店主のお菓子作りへの愛が詰まったお店

木のあたたかみに癒される素敵な空間

JR大津駅から歩いて3分ほど。築100年ほどの町家をリノベーションしたショールーム「大津百町スタジオ」の一角にお店があります。 「菓子やサザナミ」は店主のchiyoさんが1人で営むカフェ。ひと月に10日ほどの営業ながら、chiyoさんが作るお菓子を楽しみにたくさんの人が訪れます。 町家ならではの良さを残した和の趣を感じる店内には、テーブルや椅子、照明などおしゃれな北欧家具が置かれており、ゆったりと落ち着くような空間です。

店主のchiyoさん

小さな頃からお菓子やパンを作るのが好きだったというchiyoさん。大人になってからも歯科衛生士として働きながら趣味でお菓子作りを続けていた中、製菓材料を扱う会社がレシピ開発などを行うオフィシャルパートナーを募集していることを知り応募。パートナーに選ばれたことがきっかけとなり、レシピ開発やお菓子教室の開催などの活動を本格的に行うようになり、2021年10月にカフェ「菓子やサザナミ」をオープンしました。

こだわりのアレンジが光るお菓子

「レモンのシフォンケーキ」600円

基本的にお菓子は月ごとにラインナップが変わります。chiyoさんならではの視点や工夫を取り入れながらていねいに作られており、訪れるたびにさまざまな味を堪能できます。 ふわふわで軽い口当たりが魅力のシフォンケーキは、生地のフレーバーや生クリームなどのトッピングなど、毎月その時々に合わせたアレンジで提供されます。桜や栗など季節のおいしいものを使ったり、夏はさっぱり、冬は濃厚な味わいに仕上げるなど、毎月訪れるのが楽しみになりそうです。

「ナッツプリン」500円

プリンも毎月提供されているメニューのひとつ。ヘーゼルナッツのペーストを使いオーブンで焼き上げた、なめらかな舌触りがたまらないプリンをはじめ、抹茶やコーヒーといった多彩なフレーバーが限定で登場します。 また、蒸し方や焼き方などもメニューによって変えているのもポイント。懐かしさを感じるシンプルなプリンや、イタリアンプリン、焼きプリンなど、月ごとにさまざまな趣向を凝らしています。

「生カヌレ」500円

流行のものも取り入れたいという思いから、多彩なお菓子が続々と登場します。カヌレは食感のコントラストにこだわったそうで、外はカリッと中はむっちりを楽しめるように焼き上げられています。中には生クリームが入っており、まろやかでクリーミーな味わいがアクセントになっています。 ほかにも、マスカット、りんご、バニラ、ラベンダーをブレンドしたオリジナルの紅茶をはじめ、こだわりの詰まったドリンクも注目したいポイント。一緒にいただくと、ちょっぴり贅沢な気持ちになれそうです。

焼菓子のテイクアウトもおすすめ

ちょっとした手みやげにも喜ばれそうな焼菓子

店頭にはタルトやマフィン、フィナンシェなどの焼菓子も並び、テイクアウトも可能。ほどよい甘さや素朴な味わいで、おうち時間も癒されそうです。 イートインやテイクアウトでこだわりのお菓子を楽しめる「菓子やサザナミ」。営業日やお菓子のラインナップはインスタグラムにアップされるので、ぜひチェックを。