2時間のコース

降り注ぐ朝の光を浴びる明神池の神々しい姿

行きは左岸に広がる原生林を抜け、明神池を目指して。神秘的な雰囲気を堪能したら、帰りは右岸に敷かれた木道の散策路を通り、変化に富む風景を楽しみつつ河童橋へ戻りましょう。

河童橋からスタート

上高地のシンボル・河童橋が出発点。右岸、左岸のどちらのルートでも明神池にたどり着くことができます。今回は左岸コースを進みます。

小梨平

小梨平は、小梨と呼ばれるバラ科のズミの木が育つ森。6月には白く小さな花を咲かせ、あたりには甘い香りが漂います。そのほかカラマツの姿も。 カラマツの原生林には、清水川など小さな清流も見られます。

明神橋

明神橋が折り返し地点。近くの嘉門次小屋などで、ひと息ついて。 美しい梓川の清流に架かる木製の吊り橋は、2003年に架け替えられたもの。目の前にそびえる明神岳の雄大な姿は迫力満点です。

明神池

明神池は、明神岳の土砂が湧水をせき止めてできた一之池・二之池の2つからなる池で、透明度が高いと評判です。穂高神社の神域のため拝観料500円が必要です。 池にはたくさんのイワナが泳いでいます。

岳沢湿原

岳沢湿原は、河童橋から15分のところにある小さな湿原。湧水の流れにはイワナなどが泳ぎ、マガモやオシドリなどの水鳥を見ることもできます。 初夏にはレンゲツツジなどが満開に。湿地植物も豊富です。

＊　＊　＊ 河童橋～明神橋ハイキングはいかがでしたか？静けさに包まれた、森の神秘に癒されてくださいね。

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