【奈良】古墳と花の公園に河津桜が咲く「県営馬見丘陵公園」

奈良県西部の広陵町・河合町にまたがり、国内有数の古墳群と豊かな自然を生かして整備された都市公園「県営馬見（うまみ）丘陵公園」。広大な園地は4エリアに分かれ、丘陵の自然や古墳を学べる「公園館」や、丘にのぼれる「ナガレ山古墳」などお楽しみも満載です。 四季折々の花木の名所としても愛されるこちら。国の特別史跡に指定されている「巣山古墳」に隣接する「春まちの丘」は河津桜が植えられ、早めのお花見をゆったり楽しめます。

【滋賀】朱塗りの楼門と桜の競演もすてき♪「近江神宮」

大津市中心部に近い琵琶湖の西岸、大津京跡付近にある「近江神宮」。大化の改新を主導して大津に都を定め天智天皇を祀る神社です。展示天皇がつくった日本初の漏刻（水時計）にちなんだ博物館や、百人一首かるたの名人戦が行われることでも有名です。 さまざまな桜が咲くこちら。楼門に映える河津桜（写真）を皮切りに、寒緋桜やソメイヨシノ、ヤエザクラ、シダレザクラなどを、例年、3月はじめから4月半ばまで楽しめます。

【京都】桜めぐりのスタートにも♪　「淀水路の河津桜」

宇治川・桂川・木津川が合流する河川交通の要衝として栄えた伏見・淀。「淀緑地」に約300本、そのうち約200本が水路沿いの1.1kmにわたって並ぶ河津桜の名所があります。 2002年に伊豆から取り寄せた2本を始まりに、地元の人が守ってきた河津桜。多くが2月に咲きますが、1月に咲くこともある早咲きから3月下旬が見頃の遅咲きまであります。開花期間が長い品種であり、個体や場所によって少しずつ期も異なるので、ゆっくり楽しめます。