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2023.04.19
【伊豆1泊2日】富士山絶景、古民家カフェ、レトロモダンな森のリゾートへ
富士山の絶景、新鮮な海の幸グルメ、温泉など、見どころいっぱいの伊豆。伊豆の玄関口・伊豆長岡駅までは、東京駅から特急で約2時間で訪れることができます。 こちらの記事では「ことりっぷ伊豆」や「ことりっぷWEB」で紹介したスポットの中から、伊豆長岡~修善寺~天城~西伊豆への小さな旅にぴったりのおすすめプランをご紹介します。伊豆をめぐる際は参考にしてくださいね。
【1日目】まずは富士山や駿河湾を一望できる絶景スポット「伊豆パノラマパーク 碧テラス」へ
修善寺「松葉茶屋」で、山の幸たっぷりランチ
温泉街にあるギフトショップ&デザインスタジオ「修善寺 燕舎」でおみやげを
伊豆の小京都・修善寺温泉街をおさんぽ
やさしい味わいの抹茶や甘味に癒やされる古民家カフェ「茶庵 芙蓉」
【1日目】まずは富士山や駿河湾を一望できる絶景スポット「伊豆パノラマパーク 碧テラス」へ
山頂まではロープウェイで空中散歩。車窓から伊豆の街並みを一望できる
伊豆半島の中央部に位置する「伊豆パノラマパーク」へは、伊豆長岡ICからすぐ。公共交通機関の場合は、伊豆箱根鉄道・伊豆長岡駅からバスで15分ほど。 絶景が楽しめる展望広場「碧テラス」は、標高452mの葛城山の山頂に広がっており、山麓からロープウェイに乗って約7分でアクセスできます。
沼津市街や駿河湾、富士山が見渡せる
「碧テラス」には、水盤を使った展望デッキの周囲に自由に座ってくつろげるソファやベンチなどがあって、目の前に広がる雄大な景色を心ゆくまでのんびりと眺めることができます。
三色おはぎ650円、ぐり茶450円
絶景を眺めながら、地元・静岡産のお茶や甘味、うどんなどの軽食が味わえる「かつらぎ茶寮」も人気のスポットです。 誰にも邪魔されず、静かに絶景を堪能したいなら、個室感覚でのんびりとくつろげる「プライベートガゼボ」を利用しては? 木々の間に設えたツリーハウスのようなデイベッドに寝転がって富士山を眺める、ぜいたくな体験が叶えられます。
「かつらぎ茶寮」のプライベートガゼボは完全予約制。45分3000円〜(5名まで利用可)
「伊豆パノラマパーク 碧テラス」の記事はこちら
伊豆パノラマパーク
いずパノラマパーク
修善寺「松葉茶屋」で、山の幸たっぷりランチ
源氏釜めし膳 頼家・山菜釜めし膳1958円
歴史ある温泉地・修善寺に移動。修善寺は伊豆の小京都とも呼ばれ、鎌倉幕府ゆかりの史跡も点在しています。和の風情あふれる修善寺のごはんは、和も洋も充実しています。 創業50余年の老舗「松葉茶屋」では、修善寺自然公園の緑を眺めながら、豪華で味わい深い釜めしをいただけます。 釜めしは炊き上がりに30分ほどかかるため、事前に連絡してからの来店がおすすめ。
開放感のあるお座敷で景色も楽しめる
「修善寺名物ランチ&おみやげ7選」の記事はこちら
松葉茶屋
マツバヂャヤ
温泉街にあるギフトショップ&デザインスタジオ「修善寺 燕舎」でおみやげを
温泉街の風情ある街並みに溶け込むレトロな外観
修善寺温泉バス停近くにある「修善寺 燕舎」。温泉街に古くからある建物をリフォームしたというお店の外観は、温泉街のノスタルジックな雰囲気にぴったり。 ガラスの扉を開けると、店内にはオリジナルデザインのおみやげものや、地元在住の作家さんが手がけた器や布小物など、旅の思い出に持ち帰りたいアイテムの数々が並んでいます。
「修善寺温泉 自宅湯ノ素」220円
おすすめは、修善寺で生まれ育ったデザイナーの勝野美葉子さんがデザインした燕舎オリジナルアイテムの数々です。 定番商品の「修善寺温泉 自宅湯ノ素」は修善寺温泉の温泉水を配合した入浴剤。ほのかなヒノキの香りと、竹林の小径をイメージしたというやわらかな緑の色合いが、自宅でのバスタイムを温泉気分にしてくれそうです。 レトロな風合いが目を引くパッケージには、伊豆最古の温泉として有名な「独鈷の湯」が描かれていて、おみやげにもぴったりですよ。
愛らしい表情にほっこりする「だるまっ子」4500円
また修善寺みやげとして、注目を集めているのが絵付木彫りの木工クラフト「だるまっ子」です。修善寺はだるま山の麓に位置することから、地元の子どもたちは「だるまっ子」と呼ばれるのだそう。 そのことに由来し、伊豆在住の木工作家やイラストレーターと協力して、キュートなオリジナルだるまを製作。伊豆の間伐材を活用しているので、地元の森林保護にも繋がっています。
