー19800円〜
1919(大正8)年創業、一貫した手作業で作られるホームスパン(毛織物)の工房。マフラーやストール、帽子、バッグなど、遊び心あふれる色や形のデザイン性の高いアイテムは、手織りならではのやわらかさが魅力です。

ホームスパンのアイテムはほぼ一点物。花のブローチ(1個)880円
中村工房
ナカムラコウボウ
日常使いの漆器「うるみ工芸」

浄法寺椀13200円など、形もさまざまの椀がそろう
1200年の歴史を持つ浄法寺塗(じょうぼうじぬり)は、マットな質感が特徴。それは上質な漆の証明でもあり、使い込むほどに艶が増していきます。お椀ひとつにしても多彩な形がそろっているので、自分の手になじみのよいものを選ぶことができます。

箸やスプーンなど日常に取り入れやすい小物も
うるみ工芸
ウルミコウゲイ
食卓を彩るカラフルな鉄器「岩鋳鉄器館」

ポップなカラーリングが愛らしい急須各13200円〜
鉄瓶や風鈴など定番のほか、目にも鮮やかな色の急須など、現代のキッチンにも使い勝手のよいオリジナルアイテムを豊富に取りそろえています。製造工場を併設した館内には、職人技を間近に見学できるコーナーを常設しています。

煮込み料理にぴったりのクロコキャセロール(浅)11000円(深)14300円
岩鋳鉄器館
イワチュウテッキカン
南部古代型染を今に伝える「蛭子屋 小野染彩所」

多彩な柄の中からお気に入りを探して。名刺入れ(革)各4180円
型彫りから仕上げまで全工程を工房内で行なう南部古代型染は、独自に発展した華やかな柄が特徴。南部藩の家紋の向鶴をはじめ、千羽千鳥、萩など、その数は500種類にも及びます。反物、バッグ、布小物など品数も豊富です。

豊富な品ぞろえについつい目移り
蛭子屋 小野染彩所
エビスヤオノセンサイショ
盛岡の伝統工芸はいかがでしたか?ていねいな手仕事から生まれた“一生モノ”を、ぜひ探してくださいね。

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