「修善寺 燕舎」の記事はこちら
修善寺 燕舎
シュゼンジツバメシャ
伊豆の小京都・修善寺温泉街をおさんぽ
(左)緑に映える「桂橋」。結ばれ橋とも呼ばれる恋愛成就スポットのひとつ (右上)「桂橋」と「河原湯」を結ぶ桂川沿いの小径 (右下)道端の季節の花が郷愁を誘う
しっとりと美しい「竹林の小径」。途中の「ギャラリーしゅぜんじ回廊」には修善寺の四季の写真などを展示
開湯1200年の歴史ある湯の街、修善寺。温泉街の主な見どころは桂川沿いに集中していますが、路地裏まで足をのばすと源氏ゆかりの旧跡や昔懐かしい遊技場などもあり、奥深く楽しめます。
修禅寺
シュゼンジ
やさしい味わいの抹茶や甘味に癒やされる古民家カフェ「茶庵 芙蓉」
(左)趣ある門をくぐって中へ(右)呼び鈴代わりの銅鑼
修善寺温泉の中心にある名刹、福知山修禅寺に近い高台にひっそりとたたずむ「茶庵 芙蓉」。 明治時代に建てられた古民家を利用した和みの空間で、手作りの甘味や抹茶が味わえるとっておきのお店です。
緑の庭の向こうに、修善寺の山並みが広がる
入り口で銅鑼を鳴らし、玄関で靴を脱いで畳敷きのお座敷へ。 窓越しに修善寺の山々を望む店内では、観光客でにぎわう温泉街の喧騒から離れ、静かなひとときを過ごすことができます。
抹茶(季節の上生菓子付き)930円
風情ある店内で味わえるのは、おしるこや白玉あずき、くずきりといった和甘味の数々。どれも控えめな甘さの上品な味わいで、まろやかで旨みのある抹茶との相性が抜群です。 芸術的なビジュアルの上生菓子は、沼津にある老舗和菓子店で季節ごとに作ってもらっているのだそう。季節を表現した上生菓子やアンティークな抹茶茶碗の美しさは見ているだけで癒されます。
「茶庵 芙蓉」の記事はこちら
茶庵 芙蓉
チャアンフヨウ
クラシカルな空間と極上の温泉「東府やResort&Spa-Izu」でお泊まり
伊豆半島の中心地、修善寺駅から車で約20分。 伊豆最古の温泉地・吉奈温泉に佇む「東府やResort&Spa-Izu」は、400年の歴史ある老舗旅館をモダンにリニューアルした和のリゾート。 36000坪の広大な敷地には、客室、温泉、お食事処、カフェなどが点在。川のせせらぎを聞きながら、クラシカルな空間とともに極上の温泉を楽しめます。
西館「川沿いの温泉半露天風呂付き 和洋室」
「川沿いの温泉半露天風呂付き 和洋室」は、川沿いの贅沢なロケーションと72平米のゆとりある客室が魅力です。 竹林に包まれた半露天風呂に浸かっていると、ゆるゆると心がほぐれていくよう。
クラシカルなカフェでフリードリンクを
木造2階建ての味のある外観
宿泊棟から少し歩くと、レトロモダンな建物「大正館 芳泉」が姿を現します。 こちらは大正時代末期に建てられたもので、かつて明電舎の会長が別荘として使っていました。現在は、大正時代の雰囲気を大切に守り継ぎながら、1階部分をカフェとして開放しています。
アール・デコ様式を取り入れたモダンな内装
中は、和洋融合したノスタルジックな空間。左右2ヶ所に雰囲気の異なる「ミルクホール」と「cafe Art Deco」の入口があり、席は自由に選べます。館内はどこもかしこも、レトロでかわいい!思わず目移りしてしまうほど、席を選ぶ楽しさがあります。 白と黒を基調にしたお部屋には、コーヒーや和紅茶、梅ジュース、お酒などが並び、ゲストは、すべてフリードリンクでいただくことができます。午後5時まで解放されているので、チェックイン後のひとときを過ごすにぴったりです。
あふれる大自然を体感できる、最も広い露天風呂「行基の湯」
温泉はアルカリ性単純泉で、肌に優しい美人の湯。 江戸時代には、徳川家康の側室「お万の方」が湯治に訪れ、子供を授かったことから「子宝の湯」として名を馳せてきました。そんな名湯にゆったりと身体を沈めれば、ぽかぽかと体の芯から癒してくれます。
季節の食材を使った夕食の一例
夕食には、沼津港で水揚げされる鮮魚や、三島や箱根で育った新鮮な食材がたっぷり使われます。 旬の食材で作られる料理の数々は、食材が持つ力強さを感じるいきいきとした味わいです。
「東府やResort&Spa-Izu」の記事はこちら
東府やResort&Spa-Izu
トウフヤリゾートアンドスパイズ
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